今公演中の「月並みなはなし」は、19日から29日までの10日間の公演で、真ん中の24日、25日をおやすみ、休演日に設定している。公演中の俳優というのはスポーツの試合をしているのと同じようなもので、すごく疲労するのだ。だからちゃんとしたものを提示するために、休養は必要。

つくりてにとって、演劇が非日常ではいけないなと思う。私は演出家として、公演が日常であるように生活したい、とは思うけど、やっぱり公演中はくたびれるもので、それは体力的にも精神的にもそうなる。

自分が疲れているときほど意図的に人に優しくしないといけないね、と思ったりする。

まあそれでも、若かりし日に比べると公演中も普通になってきたというか、平常心に近い状態でいられるようになたと思う。それが良いのか悪いのかは分からないけど、あんまり燃え尽きそうなギリギリした感じでも長続きしないので、「健康で継続可能な演劇」をめざして、がんばらないようにしようと思います。

と、いってもこの二日も色々とやることはあるんですけどね。制作とか、次回ワークショップとか、次回公演の概要とか、助成金とか、物販物作成とか、後半戦に向けての営業とか。

でも昨日は近所の温泉にはいってたっぷり寝たので、元気です。