「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

February 2016

57
ぼくとらのもん、黒澤世莉です。最近週に一度は5時起きしてしまいます。寝る体力がなくなってしまったのでしょうか。もう年なのでしょうか。お迎えが近いのでしょうか。

そういうわけで部屋の掃除を終わらせてもまだ7時だったので、虎ノ門で朝ごはんを食べました。

25
Good Morning Cafe&Grill
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13169087/

んまー、おしゃれですね。こちら、朝7:30~8:30の間に来ると、モーニングトーストセットが80円引きの450円でいただけます。んまー、お得ね。しかも11:00までコーヒーおかわり自由。快適なFree Wi-Fiも飛んでます。新橋虎ノ門近辺に御用のある方はオススメですよえ。

45
他にも美味しそうなものがたくさん。ハンバーガー食べたいです。

やー、早起きは80円の得とは、昔のひとはよく言ったものです。江戸時代の三文て100円くらいっぽいから、まあだいたい三文だよね、80円は。

ところで、モスクワ取材の資金集めのために、こんなアンケートをとっていますので、ぜひご協力ください。べつに投票したからぜったい参加してよ、とか言いませんので。




さてイベントサイトと決済をどうしようって考えてるところですよ。テヘラン取材資金集めのときはpeatixだったんですが、いま一番楽なのはなんだろうなー。主に決済方法ですね、のっかってくれる人がらくちんにお金が払えるやつ。さてはて。

07
虎ノ門ヒルズ。まだ入ったことない。

さてさて、これから虎ノ門に来た理由の、台湾文化センターに行ってくるよ。こちらのイベントもよろしくお願いしますだよ。

【無料】3/5土12:00~18:00十色庵でリーディングフェスやるよ、ちゃりてぃ庵:2016台湾地震【寄付歓迎】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52363990.html

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

続きを読む

51
黒澤世莉です。写真は時間堂劇団稽古中の直江と阿波屋とアウトしてる尾崎。

楽して稼ぎたいと思ってましたが、考えを改めました。「あー、なんかゴロゴロしてるだけで石油がジャンジャン湧いてきた温泉がドバドバ出て現金がガッポガッポ入ってこないかなあ」なんて思ってたんですが、そんなこと起きないですからね。

もうちょっと正確に言うと「なんかゴロゴロしてたいわけじゃないな、そういえば」て思ったんですよね。別に演劇は稼げるからやってるわけじゃないですから。あ、あ、なんかこれ悲しい。悲しいけど事実。事実って残酷。

そう、だからゴロゴロしてるだけで儲かればいい、なんてことじゃなくていいんですよ。飽きるし。

楽しく稼ぎたいです。

そして、ゴロゴロしてるだけで稼ぐのは困難だけど、楽しく稼ぐのは無理ゲーすなわち無理なゲームじゃないんじゃないかと思う。難しいけど不可能じゃない。

その作戦は当ブログでもろもろ検証していこうと思います。

さて、明日は台湾文化センターに行って、演技:アドバンストクラスです。台湾文化センターは3/5の台湾地震チャリティイベントの件で行きます。アドバンストクラスはまだ受付可能みたいなので、ご希望の方は時間堂までコンタクトしてください。見学も歓迎です。

新しいことをいろいろと始めているので、新しい経験をさせてもらっています。新しいことは、怖いことでもあるし、面倒なことでもあるけど、やっぱりワクワクしますね。

ワクワクする事を自分に与えてあげるのが、楽しく稼ぐ大事なポイント。

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html


続きを読む

02
自覚のない黒澤世莉です。写真は佐々木治己さんの未生文庫の本棚、全容はこれの二〇倍あります、本への愛しか感じない。

こんな素敵な空間への誘いでもある、日本の近代戯曲研修セミナー、まだまだ募集ですよってに。大量の資料を一向に消化しきれていませんが、がんばってナビゲートします、ていうか私以外の人が博覧強記のナイスガイたちなので、物見遊山でお越しください。詳しくはこちらをチェック。

