ほぼ週刊ハンサム部

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

July 2019

お金大好き黒澤世莉です。みなさんこんばんは。7/21は選挙ですねえ。まじで選択肢が少なすぎて困ってしまいますが、100年後の後輩たちのために、少しでもマシな方を選んで投票しときましょうねー。

さて、今日はみなさんと、フレンドファンディングアプリ「polca」について、わたしが失敗したことと使い方のコツをお伝えしたいと思います。

1:そもそもpolcaってなに?
お金大好きクラスタとしては、以前から気になっていたサービスがありました。そのひとつが「polca」です。

なめらかに、お金がめぐる、
フレンドファンディングアプリ。

やりたい事を思いついたら、企画をたて、必要な金額を友だち同士で集めることができます。
https://polca.jp/about/ より

ひらたく言うと「超気軽にできるクラウドファンディングのようなお金の集め方が、もっとカジュアルにできる」サービスですね。

で、以前から使ってみようかなーと思いつつも、これという決め手が思いつかないままスルーしておりました。

2:polcaをはじめたきっかけ

すると

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こんなキャンペーンがはじまったではありませんか。

通常のpolcaは「最終的に達成した支援額の6% + 決済手数料 4%」の合計10%がかかります。まあ運営もお仕事なので当たり前ですよね。さらに、銀行振込の場合は振込手数料 :216円 (税込)がかかるそうです。これも当たり前っちゃ当たり前です。

だから、言ってみれば「運営は赤字を出すが、使ってもらうことで広報になる」っていう企画ですよね。最近はpaypayなんかのQRコード決済サービスも、20%還元とかで100億円大盤振る舞いしたりしてますが、へたに広告会社を儲からせるより、ユーザーに還元することがマーケティングにつながるっていうのは、会社としてもユーザーとしても嬉しいので、大歓迎な流れですねえ。

支援される側も嬉しいですけど、支援する側も「全額応援したいひとに払われるんだ」て思うと、ちょっとやる気出ますよね。


というわけで、わたくしもホイホイ流れにのってみました。「うかつなくらいフットワークが軽い」ことが私の欠点特徴です。





この間、61分。我ながらバカなんじゃないかという速さ。

3:polcaをはじめるとき、気をつけたほうがいいこと
はじめて1日で3,000円のご支援をいただきました。これってすごいことですよね。見返りなしのプロジェクトでも、応援しようという方が現れてくださる。

で、polcaではじめて立てたプロジェクトだったので、これは失敗したなあ、もっとこうしたら良かったのになあ、ていうことがあるので、それを共有しますね。まず簡単にまとめて、その後わたしの残念なプロジェクトを見ながら「なるほど、そういうことね」という反面教師にしてください。

A:説明文の最初にやりたいことを書き、その後内容を分かりやすく長く書け!
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polcaはアプリの+ボタンをタップして企画を立てます。

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最初の画面は400字の企画入力画面になります。
まずピックアップ企画という、トップに載るときには54文字くらいしか掲載されないので、54文字以内で概要がわかるようになるたけ短く伝わる言葉を選びます。
そのあと、全部で400字までなので、しっかり使って内容を伝えるようにしましょう。

B:写真は文字を入れて横長にしろ!
最終的にキービジュアルをいれます。
このとき、ただ写真やイラストをあげることも可能なんですが、できればぱっと見て「どんな企画なのかな」て分かるようにしたほうがいいですね。

C:やり直しはきかない、準備を怠るな!
polcaのいいところは「サクッと簡単につくれる」ことです。
ゆえに、一度作った企画を編集することができません。
おそらく運営側としては「あ、まちがえちゃった?また作ればいいじゃない」みたいな想定なんだろうなーと思います。
この「サクッと簡単につくれる」という美徳はいいものだと思うので、とくに異論はないのですが、私みたいアジャイルな気持ちでにうかつに

「まああとで編集すればええがな」

みたいな気持ちではじめると、編集できずに

「なんかやる気の感じられん企画になってもうた」

となります。
ワイは貴様に、そんな道を歩んでほしくないんや。。。しっかり。。。考えるやで。。。

3:polcaでの失敗例実演と、良い例
A:企画
悪い例
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世界一周をする、手始めにインド一周する【2019年9月から1ヶ月くらい】

これだけです。

「やる気ないだろ」

て思いますよね?

