ほぼ週刊ハンサム部

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

カテゴリ: 演劇

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作演出の越寛生さんと、観客の五十嵐優さんと『ゾーヤ・ペーリツのアパート』組です。

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ヤリナゲ『モニカの話』を観てきた黒澤世莉です。

千秋楽も終わったということで、いきなりネタバレです。

ほかのみんなは荷物を置いたまま消えます。ヤナギだけは、荷物と一緒にいなくなります。

最後のシーンが、カツキの現実だとするならば、あんまり問題ないでしょう。でも、最後のシーンこそカツキの夢なのだとしたら、そして私はその案をとりますが、それはヤナギとカツキの別れを示唆してるように見えました。

でもそれは、悲しいかもしれないけど、新しいスタートでもある。だから、前向きな話なんだなと思いました。

構造もいいけど、やっぱり越さんは台詞がいいなと思います。普通のことが分からない、という感覚、大事にしてほしい。

俳優さんたちも素敵です。みんないいですが、ひとり挙げるなら澤原さんは愉快でした。ヤリナゲにあっていると思います。

次の作品も楽しみです。




____________________おしらせ____________________

2017年最初のワークショップは大阪で:黒澤世莉 マイズナーテクニックによる俳優ワークショップ[1/29][大阪]

http://handsomebu.blog.jp/archives/52395341.html


「演劇の街」下北沢に「演劇グッズ専門店」【観劇三昧下北沢店】がオープン:毎日いますよ(10:00〜19:00/水曜定休)
http://entre-news.jp/2016/12/35282.html

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戯曲賞には縁のない黒澤世莉です。写真一番左が趣向のオノマリコさんです。すげー昔の劇作家女子会。のときのお写真ですね。






ほかにも瀬戸山さん、長田さんがノミネートされていて、おめでとうございます。市原さん本田さん平塚さん山縣さんも、面識はないですがおめでとうございます。

さて。

岸田賞ノミネートが発表されると、こういう言葉を目にします。

「〇〇さんの受賞はコレじゃない気がする」

分かります。

とても良く分かります。

コレジャナイ感、半端ないですよね。

でも、仕方がないです。演劇賞というものの性質上「まさにこのタイミングでこの作品だよねええ」てのは、不可能とは言わないまでも、困難だと思います。

岸田戯曲賞の審査の仕組みを全て知っているわけではないですが、基本的には審査員または審査員補の推薦があって、審査員全員が作品を読むんだと思います。

多くの演劇賞も、似たような形で、ある作品がまず「候補の方として選ばれて」その中から候補として選別されます。

もちろん、TGRや佐藤佐吉賞のように、「この演劇祭に参加していれば」「この劇場で上演すれば」賞の候補になる、て場合は別です。でも、そういう「こちらが能動的にエントリーできる」賞というのはあまり多くない。

あ、戯曲賞の場合は、岸田賞みたいな形式は珍しいですよね。たいてい応募形式ですから。

まあ、そういうわけで、まずは審査員に見てもらう推薦までいかないといけない。この時点で結構無理ゲーです。だって「推薦しよう」て思ってもらった次が、またいい作品になるとは限らない。し、すごくいい作品を作っても、それが100や200の観客に理解してもらえるとは限らない。

99人がついていけなくても、演劇としては価値がある上演、ていうのは、この世界にいくらもあるのだともいます。そして、それが必要な人に届けられず、ふさわしい評価を得ることもなく消えていくこともまた多いのだと思います。

じゃあ、これは改善できるのかというと、おそらく不可能です。構造的に改善しようがない。100や200の観客を相手に、小さい空間で上演している演劇のなかで賞に値する作品を探すのは、砂漠に落ちた砂金を探すより難しい。

だから、そういうゴールドラッシュをめざす荒くれ者みたいな観客、というか推薦者補、みたいな存在はとても重要なんですよね。勝手に年に200も300も演劇を観て、できの良いものを評価の俎上に上げていく。

いまこれ、好事家だけがやってますけど、ほんとはもっと、公共のひともやったほうがいいんだろうな。

し、王子小劇場やこまばアゴラ劇場は、そういう金鉱の役割を果たしているので、とっても価値があるなあ、て思いますよ。もしドバイの石油王がこれを読んでいたら、各劇場に年間1億円寄付してあげてください。10年で日本の演劇界がひっくり返りますから。

