グッドモーニング大阪、車両の運転がおわるとひとまずひと仕事終えた気分になる黒澤世莉です。なんだかんだ人様の命をお預かりしてますからねえ。今回は富士山が綺麗でしたが写真は撮ってません。
44
大阪インディペンデントシアター1stロビーで集合したチーム森別。そう、時間堂「森の別の場所」大阪公演のため大阪入りしたわけです。3ヶ月ぶりだぜ大阪。すっかり見知った景色だぜ日本橋。

50
最後の稽古を見守る森別のゆるキャラこと野邊紗保莉。

最後の通し稽古は良かったですね。何が良かったかって、全員が流れの筋目を読んで、丁寧に乗っていける手応えを掴んでいてよかったです。稽古って、上手くいってないときは手応えがないんですよね、見ている方もやっている方も。スカスカしている状態というか、あるはずの階段がなかった時みたいな感覚っていうか。大阪に向けた解体の過程で、そういう葛藤の時間も長かったんですけど、はっきり抜けだして、一回り豊かになりましたね。

27
左が時間堂の電車菅野貴夫、右が西本泰輔さん。たいすけさんが劇団ブログに書いてましたいい言葉を引用しますよ。

慣れるより馴染む事が大事なんだな。

http://blog.livedoor.jp/jtc2009/archives/1874124.html
抜き方を間違えた私の責任でしょうか、若干のみつを臭がしますが、いや、もっと本質的で単純で的を射た言葉です。そのまま。スチャラカおじさんですけどね、いいこといいますね。

あ、ブログを確認してたら大阪入りしたヒザイがホットなエントリを。こちらも引用しましょう。

わいは喫茶店でモーニングや!

http://blog.livedoor.jp/jtc2009/archives/1874299.html
たぶんそんな関西弁はありません。大阪にあやまってってください。

ヒザイのせいで話が脱線しました。ワクワクしたくて演劇をやっているって前回書いたんですけど、べつにゴージャスな美術とか大胆な衣装とか、イリュージョンな照明とか意外性のあるプロジェクションマッピング、そういうのは楽しいなとは思いますが、そんなにワクワクしないんですよね。生身の人間がその場に起きることに反応していく、たとえば森の動物達が獲物を見つけて飛びかかるような、人間を警戒して去っていくような、そういう瞬間の判断にワクワクします。舞台に乗っている俳優たちが森の動物達のように研ぎ澄まされて活き活きとしている、それが時間堂の演劇ですね。

余分なものがないのに面白くて見入ってしまうようなワクワク演劇をお見せしますよ。

ルポ_黒澤世莉
イケガメシノさんが取材に来てくれて、演出家 黒澤世莉の有り様をレポートしてくださいました。わーいわーい。
yaaのサイトはこちら。いい仕事するので、雑誌、メディア関係諸氏は要チェックですよ。あと、ちっちゃいです。
http://yaa-yaa.com/

さて。明日から大阪公演、大好きな「森の別の場所」が現前するのもラスト3回、目撃してくださいよ、きっと鳥肌が立つよ。

時間堂「森の別の場所」
in→dependent theatre 1st
11/30(土) 18:00 [時間割][劇割] トークゲスト 相内唯史氏
12/1 (日) 11:00 [時間割][淑女割] トークゲスト 泉寛介氏
16:00 [時間割][紳士割] トークゲスト 坂口修一氏

ご予約はこちら。当日券は07066593841[時間堂電話]まで。
http://www.quartet-online.net/ticket/moribetsu2013?m=0achddf

東京公演の感想はこちら。アンケート全文掲載してますよ。
http://blog.livedoor.jp/jtc2009/archives/1869881.html

くわしい「森の別の場所」公演情報はこちら
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52229735.html