赤鬼Tシャツを着ている黒澤世莉です。オシャレ。PLATではこんなグッズも作ってくれています。そんなの貰ったら、あがるわねえ。
ポスターとフライヤーのデザインも進んでいて、これもカッコいいやつになりそうです。PLAT主催事業はデザインワークいいんだよなあ。
さてさて、東京はおとといの夜から気温が下がってぐっと過ごしやすくなりましたが、暑かった豊橋4日間の高校生と創る「赤鬼」プレワークショップのことでも書きましょうかね。
4日目は、衣裳の及川千春さんと、音響の市来邦比古さんによるワークショップがありました。
「え、高校生と創る演劇って、そんな豪華なスタッフ陣なの」と驚きのあなた。そうなんです。豪華メンバーです。照明は榊美香さん。美術は原田愛さん。なんならわたしより豪華です。ワークショップ4日目には全員揃いまして、高校生を見守ってました。
衣裳ワークショップ、面白かったですねえ。普段は筋トレでヒイヒイ言っている高校生たちが、心から楽しそうで面白かったです。
膨大な素材と資料を持ってきてくれた及川さん。「衣裳は縫ったりしないといけない、という先入観を捨ててください」というところがかっこよかったです。実際、針を使わずに、手でさいて、結んで、織るだけで、衣裳の部品が次々と出来上がっていくさまには感心しました。
さて、それらの部品がどうなるのかは、上演を観るまでのお楽しみということで。
市来さんも、及川さんに負けない物量で楽器を持ってきてくださいました。一番手前に見えている棒はレインスティックという、雨の音の楽器です。片っ端から使い方を解説して、高校生に渡すと、これも大変な騒ぎでワイワイしていきます。昨日までのズーンとした空気が嘘のようですね。
市来さんの「相手の音をよく聞いたら、自然と呼吸があってくるよ」という指摘が印象に残っています。相手の音を聞く、というのは、俳優のやることの基本なんだなあ、と思いました。ちょうど前の日に同じことを伝えていたので、やっぱりそこですよねえと面白くなりました。
そんな東京でお金払っても受けられないような贅沢なワークショップを経て、全体の振り返りをしました。ワークショップ初日はちょっとぼんやりした印象でしたが、面構えが良くなりました。印象に残ったのはスタッフ参加のかたが「くやしい」と言っていたことです。今回は16人の出演者と、サポートするスタッフが何人かいるのですが、やはり出演者たちを見ていると、自分もやりたくなるんですね。そういう自分をなかったことにせず、一緒に作品をつくる仲間として戦っていければ、心強いなと思いました。
キャスティングを発表して、9月28日の稽古初日まで、しばしのお別れです。
「稽古初日に準備できたもので、作品の質は決まる」
というのが持論なのですが、彼らもあと一ヶ月、良い準備をしてきてくれるだろうし、わたしも負けずに準備していかないとなと思います。
豊橋の住処にも案内して頂いて、ここで一ヶ月半、いろいろな旅路を経ていくことになるようです。
ちなみに、ワークショップのあとはスタッフミーティングがありまして、ここでもいろいろ無理難題をだしてPLATのみなさんを困らせましたよと。
やーでも、楽しみだなあ「赤鬼」。みんなのさだめた「いままでのPLATの演劇の中で一番になる」という目標に向けて、がんばります。
ワークショップ情報
http://jikando.com/workshop.html
■東京
[俳優:演技集中クラス](旧・集中クラス)
9月 5日(土)6日(日)8日(火)9日(水)11日(金)
12日(土)13日(日)15日(火)16日(水)18日(金)
時間 19:00〜22:00 定休 月・木
[演技:ベーシッククラス]
8月 26日(水) 19:00〜22:00
9月 7日(月) 19:00〜22:00
9月 12日(土) 13:00〜16:00
9月 14日(月) 19:00〜22:00
9月 21日(月) 19:00〜22:00
[演技:アドバンストクラス]
8月 31日(月) 19:00〜22:00
9月 19日(土) 19:00〜22:00
[だれでも:演劇体験クラス]
8月 29日(土) 13:00〜15:00
9月 19日(土) 13:00〜15:00
黒澤世莉 (時間堂・演出家) のプロフィールはこちら
http://jikando.com/member/seri.html
【演出します】高校生と創る演劇「赤鬼」
2015/11/7~8 at 穂の国とよはし芸術劇場PLAT
http://www.toyohashi-at.jp/
時間堂がつくった、演劇をみるつくる体験する場所「toiroan 十色庵」リノベーションの記録。気軽に遊びに来て下さい
https://note.mu/jikando
