「テヘランでロリータを読む日本人」応援基金はこちら→ http://jisrlint.peatix.com


黒澤世莉です。東京はめっきり冬ですね。お寒うございます。時間堂「テヘランでロリータを読む」は、アメリカで150万部を越えるベストセラーになった同名書籍の、たぶん世界初の演劇化となってます。いままで学生オペラにはなったみたいだけど、ストレートプレイは初めてだと思います。

劇作家で、今回の戯曲化を担うオノマリコさんが「もぎとって」きました。すごい作品になりそうなので、楽しみにしててください。公演情報はこちら。
http://jikando.com

作品の舞台は1996年から97年、いまから15~16年前ですね、イランの首都、テヘラン。

みなさん、テヘランに行ったことありますか。
てか、イランに行ったことありますか。
てか、中東って行ったことありますか。
たぶん、行ったことある人少ないと思うんですよ。私は行った事無いです。

前回の時間堂「ローザ」のときも、ドイツ、ベルリンに行きたかったんですが、まだしも欧州は資料もあるし想像力の及ぶところもある。それでも取材はしたかったけど、スケジュールの都合で断念しました。

で、イラン、テヘランですよ。
行きたくなりますよね、行ったことないところ。想像つかないですもん。

みんなちゃんとお祈りしてるのかな、とか。
アラブ人とペルシャ人はどう違うのかな、とか。そもそもイランの人はアラブ人じゃなくてペルシャ人だって、わたし友達に聞くまで知らなかったです。
女性と男性はデートしてるのかなとか、手をつないでいるのかな、とか。

気になりますよね。

私は気になるんですよ。

テヘランでロリータを読んだら、どんな気分がするんだろう、とか思いませんか。

テヘランでロリータ、読んでみたくなりませんか。

「『テヘランでロリータを読む』日本人」になってみたいじゃないですか。

「テヘランで『テヘランでロリータを読む』を読む日本人」になってみたいじゃないですか。

でも、スケジュールが、とか、そんな予算もないし、とか、色々と問題はあったんですけど、たまたま年末年始に借りている稽古場施設がクローズすることになっていて、そこなら行けるんじゃないかなと。
12月30日から1月4日なら行けるんじゃないかと。

というわけで、行く事にしました。イラン。その顛末をこのブログで紹介して行きましょう。ポイントは

1)予算がない中でどう行くのか
2)イラン情報はすげえ少ないけどどうするのか
3)で実際どうなのよイラン行ってみて観て聞いて匂って触って食べたイラン


てところになると思います。具体的には、予算を極限まで圧縮して20万円で抑え、クラウドファンディングの手法を使って捻出できないかに挑戦してみます。乞うご期待

次回予告
直行便のない経済制裁下のイランに、日本からどうやって手頃な航空券を手配するのか