ほぼ週刊ハンサム部

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

November 2018

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2日連続更新なんて何年ぶりかしら、黒澤世莉です。

なんだか、やにわに、告知したいことが多くなってきたのです。ありがたいことです。
というわけで、12月はオープンなワークショップは2箇所です。

一緒に演劇を遊びましょう。

マイズナーテクニックによる俳優ワークショップ[12/15西宮]
https://www.facebook.com/events/2180481492010786/
*昼の回は定員間近
黒澤世莉さんによる俳優ワークショップを12月15日に開催いたします。
目の前にいる人と関わり合うこととは?
相手にきちんと自分の感じたことを表現できていますか?
俳優として基本的なことを学べる機会です。
初めての方もぜひお待ちしております。詳細は下記をご覧くださいませ。

主催  tocotocoしょうとくりぃむ


■日 程
2018年12月15日(土)13:30〜16:30 18:00〜21:00    
参加資格 → 俳優として舞台に立ったことのある人、もしくは俳優志望

■定 員:各15名(先着順)

■参加費:一般2,500円 学生(U-22)2,000円 2コマ受講500円引き

■応募方法:タイトルを「12月西宮WS」としてE-mailにてお申し込みください。
【1】参加希望時間 
【2】お名前(ふりがな)
【3】この案内を知った媒体(〇〇さんのTwitterなど)
【4】年齢【5】性別【6】電話番号【7】メールアドレス【8】住所【9】備考(演技経験、健康状態等)
 ※2016年以降、tocotoco主催WSを受講された方は、【1】【2】【3】と変更箇所のみお送りください

■応募先:ws@tocotoco.biz

◆お申し込み後、4日以上経過しても返信がない場合、通信事故が考えられますので、お手数ですが再度お問合せください。

◆応募後、「ws@tocotoco.biz」より自動返信メールがあり、参加受付となります。定員となっていた場合や、直前にご案内する際「tocotocodayo@gmail.com」よりご連絡いたします。お手数ですが、両方共メール受信できるように設定お願いいたします。

■会 場:兵庫県西宮市高木センター
〒663-8031 兵庫県西宮市伏原町1−58
西宮北口駅徒歩10分

■問い合わせ先:info@tocotoco.biz (tocotocoしょうとくりぃむ はたみ)


えんさめワークショップ2018黒澤世莉氏ワークショップ
黒澤氏WS

*公式なwebサイトがありませんので、主催のTweetを置いておきますね。



他にもクローズドなワークショップをやらせていただきます。
12月は演劇だなー。
再開も新たな出会いもあるでしょう。楽しみです。
みなさま、お風邪など召されませぬように。元気に会いましょう。

黒澤世莉です。1日2回ブログを更新するなんて信じられるか。。。?

ゲストでトークしてくるので、ご案内ですよ。

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というわけでイベント情報ドン。

実践と対話/ワーク・インプロ・グレス
https://www.facebook.com/events/701201766907480/

インプロとは、即興演技のことです。
インプロヴィゼーションとか、エチュードとかとも呼ばれますね。

詳しく知りたい方はWikipediaとかこっちのWikipediaに聞いてくれ。

今回のイベントの告知文に、興味深い一節があります。

演劇は生身の人間が演じて、生身の人間が観るものですから、
台本があろうと・なかろうと、そこには常に「即興性」があるはずです。
「即興性」について演ったり話したりします。


というわけで「即興性」について語ります。何が出るのか私も分かりません。なにせ、即興ですからね。

でまあ、その日一回の即興を観て語るより、稽古から観てきたほうが即興性について語れるのかな、と思うので、公演?に先駆けて、稽古場にお邪魔してきました。
パーカッション1名、俳優8名、絹川さん。

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ウォーミングアップをはじめました。みんな楽しそうです。
「指差しカウントアップ」で盛り上がってました。観てるとやりたくなりますね。
稽古場からパーカッションがあるっていいですね。俳優たちの身体が自然に動き出します。
ロングフォームもお話がしっかり出来ていて、面白かったです。全員が場を成立させることに貢献させているのは素敵ですね。

