黒澤世莉です。絶望って強い言葉だけど、人生てのは絶望を生きるもんなだろうなーとしみじみ思います。あきらめとかわびさびって言いかえればいいんでしょうが、ま、絶望ですよね。でも死ななければ生きているので、それって希望だと思うんですよね。

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今日の雑司が谷警備隊、家宅捜索。きな臭い世の中になってきたなあ。特定情報も保護されちゃうのかなあ。

私は時間堂「森の別の場所」公演中ですよね。毎日うれしい感想をいただいております。来られない人も読んでね。
http://togetter.com/li/562316
評判が良くてありがたいです。酷評があっても自分を信じるくらいには芸術家ですが、そりゃ面白がってもらった方が嬉しいよ。

イケガメシノが取材に来たよ。プロフェッショナルに取材してるみたいで演出家なるものを観にきたそうだ。
「せりは取材してても、自分が観察されてる気になるね。音楽とか絵とかに例えて話してくるでしょ、ひとによって話し方変えてるよね。それって演出家だからなの」って言葉が印象に残った。相変わらずスルドイよ。イラストレーターとしてもステキだから、みんな知ってください。
これイケガメシノのサイトね。
http://yaa-yaa.com/

ふと振り返ったら17年前から知ってんだよな―。17年て。産まれた子供が高校卒業するわ。まあ腐れ縁ですよね。
腐れ縁のいいところは、よほどのことがあっても続いていくことだね。それがいいことか悪いことかは分からないけど。たぶん、孤独を気取る芸術家ほど、腐れ縁みたいな人の縁は必要なんだろうなーと思う。寂しがり屋みたいにしているひとは、その場その場の人間関係がネットワーク化してればとりあえず安心して気がする。どっちがいいとかではなく。私は、使い捨てネットワーク人間関係よりは、切りたくても切れない腐れ縁のほうがいい。あ、別に切りたいって意味じゃないよ。

「森の別の場所」のハバード家も、クソ野郎の集まりだけど、なんで離れられないのかって、それは血なんだろうけど、そういうのは興味深いよね。感想を見ると「家族の絆みたいなものが希薄だと思います」というようなご意見を散見します。私はそう思っていなくって、ぺったりした愛情がないだけで、彼らは業にがんじがらめにされているように思えます。それは家族のかたちとしては、結構よくあるやつじゃないかなー。と思うんですよ。

時間堂の最高傑作ですよ。3時間台本と俳優だけで魅了する演劇に心臓を撃ち抜かれたらいいです。

ご予約はこちら。11/8(金)19:00はゆったりしたお席でご覧いただけますよ、当日券も出ます。11/9(土)13:00終演後は、来年tptでリリアン・ヘルマンの代表作「子供の時間」を演出される西山水木さんとトークがあります。18:00の公演ともに当日券あります。11/10(日)16:00、11/11(月)16:00は混雑が予想されるので、お早めにご予約ください。
http://www.quartet-online.net/ticket/moribetsu2013?m=0achddf

「森の別の場所」公演情報はこちら
http://blog.livedoor.jp/handsomebu/archives/52229735.html