というわけで「コレジャナイ感」と岸田賞は表裏です。たしかにその作品ではないかもしtれない。

でも、その人が作家を続けていく上で、その作品を生み出した、ということに価値があるのだと思います。作品そのものに対して出ている賞であってそれがコレジャナイ感漂ったとしても、大目に見てほしいなあと思います。

きっとまたもっといい本書いてくれますよ。

なんか、戯曲賞についてよく聞く文言を小耳に挟んで、思ったことを書きました。




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めずらしくスタッフたちと地鶏、黒澤世莉です。幸せそうな顔で、私もうれしいです。

おかげさまで、観劇三昧下北沢店、無事にグランドオープンしました。

明日から11:00~20:00(水曜定休日)で営業します。私も週5回はいます。でも外にでもするから、来るときは連絡頂戴ませ。

観劇三昧下北沢店・日本橋店
東京都世田谷区北沢2-9-2 ZIP155ビル 2F


http://kan-geki.com/lp/nippombashi.html

お待ちしてますよー。




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写真は福井学さん、無許可掲載の黒澤世莉です。だって「僕はパブリックドメインです」て言ってはるからさ。

半年くらい一緒にいてて、あんまり福井さんについて書いてないなと思ったので、書きます。

この写真はCCC賞をもらったときの写真です。CCC賞の細かいことはリンク先読んで。

CCC賞をもらったからすごいんじゃないんです。順番が逆です。すごいからCCC賞もらったんです。本人は「みなさんの支えがあって」とか言ってますけど、いくら支えられたって、本人がそれに応えられないことにはうまくいくものもいきません。

なんか小さいし、ニコニコしてるし、物腰やわらかだから、すごそうに見せないんですよね。

かくいう私も、最初から「学すげー」て思ってたわけじゃないです。4年前かな、大阪ツアーに行ったとき、インディペンデントシアター支配人「時間堂の本部長」こと相内唯史さんに「面白い人いるから行ってみたら? 隣だし」て言われたのがきっかけでした。

相内さんには全国ツアーのきっかけといい、ほんとにいろんな転機をいただいてるな。今度ビールおごらせてください。

で、ほんとに隣のビルに「え、こんなエログッズ売ってる雑居ビルに演劇のお店があるの?」と思いつつ、当時の観劇三昧にご挨拶に伺ったのがきっかけ。

そのときの私は「演劇の動画配信、儲からないだろうな。。。」て思いながら、福井さんのお話を伺ってました。でも、このひと信頼できそうだし、リスクはなさそうだし、動画配信してみるか、て思った。それで時間堂の作品の配信をはじめたわけです。

20年くらい演劇をやってると「演劇の力になりたいんです」っていう、一般の方のお話を伺う機会がたまーにあります。熱く語ってくださって、それはありがたいんですけど、たいてい短期間で冷めちゃうんですよね。

冷めちゃう理由はいろいろあると思うんです。よく冗談めかして儲からないからねえ、とか言いますけど、儲かる儲からないじゃない部分の要因も結構根深くある、と思ってます。

私が最初に「福井さん、実はすごいんじゃないか」て思ったのは、演劇に関わって三年経って、冷めるどころか会社を大きくしていた、て実績を聞いたときです。

あんまりそういう話を聞いたことがなかったので、正直驚きました。「どうやらすごいひとなんだろうな」て思って、それでまあ、なんか、いつのまにか福井さんの会社にお世話になることになった。

そうなるなんて4年前の私は想像もしてなかったよ。

演劇人と演劇好きの社長から、社員と社長の立場になって半年経ちました。そこで認識が変わっていったわけです。「どうやらすごいひとなんだろうな」から「すげえな福井さん」に。

頭がいいとか、情報を得て、それを読む力があるとか、お金を生む仕組みが作れるとか、そういう色々な部分があるんですけど。一番すげえなって感じるのは、「このひと演劇すげえ好きだな」てとこです。

正直な話、私は今、演劇に対して疲れちゃっているので、福井さんの情熱がまぶしいなって思いながら働いてます。でも、すこやかですよ、一緒に働いてて、へんなおためごかしがなくって、理念に向かって一直線だから。企業理念に向かって経営者自信が一心不乱に邁進してる会社って、実は少ないと思うので。

「表現者の未来をつくる」って、本気で思ってんだな福井さん、すげえな。そんで、それをやるために情熱を継続してる、てのが、なによりすげえなポイントです。

いくらわたしが書いたって、実際会ってみないとわかんないと思うので、機会があったら福井学と会ってみてください。探すと結構、色んな所にいるので。

直近だと、明日1/20金、観劇三昧下北沢店の、オープニングレセブションで喋ります。同じく熱い男、アマヤドリの広田淳一さんとトークします。イベント自体は色々企画があるんですけど、わたしはここで、福井さんが何を喋るのか、それに広田さんがどう応えるのかを、一番楽しみにしてます。

