「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

February 2013

【緩募】フランス革命、ナポレオン戦記、アメリカ独立戦争、南北戦争を題材にした面白い読み物をおしえてください

https://twitter.com/serikurosawa/status/305872741624578050
http://www.facebook.com/seri.kurosawa/posts/516590755060437

こんな書き込みをしたら、たくさんたくさん資料をオススメいただいたので、みなさんと共有します。これが集合知だー。みなさま、ありがとうございました。

RT @ckkotetsu 文学ならば、オルツィ夫人の『紅はこべ』(The Scarlet Pimpernel)もありますね。

RT @ckkotetsu: ベルばら?レミゼ?冗談はさておき…昔、小学生だった頃読んだフランス革命の上下二段の本が未だに分かり易く詳しかったけど…何しろ小学生だっから…誰の本だったか…桑原武夫の中公文庫、世界の歴史〈10〉かなぁ…史学科だけど、日本近代史先行だからなぁ…

RT @teroko_blue: 読み物じゃないですが、DVDで「宮廷画家ゴヤはみた」がよかったです。当時の宗教諸々についての理解が深まりました。

RT @shige_magara: 初めまして。突然失礼します。先日「テヘランでロリータを読む」観ました。面白かったです。フランス革命の本で「死刑執行人サンソン」(安達正勝:著)が面白いです。正史というよりフランス革命の裏舞台の話で新書ですが、伝記のようで読みやすいですよ。

RT @oko50525: 南北戦争は「風とともに去りぬ」、フランス革命は「レ・ミゼラブル」くらいしか思いつかない。。。佐藤賢一氏はフランス革命でシリーズ出してるみたいよ(史実に沿ってるかはわからないけど)。佐藤氏の「双頭の鷲」は面白かったわ。

以下Facebook

Wakana Iwata フランス革命、漫画なら王道は「ベルサイユの薔薇」あと木原敏江さんの「杖と翼」、小説なら、日本人が書いたものだと、佐藤賢一さんの「小説フランス革命シリーズ」、外人だとツヴァイクの「マリーアントワネット」。南北戦争は「風とともに去りぬ」の小説が、有名ですがやはりオススメ。長さをものともしない面白さです。今ざっと思いだせるのは以上ですが、また心当たりがあればコメントします。

YO Morozumi Twitterで書きましたよー
追記としてはトルストイの「戦争と平和」がナポレオン戦争。
トルストイのおじちゃんは好きです。

Masato Kaji ベタかつブームに乗っててアレですが、フランス革命後かつナポレオンの衰退後の庶民の生き様を描いた「レ・ミゼラブル」

Juichi Showno ベルばら!!ベルばら!!

Takahashi Mihoko 遠藤周作の「王妃マリーアントワネット」は如何でしょうか・・・。

Hiroaki Goto アメリカ独立戦争関連では、王道をだいぶ逸れますが、トマス・ピンチョンの『メイスン&ディクスン』。独立戦争直前くらいのアメリカを舞台に、実在の人物を主人公にしてはいるけど、荒唐無稽で、弥次喜多とか、レーモン・ルーセルとかの味わいもあり。大長編で僕も完読してませんが…。

さらにそれ以前のアメリカ植民地時代を舞台にした「偽歴史もの」メタフィクション小説として、ジョン・バースの『酔いどれ草の仲買人』もすごく面白いのでお勧めです。

フランス革命を題材にしたものでは、チャールズ・ディケンズの『二都物語』とか、ヴィクトル・ユーゴーの『九十三年』とかが一般によく知られた作品だと思います。

あとフランス革命と言えば個人的には、反革命勢力の「ふくろう党」とか、そのリーダーのカドゥーダルに興味があります。つまりブルターニュのテロリスト集団ですね(『九十三年』の内容とも深く関連あり)。ふくろう党についてはバルザックにも小説があります。

フランス革命関連、カルペンティエールの『光の世紀』もありました。主人公の名前はビクトル・ユーグという青年。カルペンティエールの作品には、革命を主題にしたものが多数あります。

Motoko Kato 私もディケンズの「二都物語」を思い出しました。 ここに出ていないのだと、ストウ夫人の「アンクルトムの小屋」が南北戦争前のアメリカだと思います。 面白いかどうかは別として、アメリカの歴史なら、猿谷要さんの書かれたものをを読むようにと学生時代に言われました。

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この日、私は大事なことを学んだ。
自分を憐れんでいるうちは、不幸がまだ耐えられる程度なのだ。
この限界を超えた不幸をやりすごすには、笑うしかないのだ。

イラン革命の混乱に翻弄される、上流階級のイランの少女を描いた自伝的コミックス「ペルセポリス」は、大変面白いのでオススメです。その2巻の一節。

日本では毎年3万人が自殺する。
紛争地域では自殺者っていうのは基本的にすごく少ない。
人間は、死の危険が間近にあると、わざわざ自ら死を選んだりしないらしい。
このパラドックスを解決する鍵は、この言葉にあるのかなー、とか思ったよ。