演出家のみんな、ぼくと一緒に小山内薫や坪内逍遥を勉強する会においでよ【日本の近代戯曲研修セミナー】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52362359.html

さて。

去年まで「ネガティブなことは書かないぞ」て決めてたルールを解禁したもんで最近はネガティブな感じを垂れ流している当ブログですが、そろそろ2016年も2ヶ月を過ぎたということで落ち着いてきました。落ち着いてきたのかどうか分かりませんが、ちょっと思ったことがあるので、それを書きます。

「どうせオレの演劇なんてだれも興味ないんでしょ」みたいな事をしょっちゅう書いてたら、「わたし観たいにそんなこと書かれたら悲しい」ていうすげえ当たり前のご意見を賜りまして、反省した次第です。

わたくしにも時間堂にも当然ファンはいるわけです。頭で解ってるのに、感情が自棄になっちゃうんですねえ、わたし、なんて未熟なんでしょう。恥ずかしいです。

すべての人に「絶賛される」か「無視される」か、どっちかの両極端にしか思えないんですよね。そんなわけないのに。すべての人に、なんてことありえなくて、その場の51人は喜んで、49人は退屈するとか、細かな数字は違えど、そんなことだろうにね、演劇の受け取り方なんて。

最近は我慢してた分だけ卑屈モードが勝ってんですが、これは傲慢モードもたいして違わないしくみで起こるのだと思います。単に裏表であって、原因となっている仕組みは一緒だろうなって。他人の評価を気にしてしまう自意識と折り合いをつけて、己の欲するものに自信を持って生きます。

そうすることによって、他人から批判されている中でも、愛情を注いでくれている人がいることを見失わないで済むようになると思います。

素直に周りを見つめること。与えられるものをありのままに受け入れること。

それができるってことが、人間の強さなんだと思う。

心の弱さというか、己の未熟さというか、周囲のひとの気持ちを受け取れてないとか、状況が判断できてないとか、裏目に出てしまいますね。という話でした。単純にそれって自分にとってもまわりにとっても損なことだしね。ひとを傷つけるだろうし。やめだやめだそんな悪癖は。

さて。

来週は台湾チャリティイベントをやるよー、豪華ゲストが集ってくれてほんとにありがたいです。まじめなかおしてないで、ゆるく楽しく美味しいイベントにしますので、遊びに来てね。

【無料】3/5土12:00~18:00十色庵でリーディングフェスやるよ、ちゃりてぃ庵:2016台湾地震【寄付歓迎】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52363990.html

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

続きを読む

yamanyo_image1
写真は山崎カズユキさんご提供の黒澤世莉です。

チャリティとかガラじゃないなと思うんですが、4年前のお礼参りをしなきゃなって思って企画しました。観光業のダメージは旅行にいくことでサポートできるみたいなので、そういうことも発信します。

ちゃりてぃ庵:2016台湾地震
https://www.facebook.com/events/762120380598629/

3/5(土)12:00から18:00までやります。気軽にこえかけたらすごい豪華メンバーになってしまいました。映画脚本でもブイブイのキリンバズウカ主宰の登米裕一さん、風琴工房で当代一の作家だと思う詩森ろばさん、東京ハートブレイカーズでロックンロール兄貴の首藤健祐さん、などなど、書いてると大変なのでこのへんですが。大阪や名古屋からもいらっしゃいます。

料理もねをさん、萌さん、やまにょさん、ろばさんなど、ほんとシェフじゃねメンバーで台湾料理を作ります。

台湾の状況で参考のBlogはこちら。観光のことが大変みたいなので、観光案内もしたいなと。

台南の被災現場で考えたこと〜台湾南部地震
http://ameblo.jp/hitototae/entry-12127153137.html

日本人のみなさんへ。台南地震へ募金なんかするより、台南人がもっと喜ぶ応援方法を台南在住のぼくは伝えたい
http://maeharakazuhiro.com/taiwan-earthquake-message/

