「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

February 2009

<2009/03/03更新>写真があまりにでかいので、続きに掲載しますよ。

2月21日にテスト撮影をしたよ。
3月1日に、時間堂の素材撮影があるのだけど、その準備のための撮影ね。衣装合わせとか。

てか、しゃしんでかくね?ひさびさにアップしたらすげえでかいんですけど。昔は勝手にちっこくしてくれたじゃないのさ。めんどくさいからこのままあっぷすんね。

半年ぶりに活動をしたSR-3くんは、シャッターが不調で露出オーバー気味な写真が多かったよ。購入後初出動の28mmレンズ君は、明るいし広いし面白そう。本撮影はもっと寄った方が面白い絵になるんだろうなあと思った。思ったよりソフトな写りで、これがレンズの性能かシャッタースピードの問題か、自分の腕かはわからない。


カメラやさんにシャッタースピードは250以上にしない方が良いよ、といわれて、ほおそういうもんか60年代のカメラは、と思った。デジカメなんか余裕で1/4000とか出るもんね。なんでフィルムも100一本にしようかと思います。でもAGFAのVISTA400がもう一本残ってて、青の発色が鮮やかすぎて気持ち悪いんだけど私は好きで、これだけ使っちゃおうかなあ。


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能率の上がらない書類仕事を、しているんのだかしていないのだかわからない調子で机にかじりついて夜を明かす。コールタールのような気分になる。

外に出たら雪が降っていて、駆け足になる。

それはぼた雪で、上着につくとすぐ水になってしまうし、さっぱり積もりそうもないけれど、私の風通しをよくするには十分だ。

もうちょっとがんばりまーす。

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朝から王子。
朝から王子と書くと、地位的に王子になるようだがもちろん違う。地理的に王子にある王子小劇場で働くということだ。

昼は大川翔子が折込に来たのでごはんをたべたりする。
ちまちま21日の日曜日に撮影した写真をスキャニングしたりする。いまのスキャナーってすごいのねえ、サービス版プリント4枚並べたら、そのまま別々のjpegファイルになってくれて、平行もとってくれるんだよ。後述します。

夜は浩司さんとやまさんが来たので、ごはんを食べに行く。時間堂名義で作った通帳をお渡しする。任意団体名の口座、おもったより簡単にできてやるなあ、ゆうちょ銀行。後述。

ていうか一日企画書書いたり団体概要書いたり、を能率あがらんかんじでちんたらと。

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朝から晩まで王子で働く。

昼は椎名豊丸が来たので、桃源苑でランチ。

夜はタクシーが来たので、キッチンハマダでショウガ焼き。

ちまちまちまちま、時間堂的考え事。もう2月が終わるね。早いね2月。ていうかこの週は曇天ばかり。


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王子小劇場ウィーク。一日働く。内職で、時間堂の定款を仕上げたり、銀行口座つくったり。

王子の古本屋で「世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られたのか」を購入。fringeで取り上げられて以来、ずっと読みたかったのよね。嬉しい。

面白かった。ところどころ、情緒過多になっている部分があって残念。だけど、良い本。

制作者にとって、どれだけ劇団、つまり商品を愛せるかってことが大事だということを、スラスラと頭に入れてくれる。まあ、こんなに社会人として破綻しないといけないのかって危惧はある。でも、きちんと生きて、きちんと工夫することだって出来るはず。要は熱意とアイディアなわけで、演劇だって工夫の余地はいっぱいあるよなあ、と思った。

時間堂の企画書やら団体概要やらを作っていたら、2004年に書いたものが出てきたので、さらしあげます。最後の方に書いてある2008年の自分たち像が切ない。ごめんね5年前の私、いまそんな感じにはなってないよ。




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自分がリーダーやる自分の劇団のワークショップの告知をすかーり忘れておったよ。3月の〆切が2月28日なので、お申し込みはお早めに。

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●「テキストから自由になる」
時間堂は、現役俳優を対象としたワークショップを開催します。
私たちの標榜する「深呼吸のできる演劇」とは、舞台上にいる俳優が、その役として、生きて呼吸をしてそこに存在する。そして相手から影響を受けそれに素直に反応してゆく演劇です。お客様にもその時間や、空間、目の前にあることを感じていただく演劇。とても当たり前で、シンプルなことですが、常にそうあるためには、何が必要なのでしょうか。
独特の練習方法が話題の時間堂ですが、その基本は「頭で考える」ではなく「やってみる」演劇です。継続して取り組むことにより、俳優としての実力がつくようにデザインされています。実際に身体で体験してみることが、理解への一番の近道です。
黒澤世莉演出に興味のある方、黒澤演出作品をご覧になってみて、「これ、やってみたい」と思われた方、俳優として新しい経験を重ねたい向上心あふれる方、ぜひお気軽にご参加下さい。