参加費無料で、予約もいりません。お酒もジュースも出ます。遊びに来てください。

観劇三昧というサービスはピンとこないなー、ていうひとにこそ、福井さんがどんな人物なのか、その目で見てほしいなって思うよ。

いつもは社内の人間は敬称略で書きますが、今回はあえて社員と経営者ではなく、同じ人間として書きました。




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半月ぶりに十色庵に行った黒澤世莉です。元・時間堂劇団員、直江里美と國松卓の誕生会です。



嘘です。

そんなお人好し劇団ではありません。最終公演『ローザ』の振り返りの会でした。

一言で言うと、ローザは良い公演でした。

その上で、各々の課題や、具体的な良かったと思ったポイントが、言語化されて提示されたことは良かったと思いました。

印象に残った言葉。

「演劇やる以外楽しいことなんて無いから、演劇やって終れたのは、楽しく終われてよかった」

「限界だったなと思った」

「ボロボロな状況から『やるの?やらないの?』ていうスタートだけど、やってよかった」


これは私の実感ですが、公演がすっかり楽しいなー、で終わってました。で、この振り返りで思い出しました。わたしこの公演始まる前、ボロ雑巾でした。

今私が興味を持っていることは、こんな感じです。

自由と規律

対話の成立の上でのパフォーマンス

余裕と強度

厳密さとおおらかさ


一見相反するする2つの概念が、品質を上げていくことで同じ現象になるということ。

を実証していきたいと思います。

さよなら、ゾーヤ。おやすみ、ローザ。

また会おう。




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不自然な方々と演出家、黒澤世莉です。

いまわたしは「観劇三昧」で働いています。スマホアプリやWebで観られる、定額制演劇映像配信サービスと、東京と大阪にある演劇グッズ専門店、どれも「観劇三昧」という名前でやってます。「観劇三昧」を運営しているのは、株式会社ネクステージです。ネクステージは「観劇三昧」の他に「演劇パス」という、スマートフォンでチケットの購入から劇場の入場まで行える、事前決済チケット販売サービスをやってます。

そんなわけで、開くぞ開くぞといいながら数ヶ月、「嘘なのかな?」と囁かれ始めた昨年12/26、ようやっとヴィレヴァン向かいにプレオープンした「観劇三昧下北沢店」、いよいよグランドオープンします。

いやー、長かったですね。これまで色々ありましたね。ブログに書けないようなこともありますんで、ま、そういう話は当日オープニングイベントでしましょう。

というわけで、オープニングイベントやりまーす。






写真のあやしげな人物たちは、アマヤドリ次回公演の登場人物みたいですが、本多劇場での公演を翌週に控えるアマヤドリのオープニングパフォーマンスも観られます。

その後の懇親会は、ドリンクをご用意してお待ちしてます。もちろん全部無料です。とくにご予約などはいりませんが、SNSなんかで「観劇三昧下北沢店オープニングイベント行くよー」て拡散してくだされば、とても嬉しいです。

観劇三昧下北沢店の誕生を、お祝いに来てください。お待ちしてまーす。

追伸
世界と戦う劇団特集では、SPAC、維新派、小池博史ブリッジプロジェクトが観られます。SPACはなんと無料、アプリダウンロードすれば観られる。
http://kan-geki.com/lp/world/

2月には「観劇三昧手のひらフェスティバル2017」を開催します。地球上のどこにいても楽しめる演劇祭、約80団体が参加してくれます
http://kan-geki.com/lp/kan_fes2017/

生で見るのが演劇の醍醐味ですが、距離や生活環境の事情で、なかなかそうもいかない方もいらっしゃいます。ぜひぜひ、お楽しみください。 




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東京生まれ東京育ち、黒澤世莉です。

今年は大阪での活動が多くなりそうです。tocotocoしょうとくりぃむさんが、毎月6月までWSを企画してくださる、予定です。

6月には、大阪でのワークショップの一つの成果として、インディペンデントシアターでの公演を予定してます。僕らの陰謀、という劇団の、鎌谷潤吉さんの新作台本です。

大阪では、徳田博丸さんや、tocotocoしょうとくりぃむさんが、定期的にワークショップを開催してくださって呼んでいただいて、とても嬉しいです。続けてやるから出来ること、てことがあって、大阪はいつのまにやら、すっかりホームタウンみたいになりました。

