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まず最初に、ものすごくたくさん言われるので、大きい字で書かせてください。「朗読劇」というタイトルの演劇公演ですから。朗読劇じゃありませんから。

はい。というわけでご理解いただけましたかね、スッキリしましたね。

たいへんご無沙汰しております。旅する演出家、黒澤世莉です。
「行こう!野ウサギ」依頼、1年半ぶりに演出をしますので、おしらせしまーす。

ご出演のみなさまのお写真。
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林檎さんの手がぶれているところや、上田さんが目をつぶっているところがお気に入りの一枚です。

今回の作家の國吉咲貴さんは、5年前のディレクターズワークショップで、越さんチームの演出助手でした。その時から個性が爆発していて、面白いなーと思っていました。それから何度か公演を拝見して、才能ある作家さんだなあと思っていました。プロデューサーの野村さんに、いいご縁を頂いたなーと感謝です。

今回も、軽妙で笑えるし、奥行きもあるいい台本です。演出するにあたっては、いままで國吉さんの作品を拝見したときに感じていた「可能性」を引き出せたらいいなー、と思っています。

今回のお話は、小さな村で朗読劇の練習をする村人の話です。
軽妙なコメディーではじまりますが、記憶や忘れること、その延長から自分自身はいったい「何」で出来ているのか、という部分に踏み込んでいきます。
私もそうですし、多くの方が「自分自身の存在って、なぜあるんだろう。なぜ、何のために生きているのだろう」ということに疑問をいだいたり、苦しんだりしていると思います。

とくに今回のお話では、ある状況に置かれた方たちについて書かれています。その問題は日本全体で大きな課題となっていることですし、いままさにそれで大変な思いをされている方たちもいらっしゃいます。
この作品を通じて、そういう思いにより添えたらいいなあ、と思います。

あ、とはいえ基本はコメディーなんで気軽に観に来てください。

1年半ぶりに稽古してますが。
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思うことがあります。

楽しいですね。演劇。

楽しいですね。演劇。

俳優さんの魅力については、後日書きますね。

いい台本、いい出演者、いい作品になると思います。
お楽しみに。

公演情報

room42
https://room42act.wixsite.com/home
「朗読劇」

2019年6月20日(木)-6月23日(日)@中野RAFT

脚本 國吉 咲貴 (くによし組)

演出 黒澤 世莉

キャスト
野村 亮太 (やまだのむら/room42)
榎並 夕起 (アガリスクエンターテイメント)
上田 祐揮 (Straw&Berry)
白井 風菜
袋小路 林檎
平山 輝樹 (東京ジャンクZ)

タイムテーブル
6/20(木) 20:00
6/21(金) 15:00 / 20:00
6/22(土) 14:00 / 18:00
6/23(日) 13:00 / 17:00
上演時間:80分予定

会場
RAFT 東京都中野区中野1-4-4

料金
前売り/当日 2800
口コミ割 受付時、SNS等で感想をつぶやくと「口約束」していただければ、その場で100円割引

山田村は人口約1500人の小さな村だ。
村興しのために村人による朗読劇を開催している。
出演者たちの、言いたいことを言えない、
思い出したいことを思い出せない、繰り返しのコメディ。

練習は、終わらない。

*「朗読劇」という演劇公演です。

ご予約はこちら
https://www.quartet-online.net/ticket/room42rodokugeki?m=0achddf

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