黒澤世莉です。今日の地震は東京もけっこう揺れました。津波含めて、それほど被害が大きくならなそうなので、まずは良かったです。
でも、首都圏に大きな地震が来るのは、歴史的にも間違いないだろうから、いまいちど避難場所なsど、確認しておいたほうがよいなー、と思いました。
さて、時間堂『ローザ』11/20にチケット発売しておりまして、おかげさまで売れ行き好調です。とくに初日と千秋楽は売り切れが近いようなので、ご検討されてる方はお早めに。11/30までは早割もあってオトクです。くわしくは公演情報をチェック。
最終公演 『ローザ』公演情報
11回目の稽古。全部で29回の稽古なので、わたしの中では2回の通し稽古を終えたこの回からが中盤戦です。
なんとなく、作品の形状が見えてきたな、て前回の稽古と、それにまつわるみんなのコメントで思いました。ので、その形状を確定させようかなー、てのを中盤でやります。
形状っていうのは、たとえばスタッフワークであったり、台本の中で固めておかなきゃいかないところだったり。具体的に指定しにくいですが「今回の作品の軸になる部分」
みたいなことです。
前回の稽古の振り返りなんかをやりながら、「思いつきなら、やりたくありません」的なコメントが出てきました。
わたしはしょっちゅう思いつきを実験してしまうので、そういうのやなのかなと思ったら、聞いていくと「思いつきで本番に出るのは嫌」みたいなことでした。稽古場で思いつきを試すのはいい。良かったです。
なんでかというと、稽古場で思いつきを試すのが、私の演出家のわくわくポイントだからです。
わたしは熟慮、沈思黙考の上決断、というタイプではありません。うろうろ動き回って思いつきを試し、トライアンドエラーで良い瞬間を発掘していくタイプです。
思いつきのまま公演になったらそりゃ嫌だろうけど、思いつきで目一杯遊んだほうが、今回の形状は品質が上がるよね、て思います。し、そういう話をしました。
ある劇団員は「いっつも言うことは変わるけど、やることは同じでしょ」て言います。半分はあっているけど、半分は間違ってると思います。
あるべき演劇を作り方をしているときと、よろこびのある演劇の作り方をしているときと。自分の細胞がはっきり違います。
それが、観客にとっての演劇の品質とどう結びついているか、ていうのはまた別の話で。愛情はどちらにもそそいでますし。
ただ、私個人の健康で言えば、よろこびのある演劇をやってるほうがご機嫌ですし健康です。どんな演劇もよろこびの要素はありますが「これぞ演劇だぜ」て思える瞬間がドシドシ出てくる場がいいですね。
で、それって、シーンやってるときじゃなくて、実は振り返りのときに見えてくるもんじゃないかな、て思ってます。
この話は、また次回。
今日は作品の方針の話しをしたあと、出演者の「墓についての思い出」を演劇化していきました。もう何言ってんだか分かんないですよね。時間堂でやってるオープニングアクトやエクササイズを組み合わせてみたりして、『ローザ』のオープニングを構成してみました。
明らかな間違いとか、すげえ爆発する瞬間とがあって、やっぱ思いつきの実験は面白いです。
この日は話の時間がながかったのであんまり進まなかったんだけど、でも、大事なことが話せたので、それはそれでよかったです。
ゆっくり、でも確実に、いままでどおりで、いままで観たこともない時間堂の演劇、に近づいてってますね。過程は満足。
でも今回はやっぱり、ものすごく、いろんな部分が変わっていくだろうな、て確信しました。稽古中もそうだし、初日と楽日もぜんぜん違うだろうなって。それは芝居が成熟するとか、そういうはなしじゃなくて、たぶん、構成や構造が変わっていくと思います。
稽古を見た松本一歩くんの動画日記はこちら。
演劇が出来るのは幸せなことだなあ、て、地震がきたりすると思いますよね。出来る環境がなければ出来ませんからねえ。
●演出作品 Plays
花束で抱きしめるような体験を、あなたのために
時間堂 最終公演 『ローザ』 [12/21~30] at 十色庵 [赤羽]
http://handsomebu.blog.jp/archives/52390095.html
【ご利用受付中】静謐な演劇空間「toiroan 十色庵」
http://toiroan.tumblr.com/
【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html
でも、首都圏に大きな地震が来るのは、歴史的にも間違いないだろうから、いまいちど避難場所なsど、確認しておいたほうがよいなー、と思いました。