ポスターとフライヤーのデザインも進んでいて、これもカッコいいやつになりそうです。PLAT主催事業はデザインワークいいんだよなあ。
さてさて、東京はおとといの夜から気温が下がってぐっと過ごしやすくなりましたが、暑かった豊橋4日間の高校生と創る「赤鬼」プレワークショップのことでも書きましょうかね。
4日目は、衣裳の及川千春さんと、音響の市来邦比古さんによるワークショップがありました。
「え、高校生と創る演劇って、そんな豪華なスタッフ陣なの」と驚きのあなた。そうなんです。豪華メンバーです。照明は榊美香さん。美術は原田愛さん。なんならわたしより豪華です。ワークショップ4日目には全員揃いまして、高校生を見守ってました。
衣裳ワークショップ、面白かったですねえ。普段は筋トレでヒイヒイ言っている高校生たちが、心から楽しそうで面白かったです。
膨大な素材と資料を持ってきてくれた及川さん。「衣裳は縫ったりしないといけない、という先入観を捨ててください」というところがかっこよかったです。実際、針を使わずに、手でさいて、結んで、織るだけで、衣裳の部品が次々と出来上がっていくさまには感心しました。
さて、それらの部品がどうなるのかは、上演を観るまでのお楽しみということで。
市来さんも、及川さんに負けない物量で楽器を持ってきてくださいました。一番手前に見えている棒はレインスティックという、雨の音の楽器です。片っ端から使い方を解説して、高校生に渡すと、これも大変な騒ぎでワイワイしていきます。昨日までのズーンとした空気が嘘のようですね。
市来さんの「相手の音をよく聞いたら、自然と呼吸があってくるよ」という指摘が印象に残っています。相手の音を聞く、というのは、俳優のやることの基本なんだなあ、と思いました。ちょうど前の日に同じことを伝えていたので、やっぱりそこですよねえと面白くなりました。
そんな東京でお金払っても受けられないような贅沢なワークショップを経て、全体の振り返りをしました。ワークショップ初日はちょっとぼんやりした印象でしたが、面構えが良くなりました。印象に残ったのはスタッフ参加のかたが「くやしい」と言っていたことです。今回は16人の出演者と、サポートするスタッフが何人かいるのですが、やはり出演者たちを見ていると、自分もやりたくなるんですね。そういう自分をなかったことにせず、一緒に作品をつくる仲間として戦っていければ、心強いなと思いました。
キャスティングを発表して、9月28日の稽古初日まで、しばしのお別れです。
「稽古初日に準備できたもので、作品の質は決まる」
というのが持論なのですが、彼らもあと一ヶ月、良い準備をしてきてくれるだろうし、わたしも負けずに準備していかないとなと思います。
豊橋の住処にも案内して頂いて、ここで一ヶ月半、いろいろな旅路を経ていくことになるようです。
ちなみに、ワークショップのあとはスタッフミーティングがありまして、ここでもいろいろ無理難題をだしてPLATのみなさんを困らせましたよと。
やーでも、楽しみだなあ「赤鬼」。みんなのさだめた「いままでのPLATの演劇の中で一番になる」という目標に向けて、がんばります。
____________________おしらせ____________________
ワークショップ情報
http://jikando.com/workshop.html
■東京
[俳優:演技集中クラス](旧・集中クラス)
9月 5日(土)6日(日)8日(火)9日(水)11日(金)
12日(土)13日(日)15日(火)16日(水)18日(金)
時間 19:00〜22:00 定休 月・木
[演技:ベーシッククラス]
8月 26日(水) 19:00〜22:00
9月 7日(月) 19:00〜22:00
9月 12日(土) 13:00〜16:00
9月 14日(月) 19:00〜22:00
9月 21日(月) 19:00〜22:00
[演技:アドバンストクラス]
8月 31日(月) 19:00〜22:00
9月 19日(土) 19:00〜22:00
[だれでも:演劇体験クラス]
8月 29日(土) 13:00〜15:00
9月 19日(土) 13:00〜15:00
黒澤世莉 (時間堂・演出家) のプロフィールはこちら
http://jikando.com/member/seri.html
【演出します】高校生と創る演劇「赤鬼」
2015/11/7~8 at 穂の国とよはし芸術劇場PLAT
http://www.toyohashi-at.jp/
時間堂がつくった、演劇をみるつくる体験する場所「toiroan 十色庵」リノベーションの記録。気軽に遊びに来て下さい
https://note.mu/jikando