稽古が始まってルンルンしている黒澤世莉です。稽古場ではこんな感じです。

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興味津々ですね。
そういうわけで時間堂「森の別の場所」稽古ももう4回を終えていますが、去りゆく夏の名残を惜しみましょうかね。夏何やったっけなー。

近い記憶のほうが思い出しやすいのでね、一番最近、9月のはじめに、円演劇研究所37期専攻科の、秋公演に向けてのワークショップをしましたね。

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左から牛尾さん、畑山さん、ぶれているのが宮田さんですね。

5コマで何か伝えられるかなー、と思ったのですが、杞憂でしたね。たぶん呼んでくれた宮田さんの熱意がそうさせたんだと思います。そういうものです。企画者が強く成功を願う企画だったのでしょうね。参加者の皆様ももちろんがんばってくれました。

アシスタントの時間堂の直江が34期、手伝いに来てくれた、牛尾さんと畑山さん他、深見さん栗原さんが36期、呼んでくれた宮田さんや今回のみんなが37期。なんだかんだで縁がありますね、そう思うと感慨もあります。まあ感傷的になるのは一瞬で、残りは作品作りの現場で会うまでとっときます。

8月は時間堂主催のワークショップ、集中クラスを、東京で10コマ、大阪で6コマでやりましたね。東京のは毎年やっている、でも細部は毎回違うのですが、やつで、大阪のは10コマ版をもとに今回つくってみました。

毎月オープンクラスをやっていて、それに通ってくれて変わっていく人ももちろんいるのですが、やはりコマ数をまとめることで変化率を効率的に上げることができるな、というのはしみじみ感じました。あと、東京を離れて演劇をすることは楽しすぎます。他地域のお仕事はホントいつでも募集中です。いい仕事しますよ。

作品を作るというのは、いってしまえば「作品に献身する」わけですよ。そこでも成長はありますよね。ワークショップやレッスンは「俳優に献身する」わけですよ。もちろん個人によりますが、自分のために、自分の挑戦のために時間を存分に使っていい、使うための時間を確保するっていうのは、俳優にとってとても大事なことだと思います。作品作ってるときには作品のために行動してしまうからね、そうでないとおかしいしね。

なによりどのクラスも参加者のみなさまの主体性が高ければこその楽しかった日々だと思います。ほんとに、高い意識で参加していただいて、ありがとうございました。

私としては、「時間をかけよう」から「明日できる」にシフトした夏でしたね。この気付きも参加者の皆さんに教えていただきました。重ねて、ありがとうございました。

まーでも、ほんとにワークショップは面白いですね。作品作りとはまた違った興奮があります。ワークショップでしか体験できない、っていうと大げさですが、ものはありますね。それはいつ来るかわからないのだけど、クラスの最中にかならず来るものです。作りこまれた演劇作品からはこぼれてしまうものがあります。

あーちなみに、時間堂の作品作りは俳優指導とは根本的に違う感じでつくってますからねー、ご安心くださいねー、たまーにごっちゃにされて困るんですけどね、まあそのへんは作品で語りますので。いい意味でワークショップを見ているより面白いですよ、時間堂の作品は。ま高校野球とプロ野球の良さを比べるような野暮はどうかと思いますが。

つうわけで日本全国に台風が近づいてきているようですが、明日明後日9/15,16の時間堂は演技:中級とオープンクラス開催やってきます。気候的にワークショップなんかやってる場合かどうかわかんないすけどね。ご来場のみなさま、お気をつけて。9/26にもあるみたいですが、満員御礼です、ありがとうございます。興味ある方は時間堂ブログを見てね。
http://blog.livedoor.jp/jtc2009/archives/cat_57666.html

最後にこっそりPVをはっつけとこう