さて、時間堂『ローザ』11/20にチケット発売しておりまして、おかげさまで売れ行き好調です。とくに初日と千秋楽は売り切れが近いようなので、ご検討されてる方はお早めに。11/30までは早割もあってオトクです。くわしくは公演情報をチェック。
最終公演 『ローザ』公演情報
11回目の稽古。全部で29回の稽古なので、わたしの中では2回の通し稽古を終えたこの回からが中盤戦です。
なんとなく、作品の形状が見えてきたな、て前回の稽古と、それにまつわるみんなのコメントで思いました。ので、その形状を確定させようかなー、てのを中盤でやります。
形状っていうのは、たとえばスタッフワークであったり、台本の中で固めておかなきゃいかないところだったり。具体的に指定しにくいですが「今回の作品の軸になる部分」
みたいなことです。
前回の稽古の振り返りなんかをやりながら、「思いつきなら、やりたくありません」的なコメントが出てきました。
わたしはしょっちゅう思いつきを実験してしまうので、そういうのやなのかなと思ったら、聞いていくと「思いつきで本番に出るのは嫌」みたいなことでした。稽古場で思いつきを試すのはいい。良かったです。
なんでかというと、稽古場で思いつきを試すのが、私の演出家のわくわくポイントだからです。
わたしは熟慮、沈思黙考の上決断、というタイプではありません。うろうろ動き回って思いつきを試し、トライアンドエラーで良い瞬間を発掘していくタイプです。
思いつきのまま公演になったらそりゃ嫌だろうけど、思いつきで目一杯遊んだほうが、今回の形状は品質が上がるよね、て思います。し、そういう話をしました。
ある劇団員は「いっつも言うことは変わるけど、やることは同じでしょ」て言います。半分はあっているけど、半分は間違ってると思います。
あるべき演劇を作り方をしているときと、よろこびのある演劇の作り方をしているときと。自分の細胞がはっきり違います。
それが、観客にとっての演劇の品質とどう結びついているか、ていうのはまた別の話で。愛情はどちらにもそそいでますし。
ただ、私個人の健康で言えば、よろこびのある演劇をやってるほうがご機嫌ですし健康です。どんな演劇もよろこびの要素はありますが「これぞ演劇だぜ」て思える瞬間がドシドシ出てくる場がいいですね。
で、それって、シーンやってるときじゃなくて、実は振り返りのときに見えてくるもんじゃないかな、て思ってます。
この話は、また次回。
今日は作品の方針の話しをしたあと、出演者の「墓についての思い出」を演劇化していきました。もう何言ってんだか分かんないですよね。時間堂でやってるオープニングアクトやエクササイズを組み合わせてみたりして、『ローザ』のオープニングを構成してみました。
明らかな間違いとか、すげえ爆発する瞬間とがあって、やっぱ思いつきの実験は面白いです。
この日は話の時間がながかったのであんまり進まなかったんだけど、でも、大事なことが話せたので、それはそれでよかったです。
ゆっくり、でも確実に、いままでどおりで、いままで観たこともない時間堂の演劇、に近づいてってますね。過程は満足。
でも今回はやっぱり、ものすごく、いろんな部分が変わっていくだろうな、て確信しました。稽古中もそうだし、初日と楽日もぜんぜん違うだろうなって。それは芝居が成熟するとか、そういうはなしじゃなくて、たぶん、構成や構造が変わっていくと思います。
jikando@jikando松本一歩さん『ローザ』稽古を見てヒヤヒヤした話【時間堂画日記】: https://t.co/aX8skUVTvW、@YouTube
2016/11/22 22:16:51
稽古を見た松本一歩くんの動画日記はこちら。
演劇が出来るのは幸せなことだなあ、て、地震がきたりすると思いますよね。出来る環境がなければ出来ませんからねえ。
____________________おしらせ____________________
●演出作品 Plays
花束で抱きしめるような体験を、あなたのために
時間堂 最終公演 『ローザ』 [12/21~30] at 十色庵 [赤羽]
http://handsomebu.blog.jp/archives/52390095.html
【ご利用受付中】静謐な演劇空間「toiroan 十色庵」
http://toiroan.tumblr.com/
【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
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