私は思います。
いややる気はあるんだよ、編集できると思ったんだよあとで。。。

良い例
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なぞけいこさん。これ、さっきの画像と同じ「企画をタップした後のスクリーンショット」なんやで。。。同じ画面に見えないよね。。。
しっかり書いてはりますね。応援したくなりますね。
私は応援しました。

というわけでみんなで応援しましょう。
『なぞけいこ』を『つよいなぞけいこ』にしたい!
https://polca.jp/projects/PspjRm8FG4i

B:キービジュアル
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写真はいいよ。写真は。
「そうだ」ってなんだよ。

本当はこうしたかったんや。
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思ったより横長に設定されてるんや。。。
みんな。。。気をつけるんだよ。。。

良い例
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ふむふむ、「からだ作りの楽しさを伝えたい!」のですね。
よく分かる。

ひーくん。さん応援したくなりますね。
私は応援しました。

というわけでみんなで応援しましょう。
🕺🎶【鍛えて踊れる体操教室をやりたい!】💃🎵
https://polca.jp/projects/W6d3J9RLhDb

5:おわりに、リスクとpolcaでやってみたい実験
「おのれ見返りについて書いてへんやんけ」

個人的には「お返し」はあんまり重要じゃないかなあって思ってます。
というのも、支援者は「企画を立てた人への支援が目的」なので、見返りは「支援した人が活躍する」ことが最高だし、それで十分だってひとが多いと思うんですよね。それがモノのクラウドファンディングとの大きな違いかなって思います。

いま私の興味があることは「出資者と受益者を分ける」ことなんですね。
たとえば演劇のワークショップでは、通常「お金を払う人(出資者)が受講(受益者)する」てことが当たり前だと思います。でも、小劇場の経済状況で高額のワークショップを定期的に受けるのは厳しい。意欲はあっても生活に支障をきたす場合もある。
そういう状況に一石を投じられないかな?て思ってます。
そういう部分もあるので、実験としてなぞけいこさんは頑張って欲しいです。

「リスクとして乞食に見られるのやだくない?」
そんなこと気にするならお仕事して貯金してください。
わたしはpolcaについては、ひとの評判はリスクだと考えないです。応援したい人が応援したい人を応援するだけ、嫌なら応援しなきゃいいだけだと思います。
運営会社が飛ぶとか、そういうリスクはゼロじゃないけど、そんなこと言い始めたらwebサービス全部使えないからねえ。わたしは楽しいので、楽しいことはどんどんやればいいと思います。
もともとpolcaは初期投資や準備も必要ない仕様だし、そのうえ今は手数料無料だから、はじめてみるならいいタイミングだと思いますねえ。
もちろん、成功不成功はわかんないけどね。

いろいろ書きましたが、9月にインド行きたいのでお金ください。
Screenshot_20190718-220929

世界一周をする、手始めにインド一周する【2019年9月から1ヶ月くらい】
https://polca.jp/projects/68bFiVM30s7

ではみなさま、polcaで自分の目標をサポートしてもらったり、誰かの目標を支援したり、エンジョイしてください。
よいpolcaライフを!

Seri Kurosawa official profile 20190701update
黒澤世莉公式プロフィール

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PDFのダウンロードはこちらから
serikurosawa_profile20190701.pdf

演出家 : Director
生年月日 1976年9月1日 : 1st September 1976
出身地 東京都 : Tokyo, Japan
趣味 旅 サッカー : Travel, Football
特技 英語 自転車 カレー 省エネ生活 : English language, Bycicle, Curry, Minimal life
資格 普通自動車免許 普通自動二輪免許 : Drivers lisence
好きな劇作家 チェーホフ アーサー・ミラー : Chekhov, Arthur Miller

受賞歴 / Awards
2014 TGR札幌劇場祭2014 作品賞 時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」(台本・演出)
2007 佐藤佐吉賞優秀 作品賞 時間堂「月並みなはなし」(台本・演出)
2006 佐藤佐吉賞優秀 演出賞 リュカ.「vocalise」(演出)

演出家。2016年までの時間堂主宰、以後フリー。スタニスラフスキーとサンフォードマイズナーを学び、演出家、脚本家、ファシリテーターとして日本全国で活動。公共劇場や国際プロジェクトとの共同制作など外部演出・台本提供も多数あり。「俳優の魅力を活かすシンプルかつ奥深い演劇」を標榜し、俳優と観客の間に生まれ、瞬間瞬間移ろうものを濃密に描き出す。俳優指導者としても新国立劇場演劇研修所、円演劇研究所、ENBUゼミ、芸能事務所などで指導を歴任。高校演劇審査講師、企業研修ファシリテーターなどアウトリーチ活動も積極的に行う。

Theatre director, Acting coach, Founder, Playwright, Seri Kurosawa.
Seri is the recipient of a Theater Go Round 2014 Sapporo for Play, Sato Sakichi Award for Director 2006 and a Sato Sakichi Award for Play 2007 as Heads of Jikando Theatre Company. He lives in Tokyo, where the majority of his work is based.
He has directed in The Koenji, at many of Tokyo's most prestigious venues over 50 productions include work by Chekov, Pinter, Agota Kristof, Kunio Kishida and David Auburn.
Seri has worked at many of the Japan's leading drama schools including New National Theatre Drama Studio, En Drama Laboratory.
He has worked with Hoyu theatre company and a lot of productions.
Seri always focus on actors when he build a dramatic play. He is great for outstanding simple acting and vivid relationship.


