いま、できること。続けること、忘れないこと

いま一番意識しているのは「続けること」。
節電を続けること。日常を続けること。


私はズボラなので、何事も三日坊主で終わりがち。だから無精者でも継続可能な範囲で、ハードルは低く、息は長く、続けることが一番重要だと思う。

いまの東京で節電を意識しないひとはバカだと思う。これが一過性のブームになったら全然意味が無いので、続けている。ただ、ほんとに真っ暗で怪我するとか、暖房付けずに風邪引くとかすると継続できないので、ほどほどに、効果的に。肝はピークタイムの18時から20時になるべく電気を使わないことみたい。

日常を続ける、というのは、自分のためと他人のためとの切り口がある。
社会や経済を回さないと、自分も困るし、結局被災地も困ると思うから。今までの生活はあんまり変えない、変えるべきところは変える。私は演出家だから、可能な限り演劇の仕事をする。みんな自分の仕事をがんばればいいんだと思う。はパン屋さんならパンを、サッカー選手ならサッカーを、アパレルだったらアパレルを、がんばればいい。

演劇が他人を救うかは分からないけど、私は演劇に救われている。だとしたら、演劇が私以外の誰かを救う可能性だって低くないと思う。いま私が比較的健康な心持ちでいられているのは、間違いなく演劇の現場で、他人と関わり合い、作品に貢献しあい、自分を燃焼させているから。

お金が無いと生きていけない、そのためには仕事をしないといけない、お金を出来るだけ使って、働いてもらって、という流れを紡いでいかないと、失業者がたくさん出て、経済が停滞して、困っているひとを応援したくてもできなくなってしまう。


次に「忘れないこと」
亡くなった方たち、大切な人を亡くした方たち、被災されている方たち、被災地で身体を張って活動している方たち、外国から応援を送ってくれた方たち、いま日常に近い生活をおくれる東京の、この生活を支えてくれる方たち。を忘れないこと。

本当に傷ついた人たちの心情を理解することなんて出来ない、ということを忘れないこと。だから出来る限り想像力を働かせること。


そして次に、
「考えること」「調べること」をしています。より深く、より問題に近づいていく。これは次回に。