気軽に遊びに来てください。楽しいよ。

【入場無料】2016年2月の台湾台南で起きた地震をきっかけに、有志のアーティストで集まるチャリティイベントです。リーディングや歌や料理など、肩肘張らずに楽しく過ごして誰かの助けになれればと。【募金歓迎】
発起人:黒澤世莉

【タイムテーブル】
11:30
オープン、お酒と台湾料理をお楽しみください

12:00
秋津ねを・中山侑子 リーディング
菊池奈緒

13:00
小林真梨恵・村木充 インプロダンス
詩森ろば 『手紙』リーディング

14:00
保坂萌 『珍珠茶』演劇 出演:野村麻衣・印宮伸二
加藤 素子 リーディング

15:00
登米裕一 合唱
綾田 將一

16:00
首藤健祐・山本真由美 絵本と歌
山崎カズユキ「ぼくたちはー!\台湾大好き俳優です!/」台湾で食べた美味しいものを中心に語るフリートーク

17:00
三嶋義伸 リーディング
ニシムラタツヤ リーディング
安場淳 歌

19:00まで
カフェと交流会タイム
お酒と台湾料理をお楽しみください続きを読む

35
という題名の文章を書いている黒澤世莉です。写真は岸田國士「ヂアロオグ・プランタニエ」稽古中の直江里美と阿波屋鮎美。アラサーふたりの演じる大正初恋物語、お楽しみに。

近ごろはいままでやってこなかった、あるいはさいきんやっていなかった、新しいことに挑戦してまして、今日もひとつやってきました。何かがみなさまにご報告出来る形になったら、改めてお知らせします。

ちなみに、2万円で黒澤世莉を売る話ではないです。こちらお問い合わせはいただきますが一件も成約しません。いい仕事しますので、お買い求めお待ちしております。最初にご成約だれたの方には、最近のおすすめおやつもつけます

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

あと、これはブログ記事にしてないけどモスクワ取材経費をなんとかして捻出したいのだけどいいアイディアがあったらください。いまんとこクラウドファンディングとかnoteとかLINEスタンプとかってお話を頂いているのですが、問題はわたしにまるで作業時間がないことでしてね。。。これどうすんだ。。。

でも時間堂「ゾーヤ・ペーリツのアパート」上演にあたって、モスクワは観ておきたいのですね。なんならあっちのレパートリーでやってるブルガーコフの演劇一本くらい観たいです。

さて、本題。表題の「演劇」を通して実現したい、わたしの夢ていう短文を、ある機会で書くことになりました。書こうとして気づいたんですが、私にとって「演劇」と「夢」はつながりの悪い言葉でした。問題ない範囲で引用します。

18歳のころに演劇を志して、今年で22年目、わたしは40歳になる。いままで21年間のキャリアの中で、演劇はいつも夢というよりも達成すべき目標だった。「時間堂」という劇団を創立し、劇団員を率いて26回の本公演を主催した。2014年には目標としていた「全国ツアー」と「劇団スタジオ運営」も達成した。北から札幌、仙台、利賀村、横浜、静岡、津、大阪、枝光、福岡の各地で上演をし、数えきれないほどの素晴らしい出会いがあった。東京北端の赤羽にある「十色庵」というスタジオでは、100回以上のワークショップを行い、2016年からは毎月上演を行うレパートリーシアターをスタートさせた。個人としても、演出やワークショップの依頼を切れ目なくいただき、そのたびごとにかけがえのない経験をさせていただいた。

外側から見れば順風満帆な演劇生活といえるだろう。しかし、達成できていない目標もある。「演劇を仕事にする」ということと「客席を満杯にする」ことだ。そして、達成は非常に困難であると思っている。
わたしはいま端的に言って、演劇活動に煮詰まっている。

