November 05, 2010

オレが演出で、貴夫が出演で。北京蝶々「あなたの部品リライト」

時間堂コンビ黒澤世莉と菅野貴夫で仲良くお仕事させてもらってますよ。ルデコなので売り切れちゃうと思う、観たい方はご予約下のリンクから、お早めに。
http://ticket.corich.jp/apply/23244/002/

私、大塩さんが書いた「あなたの部品ファイナル」がとても面白くて好きだったんで、その対になるような作品の演出が出来て光栄です。ファイナルとリライトは、グリーンカレーとチーズケーキくらい違うから、もう完全に新作です。そして私は、グリーンカレーもチーズケーキも、大好きなのでした。

自分はどこまで自分なのか、他人はどこから他人なのか、そんなお話。お楽しみに。

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北京蝶々「あなたの部品リライト」

2010年12月14日（火）～19日（日）
渋谷ギャラリール・デコ 4F

11月15日（月）予約受付開始！
http://ticket.corich.jp/apply/23244/002/
前売・当日／2500円

脚本大塩哲史（北京蝶々）
演出黒澤世莉（時間堂）

出演
森田祐吏
岡安慶子
田渕彰展
帯金ゆかり（以上北京蝶々）

酒巻誉洋
菅野貴夫（時間堂）
横道毅（花組芝居）
木村キリコ（ミナモザ）
熊川ふみ（範宙遊泳）
金子久美

お問い合わせ
info@pekinchocho.com

コメント一覧 (7)

- 1. 質問者
- November 07, 2010 23:47
- 俳優のトレーナーになるのはどうしたらいいんですか？
  
  またぶっちゃけ
  翔演劇のトレーナー、または演出家というのは
  給与体系はどうなっているのでしょうか？
  普通にリーマンとして就職したのと比べて
  安定した収入は得られるもんなんですか？
  
  興味はあるけど、世界が世界だけに躊躇してます。
  お手間を取らせないようならご返答頂けると嬉しいです。
- 2. gyon
- November 09, 2010 23:44
- 僕も疑問です。
  どうも黒澤さんは昼間からツイッターで遊んでいるようにも見えるし（僕の主観ですので失礼だったらお許し下さい）、
  それほど高給を得られるような仕事ではないと思うのです。
  
  好きでやっている、のなら生活するのに十分な給料があれば
  いいでしょう。
  しかし好きな女などができて結婚する、などという現実に直面したときに経済的な問題が発生します。
  
  僕の意見ですが、現在の小劇場の演劇に関わる人のうち、本当に演劇だけで食っていけるのはごくわずかだと思います。
  （申し訳ありません、黒澤さん含めて）
  この現状をどう考えますか？
  また、どうしていくべきかと思いますか？
  
  お時間のある時でいいのでご回答して頂けると嬉しいです。
- 3. nanasi
- November 12, 2010 01:11
- 黒澤さんにそ質問に答えてもらうのは難しいかもしません。
  なにせ、黒澤さん自身、実は演出家・トレーナーとしてのアイデンテティを持っていないと思うんです。
  
  僕は個人的には、昼間からブログやツイッターなどで遊んで暮らす生活もありだと思うのですが、
  黒澤さんが成果を強調するわりには成果が出てきてないような気がするのです。
- 4. 川南恵
- November 15, 2010 18:04
- １０年以上俳優指導に関わる仕事をやっています。黒澤さんとも俳優指導者アソシエーションで一緒に活動しています。
  
  http://asatp.org/
  
  私個人の見解ですが、コメントさせてください。
  
  質問者さんのおっしゃる質問で、どうしたら俳優トレーナー（指導者）になれるかというのはこのコメント欄で書くことでは説明しきれないのですが、要点だけ。
  
  私の経験上で言えることは、俳優トレーナーになるにはまずは演劇に関わっていることが必要だと思います。演劇全般を知らないことには、俳優とはなにかも、またその俳優になにを教えるかをも知らない、ということになりますから。
  
  では、俳優を育てるということはどういうことなのか。その「指導」とはなんなのか。
  
  「俳優指導」というのは、劇団で演出家や先輩の俳優が所属の若い俳優を育てていく場合と、養成機関（人材育成）で育てていく場合は異なる視点、目的で進めないといけないと思います。しかし、現状ではよく混同されがちなことなのです。
  