笑いについて。
子供の頃から笑いについての興味が薄かった。ギャグ漫画は好きじゃなかったし、ビートたけしやダウンタウンに夢中な周囲を余所目に、テレビから離れていった。お笑いが嫌いだったわけではないんだけど、物語とか、歴史とかのほうが面白く感じた。

30になったかならないかくらいの頃に、どうにもならない他人との関係において、暗澹たる沈黙が続くような時があって、この解決できない痛みを抱えた人には、笑わせることが一番助けになるんだろうなと思うに至った。だが、私には人を笑わせるという機能がない。お笑いに関心がなかったからね。そこで途方に暮れた。それまで、思い沈黙には耐え忍んで思索を進めるしか無いと思っていたが、いくら考えたって解決策なんかでない理不尽な状況なんていくらでもある、てか世界はそもそも理不尽である、てことに気づいたんだろうね。

楽しい人や間の抜けた人と一緒にいるときに、バカなことを言ったり突っ込んだりして楽しくすることは出来るけど、私の悪い癖で人をバカにするというか、冗談交じりでも見下した態度で面白くしがちなので、あんまりタチのいい笑いじゃないなと思う。さらに、私にとっては一人で他人を笑わせるのは難しい。結局、いまだに笑いに関心が高まったわけではないし、書物でも演劇でも笑いを研究しようという気は起こらない。

ただ、他人を笑わせる人にたいしての敬意は高まった。それに、タチのいい笑いを繰り出せるひとは、頭がいいだけではなく他者に対する敬意もあるひとだと思うようになった。

たとえば、正しいことを言う時に、頭ごなしに言ったらどうなるだろう。間違っている相手はたいてい自分が悪いと自覚しているので、悪いことを頭ごなしに言われるとアタマに来てしまうものだ。
「勉強しなさい」
「いまやろうと思ってたのに、もうやる気無くした」

みたいなことである。「図星を指されると怒る」バイ川原泉である。

なので、正論を言う時ほど、それが相手にとって聞き入れ難いものであればあるほど、笑いの感覚を持って話せる方が、お互い得するだろうなと思う。また、解決策の見えない状況であればあるほど、真剣に考えることより、気分を和らげるほうが重要な場面も増えると思う。

人生は、解決できない問題を抱える場面の連続なのだから。

結論から書くと、私の提案は以下のとおり。

今後ヘイトスピーチのことは
「珍言」
ヘイトスピーチで行動するデモなどの集まりを
「珍言祭」
と表現してはいかがだろうか。ヘイトスピーカー単体だったら、とりあえず「珍言さん」などと呼んであげたらいいかと思う。

基本的にネット上で知性の不調をきたしている人を見かけても、華麗にスルーするのがいいと思っている。相手にしても面倒なだけだし、相手にするだけ調子に乗ると思うから。現実での面識がある人に限って、対話の可能性を信じて何かを言う選択をする。

ただ、この記事を読んで、こりゃ私ごときでも何か発信しとかなきゃいかんかなと思わされた。

ネット弁慶が街中に現れた理由
小田嶋 隆
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20130221/244049/
 誰もが判断を誤らずに、あらゆる言論人が排外主義をスルーし、すべてのメディアがデモを問題にせずにいれば、ヘイトスピーカーはますます勢いを得る。というよりも、彼らは、当面の狙いである、「めんどうくさいことを嫌う会社員の人たちを黙らせる」戦いにおいて、勝利をおさめつつある。

いやまさか、ヘイトスピーチをするような人が現実で力を持ちかねない、なんて危機感を感じるにいたるとは思わなかったよ。

ヘイトスピーチってなーに、という方はこちらを読んでね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%81
ヘイトスピーチ(憎悪発言、英: hate speech)は、個人や集団をその人種、民族、国籍、宗教・思想、性別、性的指向、性自認、障害、職業、社会的地位・経済レベル、外見などを理由に貶めたり、暴力や誹謗中傷、差別的行為を煽動したりするような言動のことである。

早い話が、たちの悪い悪口ですよ、自分の努力ではどうにも出来ないことを狙って悪く言うたぐいの。

私がわざわざブログでみんなに伝えたいことは1つだけ。
私はありとあらゆる不寛容について断固抗議する。

ヘイトスピーチなんて不寛容の最たるもんだよ。
だいたい、ヘイトスピーチって単語が、なんかもう、ちょっとかっこいい。
かっこよさげに見える横文字使うから調子に乗るんじゃないの。珍言とか残念口とか、もっと本質を捉えた表現をしてあげよう。