今回も、大阪の俳優のみなさまにお役に立てるよう、全力で遊ばせていただきます。お待ちしてまーす。

黒澤世莉 マイズナーテクニックによる俳優ワークショップ 2017年1月大阪
https://www.facebook.com/events/1036996553073691/
(以前にワークショップを受けられた方より)
「演技をしていて生きていないと言われます。そこの根本的なことをやらせていただきました。」
「メンテナンス的にもすごくいい、新しい発見もありました。」
「不安と心配でいっぱいでしたが収穫いっぱいで、新しい扉を開きました。」

■日 程
1月29日(日)14:00〜17:00 俳優クラス   
1月29日(日)18:00〜21:00 俳優クラス

※俳優クラス → 俳優として舞台に立ったことのある人、もしくは俳優志望(学生参加可)
※終了時間はやや延びる可能性があります。受講後にご予定のある方はあらかじめご相談ください。

■定 員:各12名(先着順)
■参加費:各2,500円 昼夜2クラス受講の方500円引
■応募方法:タイトルを「1月大阪WS」としてE-mailにてお申し込みください。
【1】参加希望コース(14:00/18:00) 
【2】お名前(ふりがな)
【3】年齢【4】性別【5】電話番号【6】メールアドレス【7】住所【8】備考(演技経験、健康状態等)
 ※2016年以降、tocotoco主催WSを受講された方は、【1】【2】と変更箇所のみお送りください

■応募先:ws@tocotoco.biz

◆お申し込み後、4日以上経過しても返信がない場合、通信事故が考えられますので、お手数ですが再度お問合せください。
◆応募後、「ws@tocotoco.biz」より自動返信メールがあり、参加受付となります。定員となっていた場合や、直前にご案内する事があれば「tocotocodayo@gmail.com」よりご連絡いたします。お手数ですが、両方共メール受信できるように設定お願いいたします。

■会 場:〒543-0073 大阪市天王寺区生玉寺町7-57 
地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘駅下車
1号・2号出口から北へ100m
http://osakacommunity.jp/tennoji/challengespace/access.html

■問い合わせ先:info@tocotoco.biz (tocotocoしょうとくりぃむ はたみ)


★tocotocoしょうとくりぃむ
2013年より演劇ユニットとして大阪で活動。又、演劇ワークショップ、複数劇団が参加するミニ演劇祭「演劇動物演」の企画等をしています。
人と人が関わり合い舞台の上で生きるということ。この演劇の根本を学ぶ機会をもっと増やしたく、ワークショップの開催を続けきました。更に作品作りまでを一緒にすることで、成長し共に楽しみたいという思いで2017年6月に新ユニットで公演予定。
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●黒澤世莉プロフィール
演出家。佐藤佐吉賞優秀作品賞、演出賞受賞。札幌演劇祭TGR2014特別賞(作品賞)受賞。
スタニスラフスキーとサンフォード・マイズナーを学び、2009年に時間堂として活動を開始。2016年12月31日に劇団解散。劇団外部の演出も多数。
「俳優の魅力を活かすシンプルかつ奥深い演劇」を標榜し、俳優と観客の間に生まれ、瞬間瞬間移ろうものを濃密に描き出す。
俳優指導者やファシリテーターとしても円演劇研究所やENBUゼミ、PAVLIC他で活動中。


主催:tocotocoしょうとくりぃむ  協力:黒澤世莉 ・ 鎌谷潤吉(僕らの陰謀)





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写真は賞状を渡す小田島雄志さん、いただく秋月準也さん、右後ろのチマチョゴリの素敵な方が洪明花さん。受賞された秋月さん洪さん、本当におめでとうございます。

というわけであうるすぽっとまでちょいと歩いてきました、雑司が谷在住、黒澤世莉です。高野区長の挨拶では豊島区は文化都市であり、これからもバンバン劇場が立つそうです。豊島区民の演出家も、いつでもご協力いたしますよ。[PR]

というわけで戯曲賞についてはこちらを参照です。

第九回小田島雄志・翻訳戯曲賞を、洪明花と秋月準也が受賞:ステージナタリー
http://natalie.mu/stage/news/212533

こちらが公式サイト。いままでのそうそうたる受賞作が掲載されています。

「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者、対象作品:あうるすぽっと
http://www.owlspot.jp/odashima_award/

