「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

October 2011

キコ qui-co.「Live forever」無事終演いたしました。
たくさんのご来場、ありがとうございました。

こりっち舞台芸術の感想ページ
http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_main_id=22015

togetter 感想まとめ
http://togetter.com/li/205919

お時間あったらご覧下さい。

まずは重ねて、ご来場のお客さまにありがとうございました。

関係者のみなさま、ありがとうございました。主宰、劇作、出演の小栗剛さん、素敵な現場にお誘いいただきありがとうございます。

またおいおい振り返っていこうとは思うけど、いまはこのへんで。2日間ほど連絡取れなくなります。11月2日からは平常営業始めますので、またどうぞよろしくです。

次は時間堂「星の結び目」12月22日よりこまばアゴラ劇場です。爆音熱血演劇から、大人の小劇場へ、がらっと違う作品になると思います。お楽しみに。

quico20110923


30 Aug 2011
今日顔合わせなのだ。
キコ「LIVE FOREVER」だよ。
脚本、出演の、おぐりんこと小栗剛とは昨年「カナリアの心臓」以来のタッグマッチだよ。
楽しみだよ。
神戸の震災の話をやるんだって。
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ご予約はこちらhttp://ticket.corich.jp/apply/28707/003/

公演情報はこちら。続きを読む

まずタイトルでみさきとか言って呼びつけにしてるけど演出助手の鎌田みさきではなく、ミナモザ主宰の瀬戸山美咲さんのことですし、また本来呼びつけにできるほど親しげな間柄ではないので、あらかじめお詫びしてます調子にのって呼びつけで書いてごめんなさい。

キコ / qui-co.「Live forever」2011年10月30日(日)15:30千秋楽です。前売り券は完売御礼、ありがとうございます。当日券は若干販売される予定ですが、くわしくは劇団携帯にお問い合わせください。

公演情報はこちらから。
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52026091.html

といういつものテンプレを終えて本題へ。

某日
カーテンコールでダブルコールをいただきました。ありがとうございます。拍手が止まないなか小栗剛がひとりでヨロヨロ出てきて「みんな出てこいよっ」と叫んでたのが微笑ましかったです。

素直に嬉しいです。重ねてありがとうございます。

私はカーテンコールが好きで、演劇公演を観ていて一番感動する瞬間がカーテンコールだったりすることもあります。演劇の部品を「そもそもこれイラネんじゃね」て捉え直すのが趣味なんですけど、それでむかーしカーテンコールもやんない時期もあったんですけど、ふと「あ、カーテンコール好きじゃん自分」て気づいてからはやるようになりました。
あっさりしてるのが好きです。俳優がお客さまに感謝しているのが好きです。

ダブルコールって、公演そのものの出来より、お客さまがどう観ていたかによるんだろうなと思います。とはいえ演じる側がある一線は越えないと起こらないことも事実なんで、やっぱり素直に嬉しいです。

小屋入りして演技もスタッフワークも修正。この時期に負担を掛けるのは申し訳ないけど、直した部分は良くなるので、当たり前だけどやって良かった。

時間堂では映像はおろか音響も普段無いので、キコでバリバリ使うのは楽しいです。普段やってないことをやるのは楽しいね。ハイクオリティ映像と爆音音響、それに照明もバッチリ決まってる盤石のスタッフワークが出来てるんだけど、その助けを大いに借りているんだけど、突き詰めていけば受け取ってほしいものは俳優です。スタッフワークは俳優の熱量を、発揮しやすい環境を整え、伝えやすい器を作り、駆け上るジャンプ台にはなるけど、主役は俳優。

小栗剛と私は、趣味がぴったり合う部分と、価値観が真逆な部分が、たぶん半々くらいで、ひょっとすると3対7くらいでズレが多いんだけど、それがいい効果になっていたりすると一安心。こればっかりはやってる方には分からないので、ていうか自分は相性抜群だと思ってやるしかねえから、お客さまが相性いいねとか合わないねとか思ってくれたらいいです。

トークのある会、ミナモザの瀬戸山美咲さんが色っぽい衣裳で来てくれました。色気も忘れるトークが出来てよかったです。小栗黒澤と同世代なので、世代トークもチラリと出ました。美咲さんは今年9月「ホットパーティクル」という劇団公演で福島原発事故についての私演劇をつくられていたので、311以降の日本で震災や原発を描くことへのリスクや思い、などのお話を伺いました。

1995年から6年の、阪神淡路大震災、オウム事件、酒鬼薔薇事件、に小栗剛は強い影響を受けているんだけど、私には正直に言って遠い出来事だったのです。この受け取り方の違いはごはん三杯いけるボリュームになりそうだったので突っ込めませんでしたが、いずれ話してみたいと思いました。

とりとめもなく書きましたとさ。

お陰様でキコ / qui-co.「Live forever」残すところ29日(土)14:00/19:00、30日15:30ほぼ完売みたいです。けれども当日券は出る様子ですし、あきらめないで来て観て触って。