2015年に愛知県豊橋市で6週間レジデントアーティストとして仕事をした。生まれてからずっと過ごしてきた東京を離れて生活することで、気分転換という言葉以上に爽快で充実した経験をした。

東京で生まれ育ち、その時間の半分以上を演劇とともに過ごしてきた。拠点を変えることで、いまの状況を変えたい。課題を解決するヒントが得られるかもしれないし、新しい目標ができるかもしれない。もちろん東京の人間が他地域へ出掛けて生活する苦労はあるが、どこにいたって苦労はつきものだ。


もうちょっとあるんだけど、今日はここまで。いろいろ仕掛けていることが、実を結んだらいいなあと思います。みなさまにも幸あれかし。

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

続きを読む

20
モスクワカヌ\(^o^)/撮影は黒澤世莉です。

政治がここ30年くらい上手くいってないのはそうだと思うんだけど、じゃあジャーナリズムやマスメディアはどうかっていうと、やっぱり上手くいってないんじゃないですかね。

だもんで、ニュースで「政治がダメだ」って言ってるそのニュースソースそのものが信用できないっていう、この2016年の日本の状況、それは20年くらい続いてんだけどさ、は結構ヤバイと思う。

結構ヤバイ状態がずっと続くとそれが普通になるってのは、結構ヤバイ状態。これ、トートロジーね。

メディアが先か、政治が先か。うーん。どっちも良くならない?日本の社会全体がガラガラポンしないと、ずっとそのまんまかもねえ。

一方、なにかうまくいってることはあるんですかね。経済? たしかに一部企業はブイブイいってますね。トヨタとかしっかりしてそうだし。ネット系とかね、LINEとか、いろいろ日本発のサービスもあるしね。社会起業家とかね、東北の震災まわりでは活躍が著しいみたいだしね。芸術? これはどうだろうね。うまくいってるひともいれば、いってないひともいる。

全体として、まだまだやっぱり余裕があるよね、日本国。シリアとかパレスチナとか北朝鮮に比べたら、経済的には全然マシ。

いまのうちに、マスメディアとか政治とか、改革したほうがいいんだろうけどなあ、もう方法が50歳以上全員クビしか、思い切った改革が思いつかないよ。こうすると、高給取りで働かないひとらがバッサリいなくなって、まあ優秀な働ける人もいなくなるけどそういうひとはほっといても活躍するからいいじゃない。それで若いやつにどんどんチャレンジさせてし失敗させて鍛えたら、10年後は大分ましになってると思うよ。

他にいい方法があったら教えてください。

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

続きを読む

25
「20年も続けられてることが、向いてないわけないよね」と言われる黒澤世莉です。写真は先日のアドバンストクラス、次回は2/29月、うるう年だねえ。

たしかに、わたし演劇好きなんですが、一時期に比べて情熱が落ちてます。それにはいろんな要因があるんですが、お金とか評価とか環境とかね、現実問題として熱量が下がっている。

嫌いになったわけじゃないし、いまでも演劇をやるよろこびはある。でも「寝る間も惜しんで」とか「食うや食わずで」ていう風には出来ない。

生活がしたい。ぜいたくはいいから、ふつうの生活がしたい。

わたしの場合は「好きを仕事に」しちゃってるから、若干ややこしいと思うんですが、誰にでも多かれ少なかれ起こることだと思うんですよね。

たとえば、恋愛。さいしょはめっちゃ好きで、寝る間も惜しんで色んなことします。でもだんだんそうじゃなくなってくる。それが3日なのか3ヶ月なのか3年なのか、分かりませんが。いつか最初の情熱がなくなってします。

そういうときに、それでも続けていくためには、情熱以外のなにかが必要なんでしょうね。それは例えば愛のなのかも知れないし、お金なのかもしれないし、子供なのかもしれないし。

