「わびしい」という気持ちは、30代以上のばんごはんをファストフード店で毎日一人食べる人以外使わせない派、黒澤世莉です。

今日から師走に入り、冷え込みも厳しくなり、雨は夜更け過ぎに雪に変わり、2011年も本気出してきましたね。最後は嘘です。

浮気のはなしをします。
ずっと同じやつと向かい合ってると、距離が近すぎて分かるものも分からなくなりがちじゃないですか。ですから、適当な時期に、まったく別の個性のやつと浮気した方がいいと思います。新鮮な相手に触れ合うと、本家の魅力も再確認できるというものです。言うまでもないことですが、本家をないがしろにしない程度にですよ。本末転倒ですからね。

もちろん上演台本のはなしです。

てなことを思うに至ったのは、こんなのに参加してきたからさ。
http://setagaya-pt.jp/workshop/2011/10/post_236.html

『現代アメリカ戯曲を読む』 演劇研究ゼミ、参加してきたよ。
自分の英語力のなさに撃沈。
日本語戯曲が、ご近所のお散歩だとすると、英文戯曲は富士山登るくらい時間体力がかかる。

Kindle3をお持ちの方がいて、触らせてもらえてよかった。現代英米戯曲読むのに、kindle買ったほうがいろいろ安そうだし。うーんでも富士登山が近所の散歩になるためにはどんだけかかるかなあ。でも読み込まないとどうせ早くならねえもんなあ。

時間堂「星の結び目」稽古は楽しいです。苦しいも含めて楽しい。部品が揃ってきた感じがします。
出演者11人が好きな理由の一つに「自分が気持ちよくなっちゃう台詞の出し方をしない」ってのがある。そういう俳優だけで作品作りができるって楽しいです。
スタッフさんが稽古場に来てくれるのはほんとうに嬉しいよね。
公演中の宏平さんやモンキーさんが来てくれるのが嬉しいよね。
いい座組。

そんな宏平さんの出るtpt「袴垂れはどこだ」観てきましたすみだパークスタジオ。その後三茶まで自転車で行って、ひさびさに一杯ペダル踏んだ。知ってる俳優さんがみんながんばってたり、稽古してるSさんにあえて良かったり、たまたまMちゃんに久々に会えたり。Gさんに会っていつか曲をお願いしたいなと思ったり。
福田善之さんの台本が良かった。ほんと長生きしてほしいです、ご本人もお越しになられてた。

異文化交流、を考える日々です。
日本は単一民族っぽく言われるけど、それはそういう側面はあるとしても、属するコミュニティって意味ではずいぶん小さな単位でバラバラになってるんじゃないかな。同じ言葉、同じ顔と身体で、異なる文化で生きているぶん、同調圧力が激しいぶん、問題が表面化しづらいだけなんじゃないかな。なんてことを掘り下げているのやら、いないのやら。

「星の結び目」公演Tシャツ試作品公開、ドーン。
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色やプリントの参考にしていただければ。サイズは150とMの2ライン予定。実際は*シルエットは普通のTシャツ *ポケットは1点ものなので柄が全部違う *ウラ面にステッチ有り *プリントは若干違うよ。
手作業が多いので10点弱の販売になりそうです。ご希望の方はお早めにお買い求め下さいー。

おかげさまでチケットも順調に売り上がっております。案の定、クリスマスイブと大晦日と元旦はたっぷりお席が余っておりますので、他の日程ご希望の方は、お早めにお申し込みくださいー。

観たい芝居がさっぱり観られない。ナイロン100°C、シンクロ少女、渡辺源四郎商店、ぜーんぶ観られない。あとたまを蹴りたい、サッカー的な意味で。