公演情報はこちらから。
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52026091.html

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時系列を無視して列記。

さわやかな秋晴れ。

K市の小学校で6年生の演劇授業のアシスタント。
学校によって、クラスによって、小学生といってもいろんな子がいるし、いろんなグループがある。
個人的な反省もあるし、学びの多い時間でした。行ってよかった。

みんな小学生とかと演劇やってみたらいいと思う。おみやげいっぱいもらえるから。

キコ公演。
終演後にポストパフォーマンストークがあり。
ある日は風琴工房主宰詩森ろばさんと、小栗剛黒澤世莉。
http://ameblo.jp/shimorix/entry-11061340184.html

突っ込んだ話が率直にできて良かったです。
ろばさんのブログは丹精で率直でいいなあ。

ある日は出演してる櫻井智也さんと、小栗剛。
打って変わって笑えるトークで、でも突っ込んだ話も出て、これも楽しかった。

ファンタジーと、そこに至るまでの対話劇の構造。
対立とコミュニティの濃淡。
題材を扱うことが怖くなかったのか、とか。
突っ込んで書いたら楽しそうだけど、体力がないので走り書き。

そういえば明日14:00終演後はミナモザ主宰瀬戸山美咲さんのトークがあるみたいです。お会いするのお久しぶりですね、楽しみです。

演出について、問題があって、改善したいときに、さんざん悩んだ末に単純で的確な手が打てると、嬉しいです。答えてくれるスタッフ、俳優に感謝。負担が大きい公演ですね。作品のために、という部分がしっかり共有できていると、とっても助かります。

観ていて、瞬間の気持ちよさが全て。まずそれがありきで、それを繋げていくだけ。何が気持いいのか、美しいのか、自分の中身を覗き込む。その中で可能なことはなんなのか、不可能なことはなんなのか、取捨選択は起こるけど。
私は私が気持ちいいものを作るよ。それがあなたにとっても気持ちのいいものであれば、うれしいです。

率直な感想は何でも嬉しいもので、価値観は価値観同士でないと磨けないから、自分は自分の価値観しかもてないから、いろんな人の価値観で磨いてもらえるのはありがたいことです。

毎日更新が破れて傷心中ですが、それよりとっても楽しい時間を過ごせたので、今夜はまったく満足です。全く満足、こんなに楽しい時間はなかなか無いよ、横浜ベイスターズに例えれば佐々木と盛田が揃ってた頃のローテーションくらい稀。

タイトルは愉快ときに出てきた、とある出演者の言葉。そういう意気込みで現場に入ってくる人、嫌いじゃないです。

qui-co.「Live forever」絶賛公演中の大山は東武東上線大山駅北口直近。
読み方は「おおやま」であって「だいせん」じゃないし、東京都板橋区にあるよ。商店街で有名。

美味しそうなお店が多そうなのでリストにして見ました。ごはんのついでに演劇観てもいいじゃない。
公演情報はこちらから。
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52026091.html

【せり行ったことある】*随時更新予定
金家
*サイスタジオの真向かい、サムギョプサル食べ放題1,000円、デフレよありがとう。

マナカマナ ネパールカレー
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13009228/
美味しかったよ。ランチバイキング950円でヨーグルトやチャイまで飲み放題。

つけめん与へえ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13062774/
*サイスタジオ大山めのまえ

780円の野菜つけ麺食べたよ。甘めのつけ汁。麺の上に盛られた野菜が塩味でいためられてて、そのまま食べても美味しかった。並盛と中盛が同一料金だけど、私17時に並盛食べて、24時過ぎてもお腹いっぱいでした。

あおい珈琲店
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13086522/
サイスタジオから北口地下通路に入って、線路反対側出てすぐのところにある。静かでゆっくり台本が読めます。コーヒーが美味しいのは当然として、チーズトーストも美味しかった。



【未踏】
morris ラーメン
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13054812/

GORKA ネパールカレー
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13092226/

ルチ ベンガルカレー
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132205/13003864/

タイテーワー タイ料理
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13101162/

キコ「Live forever」無事初日開けました。ご来場いただいたみなさま、産声にお立会いいただいて、ありがとうございました。
明日も19:00よりリブをフォーエバーしております。予約もできるし当日券も出ると思うので、どうぞどうぞお越しくださいませ。今日も直前予約が多くて嬉しい悲鳴でございました。

公演情報はこちらから。
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52026091.html

朝から雑用を終わらせて、MKに大山へ行く自転車での近道を教え、小屋入り。結構面白い時間の朝早くから場当たり。サクサクやってもやっても終わらない様々。スタッフさんよく支えてもらいました、ありがとうございます。

