「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

カテゴリ: 演劇

「おやつの時間堂 proof」、先週無事終了いたしました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

そもそも「ピンポン、のような」プレビュー公演のあとで、王子の「然の家」で「8月一緒になんかやろーよー」と根津さんと玉置くんと佐伯さんに話したのが事の発端でした。

一週間。
出演者のみんなは大変そうでしたが、私は楽しかったです。
時間が短いながらも、やれることは全部やりきりました。
短いからこそある気づきや学びもありました。
なにより、10月は一緒にやらない、根津、玉置、清水、足立と、このタイミングで仕事が出来たことが良かったです。

「proof」は、これからも取り組んでいきたい作品です。
ていうか、レパートリーにしますから。ほんと。

あと、おやつの差し入れが最終日まで山ほどあって、嬉しかったです。いくら食べても減らないのねー、おやつ。みなさまのおかげです。

これからも、演出家黒澤世莉と時間堂を、よろしくおねがいしまーす。

9月1日土曜はワークショップをやりますよ。
http://blog.livedoor.jp/jtc2007/archives/50313610.html


〆切りは来週の水曜日だよ。
興味があったら来てね。詳しくは上のリンクを観てね。
ワークショップとは、平たく言えば俳優の勉強の場のことだよ。

8月31日金曜はセリラヂオを復活させるよ。
1日だけだけどね。場所も例のところだよ。
セリラヂオとは、バーのようなサロンのような空間のことだよ。

バイクが壊れたり、富士山に登ったりしているよ。元気です。

「おやつの時間堂 proof」5日目です。あと2日でつくって公演です。
http://blog.livedoor.jp/jtc2007/archives/cat_10015054.html

まあ結論から言っちゃえば、演劇は6日でつくれますかっていう問いは可能だろうという答えになるですよ。品質を問わなければ。

どれだけ面白くできるかっていうと、やはり困難な挑戦です。戯曲の面白さを演劇の面白さにしていくにはどうすんべかと。

ともあれ、良い環境での演劇漬けの一週間って言うのは楽しいね。良い本、良い俳優、集中できる環境。いつまでも続けばいいのに。

ま、やれるだけがんばりまーす。

お暑うございます。
私は暑いのけっこう好きなので、汗ダラダラ流しながら喜んでます。エアコン無いけどシャワーで十分だし。苦手な人には苦しい季節でしょうねえ。

夏のレジャーに大忙しですか。お盆休みはどこに行こうか、もう決めましたか。海とか山とか、いいですねえ。水着、シャワー、思い出、みたいな。

で、もう一つ。猛暑の中、人混み、渋滞を避けて、涼しい劇場で文化に触れる、なんてのはどうでしょう。東京で。

「おやつの時間堂 proof」というのをやります。
これは、「公演」ではなく「制作過程の公開」が目的です。
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季刊のフリーマガジン「cinra」の14号にインタビューされたよ。
http://cinra-magazine.net/vol.14/CONTENTS/STAGE/T2.HTM

お暇なら読んでね。

引用しようと思っても全部フラッシュだから、無理。
自分のインタビューなのにね。

明日から新国立劇場演劇研修所試演会の仕込みです。来週末は公演です。フジロックと丸かぶりです。フジに行くひとは、晴れたらいいね。梅雨開けたらいいね。

ピンポン、のような」公演も、あと12時間後の公演と17時間後の公演を残すのみとなりました。

こんかいはやたら評判がいいです。
でも、自分ではまだまだ伸びしろがあると思うのですね。

やるたびにハードルが上がっていって、
あ、こんなことは前の日記にも前の前の日記にも書いたか。

どうも考え過ぎちゃうのかしらね。
あんまり知恵が足りていないようなことを書こうかしら。

こいけけいこっていう俳優さんが出てます。
この人は美しいんですけど、超動物です。
以前は山下清扱いされていました。
いまでは動物扱いです。格下げです。

でも、本当にすごい人なんです。
誰かのために泣ける人です。
誰かのためにがんばれる人です。
だから舞台の上であんなに美しいのです。

あ、うまくいってるときはね。

今回の関係者は、誰かのために泣ける人が集まっています。

うん。
明日も前のめって行く。ごるあ。

きょうは「ピンポン、のような」公演の初日でした。
http://blog.livedoor.jp/jtc2007/

メール便や電子メール、mixiで告知してたけど、考えてみれば自分のブログで告知してなかったわね。とほほ。忘れてた。

書くこともね、もう方々に書き尽くして出すもんなんかねえよ、みたいな空気になってますよ。

あ、まだ書いていないことおもいつーいた。
演劇って、総合した状態で価値が大きく変わるです。
簡単に言うと、同じような感じでも面白さ全然違うのね、ってこと。
少なくとも毎日台詞は一緒なのですよ。
でも、見える物、感じる印象は違うのですね。