わたしはずっと好きだもん、好きじゃなくなったらやめるもん。

て理想論も語れるとは思うんですけど、これは軽はずみに判断しないほうがいい問題だと思うのね。あ、恋愛だけに限らず、つづけるやめる問題ね。やめた方がいい場合と続けたほうがいい場合があって、変な執着とか、外側から言われてとか、そういうのになってたらやめた方がいいと思う。

でも、情熱ではない何かが自分の中にくすぶってたり、一度失ったら人生でまた手に入るかわからないものだったりした場合、だいぶ慎重になったほうがいい。

でも、本当に行き止まりで、このまま生きてても死んだほうがマシ、みたいなときは、もう全部やめちゃったほうがいいと思うし。ほんとにほんとに。こういうとき外の世界とか他人の目線をいれないほうがいいと思うよ、ほんとに。

人生は一度きりですから、できるだけ幸せな時間を伸ばしたほうがいいじゃないですか。慎重に、大胆に、自分と仲良くしながら決断しましょう。

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

続きを読む

25
黒澤世莉です。

時間堂次回公演「ゾーヤ・ペーリツのアパート」はワークショップオーディションに23時間かけたのですが、その翌日には劇団稽古、翌々日には演技:アドバンストクラスをやってます。これだけ演劇やって上手にならなかったら本当に悲しいので、上手になっててほしいです。

自分の実感としては、時間堂の俳優は7年前より確実に面白くなってきてるし、自分の演出だって、深まってると思います。ただ、こういうのは主観的なことなので、他人が聞いても納得しづらいことだよなあ、とは思います。

継続した訓練をやってない劇団やプロデュース公演には、質で負けたくない。人気で負けてもいいけど。

いやダメだ、人気でも負けたくない。人気者になりたい。あー、どうだろ。人気者とかやっぱあんま興味ないな。ただ、客席は毎回いっぱいでありたい。それは、こちらの都合としてもそうだけど、お客さまとしてもガラガラの客席だと楽しみにくいと思うしね。客席は満席のほうが盛り上がる。これは演劇でもコンサートでもサッカーでもそう。

人気者っていうか、毎回のライブをいっぱいのお客さまと共有したいなーと思います。なので、7月の本公演ともども、3月18日19日のレパートリーシアターもよろしくお願いします。

時間堂レパートリーシアター3/18~19「巨大なウェディング・ケーキ/ヂアロオグ・プランタニエ」at 十色庵
http://handsomebu.blog.jp/archives/52362886.html

ていうか3月4種類も公演とイベントがあるのはほんとどうかと思う。情報が多くてイヤダイヤダと言ってる割に、受けた誘いはホイホイのっかり、あまつさえ一つは自分で企画を立ち上げてるとはどういうことか。

ま、そういうやつですよ。あいつは、黒澤世莉です。

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

続きを読む

31
に向かい合う黒澤世莉です。写真は早稲田の杜。

これも東京の風景であって、意外と緑もあるわけで、そういうところ結構好き。生まれ育った街だから、当たり前といえば当たり前かもしれませんが。

ふわふわしたイメージでは「ああ、南の島で暮らしたーい」とか燦々と太陽が輝いてごろごろしながらココナッツジュース的なね、あるじゃないですか。でもそれ毎日出来るのかって話ですよ。まあそもそもそんな生活が可能かって話もあるんですが。可能であっても毎日ゴロゴロしてたら飽きると思う。とはいえ、基本的にあったかい海が近いところで生きたいなー、なんて真面目に考えもする。

東京で40年生きてると、忙しいのに孤独というか、忙しい上に孤独というか、そういう状態になってますわたくし。わたくしの他にもそういう方は多いのではないでしょうか。人生において二大つらいことの多忙と孤独をずーっと味わい続けるてのはいかがなもんかと思います。あ、ワーカーホリックの人は別ですよ。働くことがストレス発散て人たまにいますからね、そういうひとは多忙でハッピーでいいと思います。が、そんなの極稀ですよ。