というわけで、冒頭の提案に至るわけだ。

私は、自分がいままで出会ってきた外国人の友人たち、訪れた土地でもてなしをしてくれた民族のひとびとに対して、珍言を発することを許さない。
死ねとか殺せとかいう言葉を他者にむけて暴力的に使うことを許さない。
もともとスレスレのユーモア、っていうかエスプリとか悪い冗談が好きな人間だから、死ねとか殺せとか、文脈によっては使いたいのである。ところが珍言さんのご無体な暴力のために、良い感じの悪い冗談まで規制対象にされては、いい迷惑である。

表現の自由は他者の自由を侵害しない限りにおいて保証されるべきだが、他者に身の危険を感じさせる域に達している珍言は、取締対象にすべき。珍言祭も然り。そもそも団体行動は強い権力に対して、弱者たる個人が連帯して抵抗する手段であり、弱い個人相手に団体行動をとる珍言祭は、たんに恥ずかしい犯罪行為だ。

日本人にかぎらず、世界のあらゆる地域で、あらゆるひとの発する珍言を心から軽蔑する。自分の目の前に珍言を発する人がいたら、珍言の発想を変えてもらえるよう働きかける努力をする。

いままで家にこもりきりだった人が、なにか運動の対象を見つけて行動を起こす。その行動を楽しく思う、行動に関わる連帯に歓びを感じる。それ自体は否定しないし、悪いことだとも思わない。じゃんじゃんやればいい。ただ、非難を自分より力弱いものに向けないでほしい。自分の劣等感や敗北感をこそ分析して、より相応しい対立の対象を見つけてほしい。

運動によって孤独を癒すひとが多いんだと思う。これは珍言祭だけではなくて、カルトでもそうだし、もっと一般的な社会活動、ボランティアでもスポーツでもアートでも起こってることだと思う。それがいいことか悪いことかは、私にはわからない。ただ、人間は誰でも、孤独を癒すために、承認欲求を満たすために、自分の所属する集団に多かれ少なかれ依存している。それ自体は知っておいたほうがいいと思う。その集団のがんばりが社会に適合する方向に行けば褒められるし、社会に不適合な方向に行けば取り締まられるわけだ。

一個、社会不適合になりがちな集団の特徴を上げるとすると、すごく簡単に世の中を割り切れる真理なんかがある、ていうところはだいたい怪しいと思っていい。「○○人は劣等民族だ」とか「○○を信じれば救われる」とかね。まあ全部じゃないですが。そんな簡単に世の中割り切れる真理なんかねえよ。

単純に、もっといろんな人と関わればいいのになー、珍言さん。いい○○人とか、いい○○国とか、ぜったい出会えるのに。もったいないしかわいそうだよ。

問題は珍言を発する人はこんなブログ読まないであろうということなんだが、それでも珍言に心を痛めている人がいるとして、そんな残念な人間ばかりではないですよと発信することには意味があると信じて、この文章をアップするものである。

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劇団員のミーティングも始まって、時間堂の明日が近づいてきています。だから、この作品について書くのはこれが最後になるでしょう。

時間堂を、最初は一人のユニットではじめて、そのあと5人のスタッフ体制にして、また一人になったのが2006年。2007年に1年間のワークショップや公演などの共同作業をするって企画を立てて活動してみて、2009年に再び菅野貴夫、鈴木浩司、雨森スウ、サキヒナタ、星野奈穂子の、5人の俳優と劇団化した。

最初一人だったのは、どんな演劇がやりたいのかはっきりしてなかったから。俳優グループにしたのは、同じ人間たちと長い時間を共有することで、より自分のやりたい演劇に近づいていけると思ったから。

シンプルなやり取りが、最も美しい演劇だ。そのシンプルさをもっともっと極めていけば、もっともっと美しい演劇になる。そのためには毎回俳優を集めるより、共有言語を摺り合わせ、技術を深めていく集団のほうが適している。かつ、集団も固定化すると視野や言葉が曇っていくので、常に新しい人を受け入れて、新しい風を通すことで、自分たちの演劇を新鮮で豊かにしていく。

でだ。
2009年からの本公演の演目を並べると「花のゆりかご、星の雨」「smallworlds'end」「月並みなはなし」「廃墟」「星の結び目」「ローザ」そして「テヘランでロリータを読む」となる。劇団員公演が「花のゆりかご、星の雨」「ローザ」の2本、客演を交えた公演が他の5本。もともと一人ユニットだったので、客演を交えることは普通の状態で、劇団員のみっていうほうが新鮮、というか新しい経験だったりする。この他に15mmでやった「池袋から日暮里まで」と、スミカとやった「のるもの案内」なんかがあって、あれはあれで楽しかったわね。

思ったより自分の台本やってるのね。7本中「花のゆりかご、星の雨」「月並みなはなし」「ローザ」の3本は黒澤世莉台本。他、オムニバス1本、三好十郎1本、吉田小夏新作1本、オノマリコ新作1本。こうやって改めて振り返ってみると、やりたい演劇は一貫しているけど、出来上った作品の質感はたしかにバラバラだねえ。

