IMG_20161125_203819
稽古場が十色庵の外に出た、時間堂の黒澤世莉です。

十色庵では、intro『ブルーマウンテン号の卵と間違い探し』やってます。終演後のSUN!!ちゃんの作品と合わせて、とても楽しいようなので、ぜひぜひ観てください。11/27日14:00が最終日です。

intro『ブルーマウンテン号の卵と間違い探し』
http://handsomebu.blog.jp/archives/52390869.html

というわけで、ひさびさに稽古場ジプシー時間堂です。

スケジュールの関係で、私が稽古場に入るのがすこし遅くなるときがあります。そういうとき、台詞回しをやっているんですが、なんとなくぼんやりしてるなー、て思ったので、そんな感想を伝えました。

そのとき色々感じたことを伝えあったりして「練習の目的を明確にして始めたらいいのではないか」みたいな落とし所になりました。

ま、それはそれでいいと思います。その後、ぐちゃぐちゃ喋ったけど、結局自分は何が言いたかったんだろうなー、て考えてて、あ、て思いついたことを書きます。ていうか、それがタイトルです。

練習が退屈だったら、楽しくしたらいいじゃない。

練習は「遊び」だと思うんですよね。ていうか、「遊び」だといい練習になる、と思います。「遊び」って、やらされるものじゃないじゃないですか。大人から「遊べ!」て言われて遊ぶ子どもはいないわけで(いるかもしれないけど)。

「遊び」て常に自主的な、主体的なものだと思うんです。いやなら止めるし、つまらなかったら工夫するし。ルールを変えたり作ったりするし。

そういう稽古場が出来たらいいなあ、て思いました。そして、そうしてくために演出家はどう振る舞うといいのか、具体的な行動に落とし込もう、と思いました。

だからまず、退屈そうだなーって思ったら、やめてみりゃいいんですわな。ワシがいるときは。

もう一つの良かったことは、考え込んでいる部分を表に出して、身軽になった出演者がいたことです。

抱えている問題は個人のことであっても、結局チームプレーだから、個人の能力があがんないとチームも成長しない。なんで、基本的に、個人のもやもやでも、見える化して風通し良くしといたほうが、結果チームの能力は上がると思います。

そういうことが出来ない稽古場とか、時間配分とか、スケジュールとか、敬遠しちゃうのねえ。身勝手なのも困るけど、溜め込むよりは見える化しちゃいましょうよ、て場所のが、好き。

稽古は、宿題の「キャラクターの癖」を動きに落とし込んでいきました。そして、台本で課題になっている部分を即興で立ち上げたりしてみました。

あっという間に終わる稽古が多いです。

さて、次が正念場。がんばりますよ、めずらしく。




____________________おしらせ____________________

●演出作品 Plays
花束で抱きしめるような体験を、あなたのために
時間堂 最終公演 『ローザ』 [12/21~30] at 十色庵 [赤羽]
http://handsomebu.blog.jp/archives/52390095.html


【ご利用受付中】静謐な演劇空間「toiroan 十色庵」
http://toiroan.tumblr.com/


【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html