●クラス名/クラス日程
オープンクラスは時間堂の稽古で継続して行っているエクササイズ等を取り入れた反復のクラスとなります。
集中クラスでは、オープンクラスの内容を発展させ、テキスト等を用いた黒澤世莉演出の初期稽古をご体験頂きます。
尚、「俳優集中クラス」修了者の中から審査の上、「俳優応用クラス」へお誘いする方を選抜しています。
今回は、「俳優オープンクラス」「俳優集中クラス」のみの募集となります。

[俳優オープンクラス]
時間:全日14:00-17:00 / 各月全3回
[3月] 20日(金祝)、22日(日)、29日(日)
[4月] 5日(日)、12日(日)、19日(日)
[5月] 5月17日(日)、24日(日)、31日(日)

[俳優集中クラス]
4月26日(日) 14:00-17:00
4月29日(水祝) 14:00-17:00
5月3日(日) 14:00-17:00
5月4日(月祝) 14:00-17:00
5月5日(火祝) 10:00-13:00/14:00-17:00
5月6日(水祝) 10:00-13:00/14:00-17:00
5月10日(日) 10:00-13:00/14:00-17:00
全10回

●会場
JR京浜東北線/南北線 王子駅 近辺

●募集人数/〆切
各クラス12名
[俳優オープンクラス:3月] 2月28日(土)
[4月] 3月30日(月)
[5月] 4月25日(土)
[俳優集中クラス] 4月20日(月)

●ワークショップリーダー
黒澤 世莉
佐藤佐吉賞優秀作品賞、演出賞受賞。いま若手で注目されている演出家の一人。スタニスラフスキーとサンフォード・マイズナーを学び、1997年、時間堂としての活動を開始。「王子小劇場プロデュース」「劇団朋友」など、外部演出を含め26本の演出作品がある。「舞台の上で深呼吸できる」俳優と客席をつくる演出には定評がある。また新国立劇場演劇研修所や俳優指導者アソシエーションなどで、指導者としても活躍中。

●参加資格
・年齢・性別・国籍不問ただし日本語か英語での会話に不自由のない方
・職業俳優としての意識のある方

●参加費用
[俳優オープンクラス]
9,000円→2009年6月まで、期間限定割引→7,000円
*定員に応じて、1回2,500円にて1回のみの参加も可能です

[俳優集中クラス]
30,000円→2009年6月まで、期間限定割引→20,000円

●応募方法
下記をご記入の上、[郵送]または[E-mail]にてお申し込み下さい
【1】参加希望クラス
【2】お名前(ふりがな) *芸名で活動されている方は、本名と併せてお送りください。
【3】年齢
【4】性別
【5】電話番号
【6】メールアドレス
【7】住所
【8】参加同機
【9】俳優としての長所/短所
【10】観劇したことのある時間堂/黒澤世莉演出作品(あれば)
【11】所属劇団等(あれば)
【12】備考 *最近の舞台出演等、特記すべき事項があればお書きください

[郵送先] 114-0014 東京都北区田端5-7-1 時間堂ワークショップ係
[E-mail] jikando「あっとまーく」seriseri.com
*「あっとまーく」を@に書き換えて、メールしてください

●主催 / 連絡先
時間堂
080-5180-7095 ワークショップ担当(星野)

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雨。
王子小劇場のメンテナンス最終日。おもにお掃除。

時間堂、仮フライヤに昨日撮影した写真をつかってみたり。

時間堂の会議。再出発後二回目。いろいろ話す。

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時間堂の撮影準備の日。衣装合わせとかメイクあわせとか、テスト撮影。貴夫は公演中なので、星野、スウ、咲、浩司さんで。飛鳥山公園と、某ビル屋上にて。飛鳥山には奥地に素敵ゾーンがあって、日差しはあたたかだし、気持ちが良かったです。
わたしのSR-3はコロの撮影以来半年ぶりに引っ張り出したのだが、それが故に困った自体に。これは別記する。
テストといえどいろいろ良い写真を撮りましたよ、おもにヤマさんが。

