時間堂「演技:集中クラス」10日間30時間のプログラム、無事終了いたしました。最終日も楽しかったです。

演劇のワークショップが面白いのは、たびたび公演よりも面白いのは、「出来ない」ことと「出来る」ことの間に越えられない壁があって、それを越えようとする行為が美しいからだと思う。

身体から発想されたディティールは雄弁で、シーンの密度がどんどん濃くなっていくんですよね。

10回のプログラムは、1回よりも深いところまでいけるので、好きです。1回だと参加者の気づきの量はともかく、こちら側から見たはじめとおわりの変化の幅が少ないもの。10回あると、12人いれば12人、間違いなくガラリと変わる。それは間違いない。それがその人の血肉になるかどうかは、また別の話、現実的に言っちゃうとね。

はじまる前が一番緊張する。何回やってもね、うまくいくかしらとか、役に立てるかしらとか、どう進行したらもっといいクラスになるかしらとか。クラス後半はやることがはっきりするので、一所懸命やるだけで、楽しかったです。

暑い夏を余計に暑苦しく過ごしてくれたみなさま、ありがとうございました。

そんで今月は、あと2回時間堂WSありますよ。鈴木浩司の20(土) 「ふつうのひと演劇でリフレッシュクラス」と伊藤靖浩さん22(月)「俳優のための合唱ワークショップ」くわしくい情報は時間堂ブログでどうぞっ

そして間髪入れず本日、時間堂12月公演のっ、初稽古っ。ギャー楽しみすぎてゾワゾワする。木下祐子x山田宏平とか、荒井志郎x〇〇〇〇まだ公開できねえやとか、お楽しみに、オレ。