なんとかかんとかゲネプロを終え、あっという間に開場し、公演初日が開演し、お客さまをお見送りし、打ち上げでサムギョプサルをたらふく食べ、現在に至ります。

いまは、無事幕が開けたことの安心感でいっぱいです。
明日はまた、より面白くするためにがんばりますが、いまはとりあえず、ほっと一息。

一個自分ごとで思ったことは、コンディション作りとか、見込みと読みとか、希望と現実とその差異の調整とか、そういう事は成長してます。

リブフォはいろんな感想が来そうでわくわくします。私は好きです、この作品。
あと、出演者9人のうち、誰をいい役者だと言うかで、その人の演劇感がわかるなあ、とか思いました。

明日も楽しみだ。初日は初日で良かった。明日は明日でもっと良くする。具体的に洗いだすぞー。

キコ「Live forever」
明日19:00初日の幕を開けます。明日の予約もできるし当日券も出ると思うので、興味のある方はぜひお越しください。お待ちしております。

公演情報はこちらから。
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52026091.html


某日
小屋入り。サイスタジオ大山に。これから6日間お世話になります、よろしくお願いします。

あるとき、小栗さんが「キコは合うはずのない物質同士を無理矢理混ぜ合わすようなことをしているよね、いっつも」と言っていた。本当にそうだと思う。そういう時ものすっごく大変なのは、主宰の彼はもちろん、演出家つまりわたしと、制作と舞台監督。まとめ役の負荷が上がる。負荷が上がるのは望む所で、それで作品が良くなるならなんぼでも上がったらいいよ。

マヨネーズもね、決して混ざり合わない物質同士を混ぜあわせたら出来るわけで。原子爆弾なんかもそうだね、反応しにくい物質同士を無理矢理反応させると大爆発、条件が合わないと何も起きないっていう。

今回に関しては、成功してる。

スタッフワークがヤバイ。荒船さんの映像マジでヤバかった。あれでまだ未完成だと。。。みどりさんの音響熱い、「爆音で。」しか言わない小栗さんのオーダーに馬鹿正直に答えてる。。。南の照明が職人技、この舞台美術と映像と小屋環境の三重苦をまったく感じさせない美しさ。松本の美術が秀逸、見えそうで見えなそうで見えるギリギリの線を突いてくる。縁の下の演助チームが細やかにかつ長時間気を抜かずにザルからこぼれた部品を丁寧に掬い上げてくれている。

俳優陣はもう言うまでもないです。いい仕事します。

仕込み場当たりと、当然山あり谷ありなわけですが、作品のためと方向が一致しているので、踏ん張りがきいてます。

明日が楽しみだ。早くお客さまと出会いたいです。大山でお待ちしてます。

某日
早起きできたので洗濯やら雑務やらやっつける。年に何回かこういうパーフェクトモーニングが訪れる。これが毎日なら偉人伝に載れる。毎日ではないから凡人です。

キコ最後の稽古。
厄落としが出来てよかったね、ていう通し。

明日は小屋入り仕込み場当たり、勝負どころ。
毎日が勝負どころですけどね、明日の場当たりは重要。

明後日産声を上げるキコ「Live forever」
同じ週にロロ、ナカゴー、岡崎藝術座、などなど豪華で面白そげな、きっと面白い演劇が東京にはいっぱいあります。どれを観ても面白いです。その中でキコを選んでくれたひとに、愛情ダイナマイトをぶちかます所存です。もっぱら小栗と出演者がね。私は裏から手を引くひとですから、そのダイナマイトがいかに効率よく気持よく皆さんを吹っ飛ばすかという、設置の場所や風向きやらを仕込んでおきます。

公演情報はこちらから。
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52026091.html

某日
めずらしくアンドロイドから書いてみる。キーボードに慣れた身としては、フリックはいささか面倒。画面も狭いしね。

キコ稽古。朝から通し稽古という変則スケジュール。なんか、マイペースな人が多い現場だな、てふと思った。
通しのあとで、決まりきってないところを固める。
いいんじゃなかろうか。これ。

清水宣晶アンド歩の結婚パーリー。珍しい催し、懐かしい再会、など。

明日はキコラスト稽古。

某日
朝9時から時間堂「星の結び目」プレ稽古。
吉田小夏の台本はNHKの朝ドラと大河ドラマを足した感じだ、との感想が飛び出す。
いい本といい俳優ですよ。12月をお楽しみに。
11月3日から本稽古開始。楽しみやなあ。

近所の洋食屋さんでごはんを食べてから、劇団員4人で事務作業。

18時から演技:オープンクラス。いつも盛況でありがたいです。イェイイェイ。
楽しくやりましたよ。

「星の結び目」がNHKとしたら「Live forever」はテレ東だな、しかもアニメ。とテレビ持ってない私がイメージで語りますよ。そういやリブフォにもちらっと出てくる日本放送協会。

キコの通し稽古見てくれた人たちがみんな暖かい感想をくれて涙涙。

モスクワカヌさんブログ書いてくれてありがとうありあがとう。
http://mosukuwakanu.blog122.fc2.com/blog-entry-411.html
大根が戻ったらいいなと思いました。

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