作り方はどれも一緒。基本となる演劇の良さと、エクササイズを共有する。台本を覚えて、台本の意味を離れて遊び倒す。役柄を掘り下げて戯曲読解をする。段取りを付ける。ひたすら通す。ぶっ壊す。また作りなおしてみる。
スケッチを繰り返す。
そして全員が自分の言葉ではなし、経験を共有していく。

基本の部分の共有。この濃度をいかにあげられるかが「テヘランでロリータを読む」の課題だった。「花のゆりかご、星の雨」以降、公演を重ねる中で、劇団員の中では共有されていることが、作品作りのときに共演者全体にどれだけ共有されているのか、追求しきれていなかったのではないか。個々の作品の出来は、結果として良くても、時間堂の哲学が生かしきれていたかというと、もっと貪欲になれる部分はあったんじゃないか。自分たちも見失っているかもしれない部分を徹底的に鍛え直す公演が「ローザ」だった。その課題に関しては手応えがあった。「テヘランでロリータを読む」では、その哲学を、10人の共演者全体に徹底して浸透させるという目標があった。

一定の成果は得られた。もっと出来たとも思うけど、それは振り返るから思うことで、その瞬間瞬間でのベストは尽くせたし、いままで以上に基本の部分の共有には至った手応えがある。これは劇団化して時間が経ったから可能になったことで、プロデュース形式ではなかなか至れない道のりだったと思う。劇団にして良かった。そして、今までの公演全てに関わってくれた出演者、スタッフ、お客さまのお陰でここまでたどりつけた。改めてお礼を言いたい。ありがとうございます。

基本的な哲学の共有が目的ではない。目的はあくまで作品を面白くすること。その面白さの種類が共有できた所で、品質の向上ができなければ意味が無い。その点も、一定の成果は出せたように思う。哲学を共有し、それが作品の品質を底上げした。欲を言えば、時間堂の基本を、作品の部品に盛り込んでいく時に、もっとシンプルに、もっと手放して、もっと周囲に頼って、そしてもっと台本を理解して、やっていければいいのだけど、そこは次回以降の課題かと思う。

つまり、楽器としての自分の身体を、自由に遊ばせることで得られた経験がある。その経験を、役柄という枠にはめた時に、失われる自由ではなく、制限をおもちゃにすることで奏でられる音色に焦点を当てる、という認識を身体に落としこみたい。ということだ。

演出について「テヘランでロリータを読む」の世界を、もっと遊ぶことが出来たかもしれない、という気はしている。もっと読み込めたし、もっと外せたし、もっと遊べた。お付き合いする時間が短い中で、その魅力を十全に引き出せたのか。準備を徹底したつもりはあるし、結果に満足はしているが、読解ということをもう一度鍛え直そうと思う。

ほどこされたギミック、張り巡らされた伏線、原作や「ロリータ」の本歌取り。その全てが生かしきれただろうか。

色々な台本があるけれど、甘い人生より、この理不尽で不寛容な世界に深く潜って、愚かで愛おしい人間が生きていくことを大声で肯定している、そんな台本をやっていきたいと思う。パッと見の軽重は問わず。

すべての作品作りの過程はそうだろうけど、今回もいろいろありました。実際解決していない問題も残っています。生きてものを作るって大変ね。でも、そのたびに仲間の支えが会って乗り越えることが出来ました。一人ではない、こんな簡単な言葉が、こんなに大きな力になるとは驚きです。そしてまた仲間が増え、新しい風が起きるでしょう。その風は私達をどこへ運んでくれるでしょうか。

楽しかったです。演出家として、客席でどきどきわくわくしながら、天井の知れない作品に付き合えることはなかなかない幸せでした。かかわってくれたすべてに、お礼を言います。ありがとう。

そして、自分たちの演劇を、自分たちの作品を、もっともっと日本や世界の社会へ、ぶん投げて、あいつらひっくり返してやりますよ。これは決意表明です。すごいふつうの演劇、なめんなよ。

最後に、「テヘランでロリータを読む」の台本から、カットになってしまったお気に入りの台詞をひとつ。みなさん、またお会いしましょう。そう遠くない将来に。
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この世界が音楽だとしたら、私たちの声はその音の中に入っていない
あたしはそれが嫌なんです。あたしも世界を形作りたい。たとえどんなに不協和音となっても

だらだら更新してきたこのシリーズも、公演終了から一週間たちましたし、これで最後。劇作家と、二人の劇団員を。

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「テヘランでロリータを読む」劇作家のオノマリコさん

蒟蒻もんどう
http://namaeriko.blog14.fc2.com/
わたし、頭のいい人をひがむとか、お金持ちをひがむとか、有名人をひがむとか、芸術家をひがむとか、
そういうものがあるって本当には知らなかったんですよね。
精神的に低級なことをしても顔を赤らめず生きていられるような人間がたくさんいるなんて知らなかった。

