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黒澤世莉です。

大阪でのディレクターズワークショップ、通称DWSが始まりました。正式名称は

ウイングカップ7特別企画、ディレクターズワークショップwith花まる学習会王子小劇場

です。長いですね。読む気力を失いますね。でも大事なことです。大阪心斎橋にある、ウイングフィールドという劇場が主催して、花まる学習会王子小劇場がサポートしてます。サポートっていうか、がっつりですけど。

当ブログ読者の方はご存知かもしれませんが、王子小劇場で年末か年始に、ここ4年やってます、演出家のためのワークショップです。わたくしここ2年ばかりファシリテーターつとめさせていただいてます。

4日間10:00〜18:00まで、みっっっちり演劇つくっていきます。その中で、演出家とチームが一体となって、素晴らしい上演成果を目指してがんばっていきます。




東京からも注目されているようですね。素直に嬉しいです。

気になる人はハッシュタグ #dws_wing で検索すると、twitter上の色々な書き込みが見られますよ。
https://twitter.com/hashtag/dws_wing?src=hash

結構楽しいよね。

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後半の成果発表の休憩中。各チームが主体的にミーティングを始めるの図。素直に格好いいなあと思います。

やーもー、正直めっちゃ憂鬱でした。初日があけるまで。4日間のDWSでは、最初のプレゼン含め、準備が全て、みたいなことろありますからね。最初に差をつけられたら、あとから追い上げるのはかなり難しい。

そういう意味で、初日が終わって、本当に本当にホッとしました。

し、その場の全員から、愛のある忌憚なき意見を受けらるのがDWSのいいところですが、そんなのめっちゃ憂鬱になるじゃないですか。

成長のためには、憂鬱でもやったほうがいいなあ、てことはやったほうがいいですからね。

それに、毎回チームで話したり作ったりするのは、とても楽しいです。今回のチームも面白くなりそうです。

今日思ったことは、わたしたち演出家が「理想」を追うのは結構なことだし「現実」のことばかり考えてたら面白くなんかなりにくいけど「理想と現実」の接点を意識に入れとかないと、あんまりいい作品作りにはならないんじゃないかなあ、てことです。

わたし理想主義者なんで、結構追い求めて、可能性引っ張り過ぎちゃうので、気をつけようと思いました。

そして理想主義は、ときとしてチームプレーが無くなるなあと思ったので、それも良くないなー、て思いました。ひょっとしたら、演出家の理想に殉じることが、優れた演劇づくりなのかもしれません。個人的には、たとえ天才であっても、チームの力を引き出す工夫がない限り、面白い作品作りは難しいんじゃないかと思います。

さてあと3日、もっともっと充実させるために、肩の力を抜いて、準備はじゅうじゅうやっていきたいと思います。

2日目も楽しみだなあ。

____________________おしらせ____________________



【演出します】2016年の時間堂は【12ヶ月連続上演】

時間堂レパートリーシアター8月20日(土)『夏だ!一番時間堂まつり』
at 十色庵



【ご利用受付中】静謐な演劇空間「toiroan 十色庵」
http://toiroan.tumblr.com/


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