なんでわたしが行ったのかというと、ただ近所でやってるおめでたい席には必ず出席するお祭り野郎だから、ではなく、秋月さんの受賞したミハイル・ブルガーコフ作『ゾーヤ・ペーリツのアパート』の受賞は、時間堂の上演と密接な関係があるから、なわけですね。わたし実は演出してました。なので、時間堂の一部の面々とともに、お招きいただきました。

小田島雄志翻訳戯曲賞は、上演された翻訳戯曲というのが受賞の条件にあります。なので、上演したことで、秋月さんやブルガーコフ、そしてゾーヤに陽の目が当たったのだなあ、と思うと、やってよかったなー、て思います。

お祝いの席はいいですね。ほっこりします。とくに翻訳家が報われることは、演劇人のなかでもことさら珍しいことですので。

ロシア語戯曲、東アジア戯曲が受賞したのも、はじめてだそうです。西洋戯曲以外に注目が集まる、てのも良いことです。一〇回でひとくぎりだというようなことがwebに書かれていますが、場内では「ぜひ続けてほしい」との声が多かったです。わたしも、ぜひ続けてほしいな、て思います。

そのための協力は、わたしにできることでしたら惜しみませんので。

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残念ながら『ゾーヤ・ペーリツのアパート』は絶版になってしまいました。

と、ご案内してたのですが、東洋書店新社にて、復刊されるそうです。やりました。ブルガーコフ面白いので、ぜひ読んでみてください。電話番号は03-6416-0170。『新装版ブルガーコフ戯曲集1 / 2』各3,200円です。

「それはちょっと高いわ」というあなた、時間堂上演版でしたら、時間堂webまたは観劇三昧下北沢店・日本橋店でご購入いただけます。こちらなら1,500円。

時間堂(時間堂ストアweb屋台は右側にあります)
http://jikando.com/

だたし、こちら上演版で、上演のために編集した2:45におさまる版です。どういうことかっていうと、いっぱいカットしてあるよ、原作そのまんまやると3:30コースになるってことです。

「他に、ど、どんなシーンがあるんやろ」というかたは、『新装版ブルガーコフ戯曲集1 』読みましょう。

わたしとしては、洪明花さんの『トンマッコルへようこそ』が、再演によって受賞したみたいに、『ゾーヤ・ペーリツのアパート』を改めてどなたかプロデュースして公演していただいたらいいなー、て思ってます。そのときはぜひフルバージョンで。2.5次元ミュージカルにしても面白いと思います。

そして、新劇の劇団なんか、ぜひブルガーコフ上演したらいいのになー、て思います。先日民藝が三好十郎『廃墟』上演されてましたが、わたしたち6年前に上演してまして、それを民藝さんはご存知ないとは思うんですが、記憶や情報の縁というのは、どこかしらつながってるんじゃないかなー、なんて思ってるので。残念ながら『廃墟』は観られなかったんですが、いい作品がいろいろなバージョンで上演されるのは、素敵なことだと思います。

シリーズ発掘第一弾リリアン・ヘルマン『森の別の場所』、第二弾ミハイル・ブルガーコフ『ゾーヤ・ペーリツのアパート』どちらもぜひぜひ上演してほしいなー、観たいなー、て思います。

リリアンもミハイルも、面白いので読むだけ読んでみてください。



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黒ガムで補修されているナイキと黒澤世莉です。高校演劇サミット2016にお出かけしてきました。

http://www.komaba-agora.com/play/3515

最初に、山梨県立甲府南高等学校『歩き続けてときどき止まる』(作:中村勉)を拝見。その後、精華高等学校『大阪、ミナミの高校生』(作:オノマリコ)、東京都立駒場高等学校『かわいそうのうそ』
(作:花井紗代子)という順番で拝見しましたよ。

ずいぶん攻めてる演劇が並んだなあ、という印象です。物語で押す演劇が一本も無い。いりくんだ構造、バラバラなシーンをコラージュした作品が並びました。

物語演劇の方が、その難しさも重々承知の上であえていいますが、簡単です。それを知ってか知らずか、挑戦的挑発的な演劇作品が並んだことが、楽しかったですね。

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なにが楽しかったかって、遊んでんなー、って思ったからです。

ちょっと、しゃちほこばって一所懸命になって演劇をやっていた時期、というのが私にはありまして。でも、一所懸命がんばるって、大切なことではあるけど、演劇が窮屈になるなあとも思ってて。