別に本作に関係したことではないんですが、リコさんらしいなと思ったので引用してみました。
趣向で上演した「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」のときに続いて、2度めの台本演出コンビでした。
劇作家という人種は、たいてい風変わりな人が多いんですが、リコさんも面白い人です。でも私が話していて感じるリコさんの面白さが、うまいこと他の人に伝わらないのがもどかしいです。
重要なのはリコさんという人間が面白いことではなくて、彼女の書く作品が面白いということです。それさえ世に広められれば、後のことはどうだっていいんだ。
「恋に落ちたんだ」
という台詞がありました。カットされてなくなってしまったんですけどね。今回の作品は今だから言えますが、実際は3時間の作品だったと思います。3時間14人の大長編だったものを、無理くり110分に圧縮したようなもんです。ほんとに良いシーンがいっぱい、泣く泣く葬られました。
私は恋に落ちたんだと思います。しばらく冷めそうにありません。

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仙台から東京へ帰る車両で、途中休憩の際、ラミーン役の菅野貴夫(右)

菅野貴夫の野球電鉄
http://ameblo.jp/simple415/

http://ameblo.jp/simple415/entry-11467970351.html
至らなかったと感じる部分もあるので、それは今後の課題というか、前より最近のほうができたから、次はもっとできるだろうという自然な流れです♪

このひとポジティブなんですよ。前向きで明るいっていうのは大事なことですね。ずっとピッチャーだったっていうのも関係してると思います。ヒザイのコンプレックスがばねになってる感じとはぜんぜん違う、のびのびした感じ。のびのびしたとこから、背負うもん背負っていって、その上でどこまでのびのびできるか、先が楽しみですね、その先に私達の未来はある。
今でも頼りになります、頼りにしてます。地味に段取りごとを早くかつ徹底できるところが好きです。ミスター時間堂、次もよろしく。

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仙台でパンケーキを食べる、マフシード役のヒザイミズキ。

ざいきちの、末吉日記 The 3rd
http://d.hatena.ne.jp/zaikichi/
「死守せよ、だが軽やかに手放せ」を、

初めて「できた」って実感がある瞬間があった。上演中。

手放したら、すごくたくさんのことが自分の中に入ってきて、

今まで感じたことがなかったことをいろいろ感じて、

ああ、なんて新鮮なんだろう!なんて心が動くんだろう!って

演劇の喜びに溢れた。

http://d.hatena.ne.jp/zaikichi/20130211
良かったねえ、と思います。素直に。
時間堂入ってまだ2年経ってないんですけどね、すっかり大黒柱です。
私ヒザイさんと趣味が合うらしくって、あ性格はあってないと思うんですけど、食べたいものとか、行くお店とか、配色の好みとか、仕事の進め方とか、あうんですよね。性格は別として。そういうひとあんまり会ったこと無いんで興味深いです。
俳優として、他の方がヒザイの何を評価されているのかは存じませんが、わたしは執念深いところが好きです。てんとう虫コミックスでいうと、ドラえもんが去った後の、ジャイアンに何度どつかれても負けないのび太みたいに、最後はジャイアンが音を上げるみたいな、そういう俳優です。
時間堂のイニエスタですね、いやそれよりプレイングマネージャーっぽいんで、なんですかね、野村克也ですかね、南海ホークス時代の。ぼやくところもノムさんぽいですし。褒めてます。これからも執念深くやりましょう。

ブログ紹介、出演者編だよ「テヘランでロリータを読む」大千秋楽から6日目。のんびりやってますよ。

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マーナー役の阿波屋鮎美、国分町を歩いている時にとった一枚。これ気に入ってる写真だな。

ay blog
http://ayawaya.blogspot.jp/
大切な作品になりました。
これからも、こうやって演劇を創っていきたい。
俳優としてできる最大のことをもって、演劇に、作品に献身したい。
決意はシンプルです。
あとはもう、わたし、やるだけ。


毎日ブログを更新する、ちゃんとしたブロガー。えらい。
マーナーっていう、ボランチみたいな役どころをやってもらって、良かったと思います。素直なかたです。なにを課題にしても楽しそうにやるし、きっと楽しいんだろうと思います。好きこそものの上手なれと言いますし、もっともっと伸び伸びやっていかれるんだろうと思います。あと青森県黒石市の出身なので、津軽弁がペラペラです、そこがかわいい。

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ちょっと悩んだけど、面白いからいいやと乗っけた、ヤーシー役の長瀬みなみ。打ち上げ明けの朝にバラシを終えた所で、もうどうにでもなれって感じがよく出ていますね。

