今日忘れたものは水筒、鍵、傘の黒澤世莉です。その往復運動が電気になれば電力不足も解消され、原油やガスの価格の高騰による貿易赤字も解消し、日本経済も上向くのではないでしょうか。送り忘れたe-mailは忘れ物に入るのでしょうか。

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このうつけものめ、と睨む雑司が谷警備隊。まったく恐ろしい。

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客演さん5人が珍しく集まった図。つっても顔見えないけどね、だいたい。あと鈴木浩司も混ざってるけどね。
戦略的ディシプリンの話をしようと思ったんだけど、ネットがあまりに重いのでやめた。我が家のネットが最近重いのはauのせいかPCの問題か分からん。だがPC自体は他所のwi-fiではサクサクなのでやっぱauおよびHTC Butterfly およびAndroid周りの問題なのか。

本題に戻る。西本泰輔さん、早川毅さん、中谷弥生さん、高橋智哉さん、原田紀行さんの客演5名チーム。客演5名って珍しくって、ていうか時間堂は半分以上客演で劇団員が少数派ってのが多かったから、逆の状況が新鮮。

とても作品に対して献身的なのです。5人が5人とも違うアプローチで献身的。そんなのって素晴らしい。俳優のことだけでなく、演劇づくりのことをやってくれるの。

でもそう考えると、客演さんには昔から恵まれていたんだね。なんだろう。チームワークがいい。やっぱり戦略的ディシプリンが高いって言葉が一番しっくり来るんだけど。このことは後日ちゃんと書きます。それが今回の作品が、ザ・時間堂といえるものになる最大の理由だと思っている。

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中央に演出助手松岡努さんをはさむヒザイミズキと松井美宣。
松岡さんは「テヘランでロリータを読む」でも演助でついてくれて、今回2度め。なのに5日しかいられなかったの。いやこっちの都合でね。いい演助なのです。今回も世話になりました。あああー。ほんと助かった。これ一回たるかったって打ってしまってそれに気づいて本当に良かった。誤植怖い。

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スタジオバラシが終わり、佇む渡邉守さんと松井美宣。
松井美宣は小道具担当として懸命にがんばっています。守さんはご本人もお忙しいだろうに、美宣を徹底サポートして、小道具というクレジットをあげたいほど作ってくれてます。
一番新入り劇団員の美宣は「大きなボディーに小さなハート」というキャッチコピーがぴったり来ますね。初見で何も考えないで台詞をはいてるときが本当に魅力的なので、ただいるだけでいいんだよ。ということに自負を持って、勇気を持ってなんもしないでくれると素敵だと思います。

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阿波屋鮎美と長瀬みなみ。今年加入のお二人は白と黒、水と油だねえ。仲良くなさそうで仲良さそうで、微妙な距離感が微笑ましいです。成長曲線の描き方が全然違うから、人間やっぱ違うなって二人を見てると思います。阿波屋は分かりやすく求道者。頑固ってのは個性であって悪いことじゃない。みなみは初めて鏡の前に立ったお姫さまで、その先の分かれ道をどちらに進むのかで全然違う人間になるんだろうね。どっちがいいとか分からないけど。

二人とも3年経ったら別人になってると思うので、いい意味での不安定を味わいに来て下さい。
時間堂「森の別の場所」あと9時間で小屋入りだわ。

公演情報はこちら
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52229735.html

ご予約はこちら。11/1初日まであと2日。初日にぜひ観てほしい。そして終演後のレセプションに参加して、一緒にお祝いして下さい。お祝いしてくれるひとがいて、はじめて演劇になります。
http://www.quartet-online.net/ticket/moribetsu2013?m=0achddf

そういや知らないかもしれないけどこの「森の別の場所」ってのは私が翻訳したんですよ。奥様。お気に入りの台詞は
「波止場でバナナを積むだけの簡単なお仕事についたっていい」
期間限定台本公開してます。PDF1.3MB。リリアン・ヘルマンの名作を、秋の夜長にお楽しみ下さい。【10/31まで】だよ。
https://www.dropbox.com/s/92v4i3k2e73vdlc/morinobetsunobahso_x.pdf