夜、時間堂応用ワークショップ。3回目。星野がマイズナーのクラス、貴夫が公演中なので、少人数で望む。人が少ないのもまたみっちりやれる感があって良い。

風土と吉野家で親子丼を食べる。吉野家の親子丼て、って思って気になっていたのだけど、なかなか美味しかった。人生迷走中の風土。いきろ。

深夜、家の掃除クライマックス。だいたい完了。ピアノ様々です。いやあきれいな部屋は気持ちが良いなあ。本当に素晴らしい。これを維持しつつ改善しつつ、よき生活者になろう。

サイクルショップ あしびな
http://www.asibinaa.com/

「サイクルショップ あしびな」は文京区動坂下近くの自転車屋です。
自転車をいじるのも乗るのも大好きな店長です。お気軽に遊びに来てください。
かわいいシーサーがお待ちしております。


ご近所にある自転車屋さんで、3ヶ月前にクロスバイク購入を検討しているときにいろいろ検索して発見。実店舗にも行ってみてお話を伺って、感じいいなーって思ってた。結局、欲しい自転車は取り扱ってなかったので、別で買ってしまったのだけど。

先日、タイヤがブレーキシューにかすってるなあ、と思って相談に行ったら、いろいろと親切に話を聞いてもらえました。いいお店なので田端、駒込、千駄木あたりのひとはここで自転車買ったらいいと思います。

20090222sun
時間堂のフライヤ撮影日、シャッタースピードがおかしかった。
1本目は本当にへん。全部オーバー気味。4本目はわりと正気っぽい。4本全部、最初の一枚が半分焼けてた。なぜ?
駒込のカメラやさんにもってった。ちょっとおかしいけど、シャッタースピードの明らかな異常は出なかった。しばらくつかってないと油が固まってしまうから、シャッタースピードの異常もでるかもしれない、とのこと。月1回はカラシャッターでも良いからきるといい、とのこと。余談だけど、400でもシャッタースピードは250まででいいみたい。いっそ250固定でも良い、くらいの口ぶり。500とか1000とかは、カメラに負担をかけるようだし、不要みたい。ってことは、100のフィルムだったら125でいいの?て感じ。
あとやっぱ∞のときはぼけるね。絞り込んだら平気かとおもったけど、そういう問題でもないみたい。どうしたらいいんだろ。

0301の本ちゃんは100一本で125固定で撮ってみるか。てかその前になんかの試し撮りでそれやってみよう。

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新国立劇場演劇研修所で授業。
「演劇への旅路」をやる。余裕を持って行って、さあカードを準備しようと思ったら、なぜか通し番号の40番台から70番台がごっそり抜けていることを発見。あわててマジックでカードをでっち上げる。まさかwordで印刷したファイルにこんなミスがあるなんて、とほほ。私が演劇テストを受けてるみたいな状況に陥る。まあ間に合って良かったよ。

クラス自体は5時間の内容で、良かったのではないかしら。開始が遅れたのでそのぶん延長しちゃってそこは残念。

終了後、池内さんと打上@近所の焼鳥屋。ここんとこ忙しかったそうで、おつかれさま。俳優指導者アソシエーションのクラスを観て今回誘っていただいて、そういう誘われ方はとても嬉しい。

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ピアノが来るので、部屋の模様替えかつ大掃除。志半ばで時間切れ。ていうか、いままでがひどかったのだ。でも模様替えはうまくいった気がする。

午後はひたすら劇場の平台や箱馬を塗り塗り。
ピアノやさんが来て、劇場からうちまで運送。我が家のほっそい庭を抜けられるか不安だったけど、無事すり抜けて、到着。
業者の人が床の間の床を確認して「ここじゃ落ちちゃいますよ」と言われ、あわててそこらの棚にしていたコンパネ二枚を敷くことにしたけど、それくらいで、トラブルなく完了。
我が家にピアノがきましたよ。

とよねんと王子に新しくできたすき屋でごはん食べる。

王子小劇場のピアノが処分されかかっている。

「狐の木」で良原リエ (a.k.a trico!)のコンサートで使ったり、狐が廃業したあとは王子小劇場のロビーに移されて、時間堂「びょういんのパズル」で演奏したり「ピンポンのような」の舞台美術に使ったりしたアレ。

なので、とりあえず我が家に移送するよ。弾けもしないのにさ。誰か調律して、そして弾きに来て。といってもご近所のことを考えると昼間しか弾けないけれど。

というわけで、ご心配いただいたみなさま、とりあえずピアノは無事です。無事、だとおもう。無事、だといいなあ。だってこれ書いている次点では、まだ我が家に設置してないので、はたして持ち上がるのか、床が抜けないか、そもそも掃除してスペースを作ることができるのか、まったくの未知数なんですもの。

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