そういう意味で、今回の三本は伸びやかな印象でした。それはきっと、かれらが一所懸命に遊んでいるからなんだろうなあ、て思いました。

遊び心は大事だな、て教えてもらいました。

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ダメな大人の会。

うそです。企画の林さん田中さん平田先生、参加校の先生方作家コーチスタッフの皆様、みんなおつかれさまでした。

もうひとつ思ったのは、ヒューマニズムに対する距離感のバラバラさ、が良かったですね。「私たちは分かり合える!」という都立駒場、「私たちは分かり合えない」という精華、「分かり合えたり分かり合えなかったりするよね」という甲府南。

作家の意図は存じ上げませんが、わたしはそう受け取りました。汚れちまった大人に都立駒場はまぶしすぎたぜ。。。

ともあれ、三本とも、とても楽しく拝見しました。みんなありがとう。どこかで会ったら「あのときのわたしです!」て教えてください。喜びます。

演劇つづけても止めてもいい。高校生の時に、学校の外の同年代や大人たちと関われる、というのは、みなさんにとって目に見えない経験という財産になってます。

きっと、それが生きる日が来る。演劇は人生がちょっと楽にできるツールです。なので、やってなくていいから、たまに思い出して思い出してください。困った時、なにかのヒントになると思います。

みなさん、お元気で。




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不惑こと40歳、黒澤世莉です。

真ん中の赤いセーターがたなりんこと田中圭介さんです。先週時間堂『ローザ』トークゲストに来ていただきました。今度は私がトークゲストにお呼ばれします。

高校演劇サミット2016
http://www.komaba-agora.com/play/3515

ですね。こまばアゴラ劇場の人気企画です。

おかげさまで、豊橋の高校生と創る演劇『赤鬼』や、東京都地区大会の審査員など、高校演劇とのご縁を結ばせていただいてますので、その流れでご依頼いただいたのでしょう。

三校しっかり拝見して、みなさんのおもちゃになるようなお話ができればいいなあと、わたしも遊びに行かせていただきます。ひとつ愉快な質問や困らせるご意見をいただいて、場を盛り上げていただければと思います。

トークゲストなんて一人じゃ何にもできませんからね。その場に集まったみんなで、いい会にしましょう。ひとつよろしくおねがいします。

しかし、若いっていうだけで価値とかいいますけど、そんなこと無いと思いますよ。若さの浪費をしている若者なんていくらでもいるし。若いうちから大勢の他者との関わりを得るような、充実した歩みはなかなか出来るものじゃない。そういう意味で、ここで出会う高校生たちはきっと特別なんだろうなと思います。

また浪費もいいものです。はやいうちに浪費の虚しさをしれば、おとなになってから時間を大事にできます。

話全然変わるんですけど、わたし明日には死んでるかもしれないと思って生きてます。たいがい死んでないんですけど。てか、死んでないから、生きてるんですけど。

でも、いま死んでも悔いがないように生きたいな、と思います。それは失敗しないことじゃなくて、失敗してもくじけずにいる、てことのほうが近い気がします。

明日出会うみなさんが、「ここで死んでもまあいいか」と思えるくらいの、振り切った挑戦ができるといいなと、願っています。

高校演劇サミット2016
http://www.komaba-agora.com/play/3515
日時
2017年1月7日[土] - 1月9日[月・祝]
1月7日 土 15:00 精華 16:30 都立駒場 18:00 甲府南
8日 日 14:00 甲府南 15:30 精華 17:00 都立駒場
9日 月・祝 13:00 都立駒場 14:30 甲府南 16:00 精華
受付開始:開演の60分前
開場:開演の20分前
1月7日(土)
各回終了後、ディレクター田中圭介による公開ダメ出し
1月8日(日)
18:10 ポスト・パフォーマンス・トーク(ゲスト黒澤世莉さん)
1月9日(月祝)
17:10 ポスト・パフォーマンス・トーク(ゲスト舘そらみさん)
料金
1日券:3,000円
1演目券:1,500円
高校生1日券:1,000円(高校生限定・1月7日(土)のみ)
※日時指定・全席自由
※高校生以下の方は、当日受付にて学籍、年齢を示す証明書をご提示ください。
※未就学児童はご入場いただけません。
チケット
発売日
11月26日(土)
チケット
取り扱い
青年団 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)
オンラインチケット予約はこちらから
WEB
WEB:http://summit.koko-engeki.info/
twitter:@k_summit2016





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