9月20日(土)から上演が始まる、4x1h「Play#0」公演のご案内です。

9月20日(土)から28日(日)まで、渋谷Le Deco 4にて。
ごよやくはこちらから。

みどころ。
1)若手最注目脚本家、篠田千明と中屋敷法仁
2)オーディションで選ばれた出演者たち
3)4x1hという企画
4)演出が違うよ
5)渋谷よ、わたしは帰ってきた

時間堂ではなくても全力で作品づくりをしてます。
ひとつひとつをきちんと作ることでしか、私に期待してくれて仕事をくれた菊地奈緒さんや、他のみんなへの感謝を表せないです。それが次へ次ぎへとつながればいいし、繋がらなくても、全力でやっていれば悔いは残らないし。
1)若手最注目脚本家、篠田千明と中屋敷法仁
「快快(faifai)」の篠田千明、「柿喰う客」の中屋敷法仁といえば、いまの東京演劇シーンを牽引する若手集団。 そのふたりの脚本です。つまらないわけがない。
5月のリーディングでの観客投票で、6本のうち上位3本に選ばれているのは伊達じゃないです。ちなみに、上位3本のもう一本、谷賢一(DULL-COLORED POP)「ソヴァージュばあさん」は、2009年1月に上演されることが決まっています。

参考リンク
快快(もと小指値)→1,2

柿喰う客→1

DULL-COLORED POP→1

2)オーディションで選ばれた出演者たち
オープンオーディションをへてリーディングの出演者が決まりました。
リーディング出演者からさらなる選抜を生き残ったのが、今回の出演者です。
生き残り競争を経た、実力ある俳優たちを堪能してください。

3)4x1hという企画
ここまで読んで分かるとおり、4x1hという企画は、手軽に楽しめる短編演劇を継続的につくる、という目的と同時に、脚本の選抜、俳優の選抜を経て、出会いの機会を増やしつつ品質を上げる、という目的があります。
制作未経験から、こけつまろびつなんとか形にした菊地奈緒プロデューサーはえらい。良い企画になったと思います。ワークショップ、複数の脚本、オーディション、リーディング、観客投票、継続企画というキーワードを大切に、続いていけると良いなと思います。

4)演出が違うよ
黒澤世莉の演出が、「月並みなはなし」とも「三人姉妹」とも、演出が違います。
基本的に、戯曲を読み込んで、主題を抽出し、最適な形を探す、という過程は一緒ですが、その結論はいままでよりも個性的になってきています。
基本の「深呼吸の演劇」と、コミュニケーションの部分は大事にしつつ、挑戦的な部分を楽しんでいただければ嬉しいです。

5)渋谷よ、わたしは帰ってきた
ルデコひさしぶりです。「月輝きながら太陽の照る」以来3年ぶり。時間堂旗揚げが10年前の3月ルデコ5だというのはなにかの因縁を感じます。ちなみに、初めてルデコを演劇で使ったのは時間堂らしいよ。いつも遠いなーと思っていたあなた、渋谷は近いです。この機会にぜひお越し下さい。

黒澤世莉