今日2011年7月15日(金)から、宮城と福島に行ってきます。

3月11日以降、初めて被災地に行きます。ずっと行きたいと思っていたんだけど、機会がつくれなかった。今回はありがたいことに、とあるツアーにお邪魔させていただくことになりました。現地で活動されている演劇人のおはなしも伺ってきます。

「なぜ被災地に行くのか。行きたいと思うのか」ということを考える。芸術家のはしくれとして「未だかつてない、願わくば二度と起こって欲しくない事柄」を身体で味わいたい。綺麗事ではなくて、そういう欲求が一番強いんだと思う。少額ながら寄付もしてるし、機会があれば清掃作業のボランティアにも行きたいと思ってるけど、ひとの役に立ちたいから行くんじゃない。自分の為に行きたいと思う。

味わった結果、出来ることがあるかもしれないし、ないかもしれない。向こうに行かないとなにも分からないから、行きたいし、行ってきます。もちろん、それが結果的に誰かの役に立つことにつながったら、とても嬉しい。

4ヶ月というのは遅すぎるだろうか。自分にとっては、6月じゃ早過ぎたし、8月じゃ時間切れな感じなので、7月が一番いい気がする。自分が万が一なにかの役に立つとしたら、この時期以降な気がする。

いってきます。また写真や文章で、短いですがご報告します。