笑顔でゴリ押し
http://supers0nic.jugem.jp/
仙台の味噌カツ。
味噌カツといえば名古屋なイメージですが、こっちにも似たような食べ物が!
仙台味噌って有名なんですって。秀吉さまもお気に入りだったらしいですよ。

http://supers0nic.jugem.jp/?eid=176
おどけたイメージが強いですね、ブログもあほなことばっかり書いてますし。あ、バカなことがウソでもないとは思うんですけどね、バカだけじゃないぞっていう。ほんとは真面目ながんばり屋です。努力とか人に見せるの嫌がるんでしょうね。負けず嫌いでかわいいです。あとキャベツばっかり食ってます。

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犬みたいな顔になっている、ナスリーン役の辻村優子(右)と、指さして笑うヒザイミズキ。主役は辻村優子さんの方ですよ。仙台打上1次会にて。

ブログ、つじこまめ
http://ameblo.jp/tsujimura-tsujiko/
この作品がなんだったのか、
未だにわからない。
わかる必要もないんだけど、
何が言いたいかって言うと、
最後までつかみどころのないまま終わってしまったなあ。

http://ameblo.jp/tsujimura-tsujiko/theme-10020251467.html
とかいうぼんやりした書き出しからの、熱い文章はブログを御覧ください。
趣向「解体されゆくアントニン・レーモンド建築旧体育館の話」から、ふたたびのご縁でしたね。めんどくさいんですよ、この人。ちょっとはおとなになったかと思ったら案の定めんどくさかったです。でもまあ、公演には間に合わせてくるので、そういうところも含めて前回と一緒でこのヤロウ、という気持ちは正直あります。
ナスリーン役を任せて、ナスリーンの語りを、あそこまで昇華させてくれたので、やってもらってよかったです。そのへんでめんどくさい的なことは帳消しにします。良いシーンだよ#24は。それはつじこの力ですね。

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あんまり観たことのない顔をしている、ハンバート・ハンバート役の原西忠佑(右端)と、男子楽屋の面々。

原西忠佑のブログ
http://ameblo.jp/hondaske/

楽しい時間を過ごしました。本当に。演劇の原風景、みたいなものを見た気がします。演劇の面白さってこういうことだったなぁ、っていろいろ思い出したりもして。

http://ameblo.jp/hondaske/theme-10018881073.html

言いたいことがつきない男。涙もろい男。打ち上げですぐ寝る男。ブログを1年半書かない男で、やっぱり書きたいことがうまく書けなかった男。

仙台公演をやる決め手は、やはりこの人に出演してもらうからでした。
俳優としても、変態紳士として評判を面白いようにさらっていたので、良かったなあと思います。出ていただいてよかったです。仙台と東京の距離を超えて、これを続けることが、大事なことだよなあと思ってます。願わくば義理じゃなくて、芸術における必要で結ばれていたいよね。

最終回へ続く。

時間堂オフィシャルブログでやろうかと思ったけど、自分のブログでやるわ。何をって、「テヘランでロリータを読む」に関わる関係者のブログやTwitterを紹介するの儀ですよ。

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さてまずはセペフル役をやってくれた渡邊亮さん。
http://ameblo.jp/tenpa-9696/theme-10019513258.html

びっくりするくらい自然に、枯渇してヌルッとした空気がこの世界を飲み込み日常という現実に変わりました。

…喪失感。もしかしたら本当に何も無かったのかもしれない。

仲間もいるバスなのに、懐かしい孤独で胸が一杯になります。


格好いいこと言っちゃうんです、このひと。それが様になるんだから憎らしいわよね。

ずっとワークショップに来てくれていて、やっといっしょに作品作りが出来て、うれしかったです。ワークショップを継続してくれている人と作品作りってうれしいんですよね。自分がやっていることに、意味があるんだなって思う。ワークショップなんて来たい人だけ来てくれりゃいいんです。ただ、継続することが力になるって確信して参加してくれる人がいると、こっちも実力以上の力が出せるってもんです。そんなもんです。

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お次は、結構昔の誕生日的な写真ですが、芝原弘さん。
今回の作品はお客さんとして観に来てくださって、こんなブログを書いてくれました。
http://yaplog.jp/shibahara/archive/1444

震災から2年が経とうとしています。
まだまだ問題は山積みですが、まだまだ援助が必要な場所もありますが、被災地の人々が、自分たちで立ち上がり始めているのもまた事実です。
だから、こんな事をいうのは誤解を生むかもしれませんが、不謹慎かもしれませんが、もう助けに来なくていいです。
その代わり、遊びに来てください!楽しみに来てください!旨いもの、食べに来てください!