ま、実際問題として孤独はどうにもなりません。ある意味芸術が成り立つのも孤独がどうにもならないからですし。demo、忙しいの部分はなんとかなるんじゃないか。そしてこの忙しいっていうのは、べつに仕事が多いって意味ではない。仕事が多きゃもう少し幸せになってる、つまりお金が多く貰えてればってことね。でもまあ、お金も今の問題の本質じゃないので置いとく、大事なことだけどね。

じゃあ東京には何が多いのかって情報なんだよね。情報が多すぎる。そして情報というのは、人間を疲弊させると思うんだよねえ。

情報にアクセス出来ないって状況はとってもNGで、中国とか北朝鮮とかやっぱよくないよなーと思うんだけど、情報が多すぎるってのも健康に悪いんじゃないかだぜ。

東京を出ればハッピーになれる、てさすがにそこまで安直じゃないので、どこで生きたって苦労はあるのは分かってる。一方でどこで住んだって住めば都なんだと思う。

東京から離れれば、少なくとも「あーアレも行けるな、コレも行けるな、行きたいな、コレも出来るな、アレもしたいな」みたいな状況を強制的にリセットできるからね。こんなに毎日何でもある街ないから、ほんと。

そうすれば、忙しいっていう状況から離れられるんじゃないかしら。もちろん東京にいたってできるひともいるだろうけど、わたしゃ物理的に変化しないと無理です。

突然ですがわたしあと20年くらいで死ぬと思うんですよね。ま90まで生きるならあと50年ありますけど、そんなに生きてどうするの?とも思うし、若い演劇人に道を譲らなきゃカコワルイ、ていまのじーちゃんたち見てると思うのね。

でまあ、人生ラスト20年だとしたら、どこで生きたいか、どこで死にたいか、てのを考えるわけですよねえ。

東京か? 生まれ故郷だし悪くないけど、いまいるのは飽きた。
他の地域? 長期間東京を離れたことないので、田舎でハッピーかは行ってみないと分からん。

とか考えたとき、どこでもないのが一番いいわって思っちゃったんですよね。コレはアレですよ、住所不定無職の中年が誕生する前ぶれですよ。

資産がないから高等遊民にはなれませんが、高等遊民的な生き方が出来るんじゃないかな、と模索中。

まあ、ちょっと色々模索中です。一周回って東京に居続けるかもしれないし、気がつけばブルキナファソにいるかもしれませんし。地域とか外国で面白いこと仕掛けたい人がいたら声かけてくださーい。

42
たまには自撮りでも。後ろに陽気なおじさんが写っているね。

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

続きを読む

image
王将の黒澤世莉です。ヒザイと直江と打ち合わせの様子。

時間堂「ゾーヤ・ペーリツのアパート」最終オーディションが終わりました。今回はたくさんのご応募をいただき、本当にありがたく思っております。

どうせ時間堂じゃなくて東京芸術劇場に立ちたいんでしょ、みたいな卑屈な気持ちが浮かびかねない、盛況な日々でした。

最終日はことに、どこを切り取っても一芸に秀でた俳優さんたちの真剣勝負でしたよ。

小賢しいことより、自分と相手の間が揺らぐような、勇気のあるブッコミが観られるときがたまらなかったです。

「一体感を持って存在する」てことと「台詞を正確に発話する」てことが、どちらか片方でなく両立できるかたがほとんどの、楽しい一日でした。

2次の方々も、いままでのオーディション参加者のかたも、ぜんぶリスクを冒して出会いに来てくれてるわけで、その時点で感謝しかないですし、また再会を願っています。

そして、いろんな思いを受け止めた、いい上演にすることをお約束します。

「ぶっちゃけ落とした劇団にはマジでムカつきしか残らないけどね」といった時間堂の某俳優もいますし、まあそうだよなあと思いつつ書きました。

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

続きを読む

↑このページのトップヘ