結局、何が作品の質を左右しているのかと考えたときに、言葉や身体、目に見える物や耳に聞こえる物ではないなにか、なんじゃないかと思うのです。それらをヒントにして、それらでないものを判断する、というか。

楽しいけどね、しんどいですよ、品質を上げるのは。
越えるべき壁は、登れば登るほどどんどん高くなる感じ。
ま、負けないけどね。

30日までがんばってます。
演出家ってなにしてんの? って演劇をあんまり観ない方は思うと思うのですが、まあ、園芸と一緒ですよ。種撒いて水撒いて、余計な草を刈って、育ってるのを楽しむ、みたいな。自然の花も美しいけど、手を入れた方が光る花もある。

今回は作家もやってるから、ま、わかりやすく私ワールドです。
おまちしてまーす。続きを読む

mixiや他のブログばっかり書いていて最近さっぱりご無沙汰の自分ブログですが、久々にここだけに書きます。

「そもそも論」ていうことを最近はよく考えます。
たくさん考えるべきことがあると、だんだん頭がこんがらがってきます。そういうとき、「そもそも一番重要なことは何か」を考えると、うまくいきやすいということです。

当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、これが難しい。私はモノゴトを難しく考える癖がついてしまっているので、問題を無駄に複雑にしてしまいがちです。

できるだけ、単純に、シンプルにしていく。
そうすれば自ずと答えは見つかるものです。あるいは、答えとは言わないまでも、その状況の中で最善のやりかたがみえてくるというか。

演劇をつくっているととか、演技をしているととか、同じです。仕事においても日常においてもそうでしょう。
「そもそもなんで演劇やってるんだっけ」とか、
「そもそもなんでこの仕事してるんだっけ」とか、
「そもそもなんでこのプロジェクト」とか、
まあ書き始めたらきりがないです。

大きな成功、成果というのは、単純化されたそもそも一番大事なことの、たんたんとした積み重ねだと思います。いきなり全部解決しようとするのではなく、そもそもなんだ、に落とし込んで、それを繰り返すのが、結局近道なんだろうなと。

おすすめです、困ったときの「そもそも論」。

【こりっち】第一次審査結果発表【舞台芸術まつり】
http://stage.corich.jp/html/fes_result.html

81団体の中から10団体を選ぶ一次選考。
倍率は8倍です。

時間堂は、


通過しました。

ほんとに、みなさまのご協力のおかげです。
ありがとうございました。

で、これで安心しないで、
みんなが応援した甲斐があったなあと思えるような、
素敵な公演にしますので、
ていうか2007年素敵な公演作り続けますので、

これからもごひいきに。がんばりまーす。


追記
KUDAN、風琴、スロウライダー、ハイバイ、かあ。
さすが倍率8倍を通る団体は強力ね。
格上挑戦だあ、がんばりまーす。

らいいなあ。いや、まじめなはなし力を貸してください。

「こりっち舞台芸術」
というナイスでトレンディなサイトさまが、
10団体の内で審査員のお眼鏡にかなった団体の、
次回公演に100万円を援助してくださる企画をやってます。

まず10団体に選出されないといけないのですが、
そのためには
「あら、みんな注目してるのね」
みたいな感じになったらいいみたいなのです。

というわけで、
みなさまの貴重な10分間をつかっていただいて、
http://stage.corich.jp/troupe_detail.php?troupe_id=333
ここのサイトでIDをとって、
「お気に入り」に追加していただいたり、
「ピンポン、のような」を
「観たい」に追加していただいたり、
ただ足跡を付けてくださったり、
してくださると、とても嬉しいです。

まあ、公演自体をよくしていくのは、
ほんと、がんばりますので。

100万円取った暁には、
シネマプライスで今年と来年春の公演を、
やることで、みなさまに還元させて
いただければと思います。

ピンポン再演は、1800円でやります。
去年は2500円とか3000円とかになっちゃったけど、
援助してもらえればそれくらいは出来るさ。

どうぞ、よろしくおねがいいたしまーす。

ヒップでイカスあんちくしょうこと、
こりっち舞台芸術さま
http://stage.corich.jp/

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