どうですか、この清々しいメッセージは。ほんと、観光とかバンバンすりゃいいよね。行動することが経済の流れを生むのだ。

こう言っちゃなんですけど、芝原さんは私とは仲良しかもしれませんが、今回の座組自体には関係ない人です。もちろん、石巻への思いがあってのブログではあるんですけど、私達としては、縁遠い人からこんなにサポートしてもらってる、と思いました。このブログはとっても嬉しかったです。

個人的には半田屋情報が嬉しかったです、知らなかったんで。今度行こうっと。

さて、芝原弘さんといえば、一緒に2012年3月11日にイベントをやったこの方です。

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まいまいこと石井舞さんですね。
http://mai141.exblog.jp/19938264/
難しい、と感じるかもしれない。でも、女の子なら特に、必ず誰か一人、舞台上にすごく自分みたいな娘がいると思う。
そういう時代があった、というのをきちんと感じられるお芝居、というか、あーなんかうまく説明できないけれど。
とにかく、私はとても好きな作品なんです。


まいまいは公演のお手伝いもたくさんしていただいて、そこも優秀で助かりました。ほんとに百人力なんですよ。次は、って次とかいうと次じゃなかったとき微妙なんで気安くは言えませんが、近い将来俳優として一緒に仕事したい人です。あ、そりゃ芝原さんもそうです。

こうやって、座組の中心部じゃない人たちから書いてもらうことって、とっても支えになるのですね。芝原さん、まいまい、ありがとう。

というわけで、関係者の最後はこの方。
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原田優理子さんです。時間堂の味方というクレジットで、いろいろ助けていただいてます。

http://tsunagime.seesaa.net/article/314480477.html
ゲネ後に感想を求められて、ほぼ何も言えずに「面白かった」と言ったのですが、あれ嘘だったな。
「よかった」という方面の気持ちを持っていることを伝えたかったんだけど、
全然そこまで消化出来ていなくて、「面白かった」なんて風には思ってなかった。
「胸が詰まっている」というのが一番近い状態だったかもしれない。


まだ作品が生まれ立てて不安定な所で、とっても勇気をもらいました。この作品は人の心に届くんだ、と。お世辞を言うような人じゃないからね、素直に聞けます。

面白い、って最重要だと思ってるんだけど、面白いにもいろんな質があると思うのね。ゲラゲラ笑って面白いってのもあれば、モヤモヤ残って面白いものもあって。ただ、モヤモヤ残っていいんだけど、出来ればスッキリさせたいとも思うんだ、笑い以外のことでね。なんにせよ、ゆりちゃんには毎度、最上級の感謝を。

続きは残りの出演者と劇団員ですが、明日ね。

2013020802
時間堂劇団員6人組フォトバイ樹香

ありがとうございました。
何がかって、時間堂「テヘランでロリータを読む」東京/仙台公演全日程無事終了しましたよってことです。重ねてありがとうございました。

振り返ればもちろん、大変なことはたくさんあったんですけど、そのたびに多くの方に支えられて、無事に幕を下ろすことができました。毎回毎回思うことですが、事件が起きるたび、手を差し伸べてくださる方がいます。この御恩はどんどん先に送っていかないとね。世界なんか恩で溢れちまえばいいんだ。

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仙台ツアーから車両返却時、走行距離901キロ。

仙台公演は、もちろん楽しかったです。体力的に過酷な環境を強いてしまいましたが、関係者がそのなかでベストを尽くしてくれました。仙台でもたくさんの方に足を運んでいただいて、本当にありがたかったです。

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仙台公演千秋楽の前、ウォーミングアップ

作品も、東京から一皮むけて、それが観られて、また観てもらうことが出来て良かった。
でも、そのことを語るにはまだ、もうすこしだけ、からっぽのままでいさせて。

旅公演の楽しさは前回「ローザ」のときにつくづく感じたのだけど、今回は、前回一緒じゃなかった人たちが超満喫しているのをみて、ああ、本当に良かったなあと思った。作品が喜ばれることが一番かもしれないけど、チームが喜ぶことだって大事だ。どちらもいい線いったと自負しているので、大変なこともあるけど、やってよかった。悔いはない。

42
雪の仙台、定禅寺通りを打ち上げ明けの早朝に

くやしいことは、いっぱいあるけど、ね。それはまたべつのおはなし。

時間堂にとって、厳しいことと嬉しいことの両方がパンパンに詰まった作品でした。どちらも未来に繋がってゆく切符だと思っています。厳しいことは肚の太さに、嬉しいことは集団の灯火になっていくことでしょう。愛があれば、どちらも消化できると信じています。

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愛情のあるわたあめと、愛情に欠けるわたあめの、形状と作家の違い

さて、個人的には黒澤世莉、5月以降のひまっひまです。よく「お忙しいんでしょう」とか言われますけど、そりゃ忙しいときもありますけど、暇で暇で困るときもありますので、遠慮なくお仕事振って下さい。
お仕事募集中です。ワークショップ、演出、執筆など、ご依頼お待ちしております。
また、劇団員の鈴木浩司、菅野貴夫、直江里美、ヒザイミズキの、俳優のお仕事も募集してます。とくにヒザイは「私ほめられるけどオファーはこないのよね」とかやさぐれて困っています。なんとかしてください。

