【延期のお知らせ】
登壇の予定でしたが、イベント開催が延期となりました。
「混沌とした社会のなかで、異なる立場や選択が尊重されることを願いつつ、最後のご挨拶にかえさせて頂きます。」
いい言葉だと思います。

『劇作家による著作権との付き合い方勉強会』開催延期のお知らせ https://note.com/gekisakujoshi/n/n0d88f2b66835


無題のプレゼンテーション


黒澤世莉です。東京はすっかり春です。

台本を書くひとも、台本を上演するひとも、台本を大事にしますよねー。
とうぜん、台本の著作権も大事にされていることと思います。
自分が書いた台本を上演していただくときも、誰かの書いた台本を上演させていただくときも、著作権という法律を守って手続きをします。

著作権のことで私が困るなーと思っていうことはいくつかあるのですが、ひとつは「作者の許諾を取りたいのに、作者が亡くなっていて、著作権者が分からない」という状況です。

すごく素敵な台本が、権利者が分からなくって上演できなくなって、そのうちに忘れられてしまう、というケースはきっとこれから増えていくんじゃないかと思っています。

台本はみんなが大事に思っている、演劇界共有の財産です。作家が大切にされ、作品が流通し、演劇人全体が恩恵を受ける、そんな優しい世界にするために、どんな課題があって、どんな工夫が出来るのか。著作権を尊重しつつ、自分たちに出来ることがあるのではないか。

一緒に考えましょう。

女子会。のイベントなんでお硬い感じにはならないと思いますよ。モスクワカヌさんの生前葬から始まるそうです。ちょっと何言ってるのかわからないかと思いますが、私もわからないです。

当日お会いしましょう。

劇作家による著作権との付き合い方勉強会
【劇作家女子会。のQuest その◆
https://note.com/gekisakujoshi/n/nea1d0960cb63
2018年12月30日、「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(TPP11)」による著作権保護法の改正により、日本での原則的保護期間がそれまでの50年から70年になりました。
つまり、作家は、自分の死後70年、自作の著作権を保持し続けるということになります。
それは、わたしたち劇作家にどのような効果をもたらすのでしょうか。

例えば、もし今日わたしが死んだとしたら、わたしの書いた戯曲の著作権はどうなるのでしょうか。
わたしの場合は、同居している家族とは戸籍を共にしていないので、わたしの父親に著作権が譲られることになります。
その後、わたしの父親が亡くなったらどうなるのでしょうか。
順当にいけば、わたしの兄や、兄の子供たちが、わたしの戯曲の著作権権利者となるようです。演劇に関わりなく暮らしている彼らは戸惑うことでしょう。それに、彼らがわたしの戯曲の著作権を持ったとしても、そのことが戯曲を上演したいと思っている人たちにまでわかるようになるでしょうか。最悪の場合、わたしの戯曲は、誰が著作権を持っているのか知られないまま、わたしの死後70年間を待ち続けることになります。

著作権の譲渡先を決めておく、もしくは生前からオープンソースにするなど、準備しておかなかったら、
戯曲は、著作権保護期間70年の間、死んだ劇作家と共に眠り続けることになりかねません。
70年はさらに長い時間です。その間上演されることのない作品は、死蔵されてしまうかもしれません。

劇作家にとって、著作権保護期間のこと、その延長のことは重大な問題です。

「わたしの死後を生き抜く戯曲のために、わたしは生前どのような準備をしておくといいのだろうか。」それを考えたくて、今回勉強会を開くことにしました。
劇作家女子会。メンバーの生前葬を通し、劇作家と著作権について、そもそも著作権とは、著作権保護法とはなんなのかというところも含めて、考えを深める会になればと思います。
(文責:オノマリコ)


〈勉強会のお知らせ〉
「劇作家による著作権との付き合い方勉強会 “もし私が今日死んだら”」

■日程:2020年3月14日(土)18:30〜20:30
■会場:BUoY Cafe(北千住駅より徒歩6分、BUoYの2Fスペース)
■参加費:2000円(18歳以下は無料)

■パネラー:
劇作家:オノマリコ、坂本鈴、モスクワカヌ(以上、劇作家女子会。)
演出家:川口典成(ドナルカ・パッカーン)、黒澤世莉

■ゲスト 福井健策氏(弁護士・日本大学藝術学部 客員教授)

■定員 30名
■企画:劇作家女子会。

●お申込み
件名を「勉強会参加」として、以下の内容をこちらのメールアドレス(gekisakujoshi@gmail.com)まで
お送りください。こちらからの返信をもってご予約完了となります。
(1)お名前(ふりがな)
(2)ご所属(あれば)
(3)当日連絡用の電話番号(あれば)
(4)メールアドレス
(5)この勉強会に期待すること
※短くて構いません。できれば内容にも反映させていきたいと思います。
※参加するにあたって特別な配慮が必要な方は、メールにその旨をお書きください。
※当日は記録のために写真撮影を行うことがあります。