主な活動 / Headline
    演出
  • 「ゾーヤ・ペーリツのアパート」
  • 「赤鬼」
  • 「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」など

    劇作
  • 「月並みなはなし」
  • 「ローザ」
  • 「衝突と分裂、あるいは融合」など

    翻訳
  • リリアン・ヘルマン作「森の別の場所」

    講師
  • 東京都高等学校文化祭演劇部門地区大会審査員
  • 新国立劇場演劇研修所
  • 円演劇研究所など


演出、俳優指導、台本執筆などのご依頼はこちらからseri@seriseri.com

information
・個人ブログ→「ハンサム部」ここ
・Twitter→ http://twitter.com/serikurosawa
・Facebook→ http://www.facebook.com/seri.kurosawa


活動履歴 / Works
*左肩の数字は演出回数のカウントです。同一演目でも新演出の場合はカウントしてあります。
●実行委員
日本演出者協会『宮本研&秋浜悟史を読む!』
2019年8月 at 芸能花伝舎

66●演出・共同
room42『朗読劇』
2019年6月 at 中野RAFT

●審査員
第5回えんとつ王
2019年5月 at 新潟古町えんとつシアター

●講師
えんさめワークショップ
2018年12月 at 新潟古町えんとつシアター

●講師
東京都高等学校文化祭演劇部門城東地区大会
2018年10月

●実行委員
日本演出者協会『唐十郎・別役実を読む!』
2018年9月 at 本多スタジオ

65●プロデュース・共同演出・共同翻訳
日本フィンランド演劇プロジェクト『行こう!野ウサギ』
2017年12月 at 飯能市市民会館, 早稲田小劇場どらま館

●講師
東京都高等学校文化祭演劇部門多摩南地区大会
2017年10月

64●共同演出
世莉さんといっしょ『あまりの絆のなさに』
2017年6月 at インディペンデントシアター1st

63●演出
コメディの会『裸足で散歩』
2017年5月 at 新生館シアター

62●脚本 / 演出
時間堂 最終公演『ローザ』
http://jikando.com/nextstage/612-rosa2016.html
2016年12月 at 十色庵

60-61●演出
時間堂レパートリーシアター『驟雨』『言祝ぎ』
http://jikando.com/2015-10-26-05-27-33.html
2016年9-10月 at 十色庵

59●演出
時間堂『ゾーヤ・ペーリツのアパート』
http://jikando.com/past-works/534-zoykasapartment2016.html
2016年7月 at 東京芸術劇場シアターウエスト

54~58●演出
時間堂レパートリーシアター『言祝ぎ』『人の気も知らないで』『巨大なウェディング・ケーキ』『いちごの沈黙』『玄朴と長英』
http://jikando.com/2015-10-26-05-27-33.html
2016年1~6月 at 十色庵

53●構成/演出
穂の国とよはし芸術劇場PLAT:高校生と創る演劇『赤鬼』
http://www.toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=189
2015年11月

52●台本/演出
東京ハートブレイカーズ「スーパーエンタープライズ」
http://www.tokyoheartbreakers.com/stage/superenterprise/
2015年4~5月

51●台本/演出
時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」
http://jikando.com/past-works/408-tsunagaru2014.html
東京・大阪・札幌・仙台・福岡5都市ツアー
2014年10~12月

50●翻訳 / 演出
時間堂「森の別の場所」
2013年11月~12月

49●演出
黒澤世莉チーム「桜の園」
利賀演劇人コンクール参加作品
2013年7月

48●演出
劇作家女子会「劇作家女子会!」
2013年6月

47●台本/演出
ENBUゼミ2012秋夜間コース「花のゆりかご、星の雨」
2013年5月

46●演出
時間堂「テヘランでロリータを読む」
2013年1月~2月

45●演出
円演劇研究所36期専攻科「STILL LIFE」
2012年10月

44●台本/演出
時間堂「ローザ」
2012年5月~11月

43●演出
時間堂「星の結び目」
2011年12月~2012年1月

42●演出
qui-co.「LIVE FOREVER」
2011年10月

41●演出
ami produce 朗読劇「巨大なウェディング・ケーキ」
2011年6月新宿眼科画廊

40●演出
趣向「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」
2011年5月21日(土)~23日(月)横浜KAAT大スタジオ

39●演出
時間堂「廃墟」
2011年3月30日(水)~4月10日(日) 池袋シアターKASSAI

38●演出 黒澤世莉
北京蝶々「あなたの部品 リライト」
2010年12月ギャラリールデコ

37●脚本/演出 黒澤世莉
円演劇研究所34期専攻科発表会「月並みなはなし」
2010年10月円スタジオ1

36●脚本/演出
時間堂+スミカ「のるもの案内」
2010年8月モデルティー

35●演出
シアターKASSAIプロデュース「ON THE WAY HOME」
2010年7月シアターKASSAI

34●演出
キコ「カナリアの心臓」
2010年6月神楽坂ディプラッツ

33●脚本 / 演出
時間堂「池袋から日暮里まで」
Ms.fictions「15 minutes made vol.8」参加作品
2010年5月シアターグリーンBox in Box

32●演出
スカラベ「私のこの目で」
2010年4月シアターブラッツ

31●脚本 / 演出
時間堂「月並みなはなし」
2010年3月座・高円寺2
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