さて。
黒澤は俳優に「リラックスと集中」を求めます。

今回稽古場にお邪魔して、即興のときにもそれは同じく重要だなと改めて感じました。というのは、即興演技は頭で考えていても追いつかないスピードで進行していくから、「リラックスと集中」がないと成立しないです。
いかにその場に起きている事を信頼し、リスクを取ってそこに委ねられるのか。勇気を持って「ただその場にいられる」俳優は、即興だろうと物語だろうと魅力的です。
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1997年に活動をはじめたときの時間堂は、即興演技ばかりをやってました。最初の3回は公演も全部即興でした。
4回目以降は物語(台本)を上演することになっていきます。しかし、稽古での即興演技は続けていたし、それで培った経験は、確実に2016年の終了まで息づいていたと思っています。

じゃあ、なぜ即興から台本になったのか、そんなお話が出るかどうかは分かりませんが、当日できたらいいかなーと思っています。お楽しみに。

以下詳細
実践と対話/ワーク・インプロ・グレス
https://www.facebook.com/events/701201766907480/
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ほぼ2ヶ月ぶりの黒澤世莉です。すっかり冬ですねえ。

観てからだいぶ時間が立ってしまったが、人生ベスト5の演劇体験だったので、簡単に感想を書きます。

ナシーム・スレイマンプール × ブッシュシアター
『NASSIM』(ナシーム)
https://www.festival-tokyo.jp/18/program/nassim.html

わたしの観劇後のTweetはこちら。





関連記事も面白いですよ。
「ナシーム・スレイマンプール×ブッシュシアター
 対立が進む世界で演劇ならではの「寛容」のススメとは」
https://www.festival-tokyo.jp/media/ft18/nassim

さて、いきなり余談から入りますが、観劇後にコンビニで用事を済ませて自転車に乗ると、ナシームさんがスタッフさんと歩いてて、一旦通り過ぎたんだけど意を決して戻ってご挨拶しました。柄にもなくドキドキしてしまった。

閑話休題。

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さて、作品について。

何を書いてもネタバレになる系の、ドキュメンタリー演劇です。
ざっくり当たり障りのないことを書きます。

出演者は毎回違う、まだ「ナシーム」を上演したことも観たこともない人が一人。ナシームが書いた「台本」を、マイクを持って「読む」を中心に、いろいろな「指示」に従っていく演劇です。90分。

これだけだと何が面白いんだよ、てなりますよね。

ネタバレにならない範囲で、私が素敵だなと思った点を箇条書きにすると以下になります。

・その場で起きている出来事のみで構造が成立している
・演者、観客とのコミュニケーションの質が高く、量が適切である
・テキストが練り込まれ、演者や上演場所によって柔軟に変化できる上、演劇的企みは高い確率で成立するよう構成されている
・現代のイランという、世界から見ても特殊な状況にある国で、不利な点にしかならなそうな要素を逆手に取って、特殊な演劇形式の獲得に成功している
・極めて個人的な物語が展開されるが、観客にはそれゆえに普遍的な物語として受け取られる


私が志向する演劇は、Tweetにも書いたとおり「鍛えられた俳優たちと長い稽古を経てつくりあげる演劇」だ。ただ、2年前に劇団を解散し、一人で演劇と向かい合う時間が積み重なっていくにつれ、「最小単位の演劇」というものについて考えるようになってきた。

「NASSIM」は「最小単位の演劇」の傑作だった。
舞台上には物語があり、コミュニケーションがあり、登場人物の深い背景が刻み込まれ、それゆえにある行動を取らざるをえなかった。
その行動の結果がこの作品のラストなのだとしたら、世界や人間に、もうすこし希望を持ってもいいんじゃないかと思えた。

ネタバレ出来ないと出来損ないのポエムにしかならんので、観た人、連絡ください。現実世界で語り合う会を開催しましょう。

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