  間違ったスタンスで指導される側（トレイニー）に接するといろいろな問題が生じます。
  
  俳優とは１人の人間であり、その心身そのものが表現手段・形態なのです。そして、育っていくのには大変長い時間がかかります。ある意味、アスリートと同じだと思います。
  
  そのような指導される相手の実情をよく見て（観察できて）、問題を汲み上げて、理解し、忍耐し、対応していく、それが俳優指導者の基本姿勢だと私は考えます。
  
  続く。
- 5. 川南恵
- November 15, 2010 18:13
- つまり「教育の視点」をどう組み込んでいくかが、俳優指導者には求められているのだと思います。ここで言う「教育」とは、従来のイメージにある、なにか決まったモノを教え込む、という意味ではありません。教え、はぐぐむ、提案し、返ってきたものを受け止め、また提案する。たいていの俳優志望者は２０代ですから、それなりの人生を送ってきた人達です。それは尊重すべきなので、ある時期からは俳優指導者とは「伴走者（コーチ）」といったほうがいいかもしれません。
  
  一般的には
  ・俳優→俳優トレーナー
  ・演出家→俳優トレーナー
  
  が現在一番多い道筋であると思いますが、上記のような資質も必要だと考えるとこの道筋が最善なのかどうかはわかりません。
  
  日本では「俳優トレーナー（指導者）」という資格があるわけではないですから、規格というものはありません。また、演劇を取り巻く環境がまだまだ未成熟なので、俳優指導者を養成する場の創設までには到達していないと思います。
  
  ということは、俳優トレーナーには試行錯誤しながら自力でなるしか、今のところ方法がないということです。
  
  経済の問題は、別途に討議される問題ですので、ここでは詳しく述べませんが、演劇関係者の多くは自営業者だと思って下さい。会社形式にしている事務所所属の演出家はいますが、給与をもらっているかどうかは個別の仕組みなので、よくわかりません。
  
  以上、なにかの参考になれば。
  
  もしも、もっとつっこんだ話を聞きたい、なさりたい、のであれば、近々に黒澤さんにも流してもらいますが、江東区森下スタジオで、俳優指導者アソシエーションの企画　第３回俳優のすめて「シーンスタディをとらえ直す」という企画の一環で１２月２２日午後にワークインプログレス一般公開日を開催します。そこにお越しいただければ、俳優指導とはなにか、も、個別のご質問にもお答えできると思います。以上、これは宣伝でした（笑）
- 6. ななし
- November 17, 2010 16:42
- すみません。よくわからないのですが…
  
  俳優指導というお仕事の意義は何なのでしょうか？
  小劇場で活躍（？）する俳優さんって大体20代ですよね？
  つまり、ほとんどが小劇場俳優で生計を立てることを諦めて去っていく現実があると思うんです。
  
  つまり、そういう人達に対する本当の「指導」って、俳優で生計をたてるなんて無理だから就職を薦めることなんじゃないですか？
  
  黒澤さんなんかが言う、若い俳優志望者に演技指導する、という仕事の意義についてどうお考えなのか教えて下さい。
- 7. abx
- November 19, 2010 00:19
- ワークショップとかって本当に何の意味があるのかわからんです。
  20台の若い俳優希望が、そのワークショップとやらを受けてスキルアップしたとしましょう。
  
  一般企業ではそうした訓練を受けることが（一般人の場合はセミナー・学会・勉強会など名前は違いますが）、
  その人にとってのキャリアアップに繋がるわけです。
  一般→主任→係長→課長・・・など
  またそれを企業側が戦略的に行っています。
  
  しかし、演劇の場合は違いますよね。
  ワークショップをいくつ受けた、誰の講義を受けたってのは、
  受けた俳優の自己満足に過ぎず、その語のキャリアに何の反映もされないとしたら、何の意味があるのでしょうか？指導者の自己満足？指導者が仕事をした気になれる？
  
  しかも仮に俳優をスキルアップできても、彼らは30台になることには演劇界を去っていくわけでしょう？
  
  非常に虚しい、かつ意義のない仕事だと思うんですよね。（黒澤さん含めて）
  
  すみません。いやがらせじゃなくて、黒澤さんや演劇関係者と話してみたいので書いてます。
  よろしくお教え下さい。