KATO企画「あの日、あの雨」のことをちょこちょこ。
2日間だけの公演でしたが、初日マチネに劇作家村井志摩子さんがサプライズご来場されました。主宰の加藤さんもびっくりするやら感激するやら大パニック。来ていただけて、ありがたいお褒めの言葉まで頂いて、ありがたかったです。

IMG_2551
左から、芝原弘、加藤素子、わたくし、村井志摩子さん、横山大地、石井舞

まいまいa.k.a石井舞のことを書く。

IMAG0726
アース君とまいまい

はじめて観たのは、王子小劇場でやったスマートボールだったかなー。遠藤瑠奈と深谷恵梨香と三姉妹をやったやつ。あれでいい俳優さんだなーと思って、それからもう5,6年経っちゃったけどね。はじめての現場となりました。

今回はピアノ弾くわフライヤーのイラスト書くわ運営アドバイスするわ、八面六臂の大活躍だったです。けど、そういうのどうでもよくて、俳優の能力だけでいいと思ってます。

余談ですが、「あの日、あの雨」本編で大活躍だったアース君(ビニール製)は、石井家で20年間封印されていた逸品です。

今回の現場は関係が平行で良いなって思った。
劇団員と客演とか、スタッフと俳優とかで溝が生まれることが多い。それは仕方が無いと諦めることも出来る。私は階級差があるより平行な関係の集団のほうで演劇づくりがやりたい。
それをやるためには、劇団員が不在の集団にするか、少人数の企画にするか、が手っ取り早いんだろう。今回はその両方の条件を満たしている。大人数の劇団公演で、平行関係を築けるかが課題ね。

たとえば、目の前に洗い物があったとして、それをやるかやらないかっていうのは、立場でなく自主性でいいと思うのね。これはオレの仕事じゃないっていうは、もちろんあっていいんだけど、その線引きが断絶につながると面白くないわけで。

洗い物しろとかってことじゃなくて、自分にできる作品への献身が何なのか、その結果としての関係性は何が最善なのかって判断の話かな。
分不相応とか、引っ込み思案とか、消極性とか、奢りとか、余計なプライドとか、縦割り主義とか、決め打ちとか、そういうのを排除したい。
議論も行動も、職域関係なく、対等に、敬意と自信を持って関係を繋ぎつつ、どんどん新しいことに挑戦して失敗をしていく。そういうのがいい。

平行な関係と、余裕と遊びのあるクリエイションと、課題をやり切る厳しさと。そういうのがいい。

なんてことを考えた現場でした。すっごいひさびさに、楽しいなーってことが多い時間だったなー。おととし夏のスミカくらいかな、楽しいなーってのしか無い、みたいなのは。他は闘争であったよ。
やってるほうが楽しい事が、作品の善し悪しにつながるわけでもないっていうのが、また演劇の趣深いところでね。今回はどうだったのか、それはお客さまにご判断いただければと思います。

Twitter上での感想をまとめましたので、お時間あったらご覧下さい。
http://togetter.com/li/271899

加藤さんは「この活動をつづけたい」とおっしゃっていたので、もしつづいたら、その時はお楽しみに。では、5月の時間堂「ローザ」まで、しばしお別れを。

おまけ
IMAG0720
たなりん&かおりん。オシャレ舞監&照明。おしゃれなことは正義です。幻のバンドを結成しましたが、登壇の機会なく千秋楽を終えました。