みたいな顔をして生きているのは、仕事だからですね。
挨拶きちんとして、でも適度な距離感を保って、みたいな。
そういうのわりと得意なほうなんで。自分。
ま、あのひとやあのひとには負けますが。

でもこれは、性格じゃなくて技術ね。

ひとづきあいが面倒くさいとか言ってるのは、自分が愛される保証がないからで、それにびびっちゃってるんだろうね。そもそも、他人に対して心を開かなければいいんだ。正確に言うと、心を開く相手を選べばいいのだ。端的に言って現代社会は終わっているから、自分の身は自分で守るしかない。

割り切れば、それなりに楽しいもんだと思うよ。ひとづきあい。
たしかにくたびれるけど、そのぶん心を許せる相手とは楽しくやればいいじゃない。ねえ。

問題は心を許す相手がいない場合なんだが、そういう場合はやりどころのない熱量を、ギターに叩き付ければいいのさ。音楽とか絵とか小説とか演劇とか仕事に打ち込めばいいのさ。

だって、ひとの好き嫌いが激しいのなんて、当たり前だもの。