ご相談はinfo@jikando.comまで、お気軽に。

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仙台駅から藤崎に抜けるアーケードで見つけた、気仙沼とかのグッズを扱っているお店で見かけたかわゆいものたち。

振り返る振り返る詐欺の黒澤世莉ですが、次のブログはもうちょっと作品のことをしっかり振り返ろうかなー。と思う。

ご予約はこちら
東京公演→http://ticket.corich.jp/apply/40967/003/
仙台公演→http://ticket.corich.jp/apply/40968/003/

Togetterでいただいた感想をまとめております。良かったら読んでね。
http://togetter.com/li/441581

「星の結び目」が和食、「ローザ」がドイツ料理としたら、「テヘランでロリータを読む」はイラン料理です。なんて当たり前のことを書いてしまうくらい、もう方々に広報文を書いて枯渇状態の黒澤世莉です。言いたいことは全部作品にぶち込んでいるよ。

今回は分かりやすく、間口が広いのに、奥深く消化しきれない、そんな作品です。

圧政下のテヘランで7人の女学生が真の自由を求めて戦う青春群像劇

です。分かりやすいでしょ。今までの時間堂作品で言えばどれが似ているかなーと思ったんですが、時間堂ではないですが、2011年5月に演出した、趣向「解体され行くアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」に似ています。って、作オノマリコなんで当たり前ですかね。

全国7都市を経て「ローザ」で練り上げた「時間堂の演劇」を、14人の俳優ににじませる。それがオノマリコの「光の演劇」をどう立ち上げるのか、ほんとに面白い作品になると、何より自分がワクワクしてます。観に来てください、マジでマジで。いや、マジで。

****以下公演情報****
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【東京】2013年1月19日(土)〜28日(月) /【仙台】2月6日(水)〜7日(木)

1995年。イラン。テヘラン。

イラン・イスラム革命の後、国民は政府の監視のもと厳しい道徳や規制を強制されていた。
彼らはうばわれた。好きな服を着る自由を。声をだして笑う自由を。
パーティ。ハムとチーズのサンドイッチ。外でアイスクリームを食べること。
恋をすること。手をつなぐこと。
外国の本を読むこと。『ロリータ』を読むこと。
木曜日の朝、彼女たちはやってくる。禁じられたナボコフを、ジェイムズを、オースティンを語るために。
カーテンはしめられ、コーヒーが香りたつ。
彼女たちはチャドルを脱ぐ。

アーザル・ナフィーシーによる世界的ベストセラーを、オノマリコが繊細かつ大胆に戯曲化。
仙台から原西忠佑を迎え、14人の勇敢な俳優たちとともに描く
「隠されたもの、あふれだすこと」の物語。


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原作:アーザル・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』市川恵里訳(白水社、2006年)

台本:オノマリコ Riko ONOMA
演出:黒澤世莉 Seri KUROSAWA

出演
鈴木浩司 Koji SUZUKI
菅野貴夫 Takao KANNO
直江里美 Satomi NAOE
ヒザイミズキ Mizuki HIZAI(以上、時間堂)

阿波屋鮎美 Ayumi AWAYA
井坂俊 Shun ISAKA
木内コギト Cogito KINOUCHI
猿田モンキー Monkey SARUTA
樹香 Juka
平佐喜子 Sakiko TAIRA
辻村優子 Yuko TSUJIMURA
長瀬みなみ Minami NAGASE
原西忠佑 Tadasuke HARANISHI
渡邊亮 Ryo WATANABE

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仙台で一番美味しいお菓子やさんの、チョコミルフィーユ、差し入れにいただきました。ありがとうございます。

時間堂「テヘランでロリータを読む」仙台初日無事幕が開きました。おかげさまで、たくさんのご来場、ありがとうございます。

どんどん生まれ変わっていきます。毎日が新鮮で、楽しい。いろいろあるけど、作品が良ければ、それで報われる。

これから、八巻さんとトークイベント。八巻さんは10-BOXの工房長で、芋煮とかで挨拶を伺ってすごく素敵な方だったので、楽しみです。

2011年に仙台に行った時には、こんなに作品で通じられると思ってなかった。人生は不思議だ。

千秋楽、一人でも多くの方に、この作品がお届け出来ますように。

【本日2/7千秋楽、当日券有】時間堂「テヘランでロリータを読む」
7日(木)
14:00 ★終演後トークイベント有 ゲスト八巻寿文(せんだい演劇工房10-BOX二代目工房長)
19:15
どちらも絶賛ご予約受付中。

3,000円で足元ひっくり返す演劇体験を。【ペア割】【学割】【リピ割】【時間割】あります。

公演情報/ご予約はこちらから
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52153007.html

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