「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

August 2016

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新幹線の車窓と黒澤世莉です。こだまめっちゃエアコン強くて、夏場こそカーディガン売ったら儲かるのではないかと思いました。

車内販売とかキオスクで扱ったらいいと思います。

さて、昨日の「時間堂からの大切なおしらせ」に、たくさんの反響をいただきました。ありがたいなと思いますし、時間堂は自分たちだけのものではないと、改めて認識しました。

本当は、ご縁のある方ひとりひとりに直接ご挨拶したいのですが、Webでのご報告になってしまい、すみません。

いくつか「黒澤の野郎は大丈夫か」とのご心配の声を頂きました。こちらもありがとうございます。いまは元気です。

解散について、色々と思いはあるのですが、書けば書いたでピントが外れていくような気もしています。続いていた未来も、休止になった未来も、近い平行世界にはある気がします。なにしろ一口には語れないです。

会える方は、ごはんでも食べましょう。

なんにせよ時間堂は年内まで続きます。残りの三本をいい作品にすること。それが、わたしと時間堂の、19年の結果になるでしょう。

作品は楽しくつくります。やりたい放題。明日からラスト3本の稽古です。
____________________おしらせ____________________

【演出します】時間堂ラスト3公演はこちらです。いまからカレンダーに書き込んでおいてね
http://handsomebu.blog.jp/archives/52381543.html

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黒澤世莉です。今日は時間堂からたいせつなおしらせがありました。リンクを貼っておきますので、ご興味ある方はご覧ください。

時間堂からの大切なおしらせ [2016]
http://jikando.com/past-information/586-inportantinformation.html
結論から書きます。2016年12月31日をもって時間堂を解散します。

全文は「続きを読む」の先に転載しときます。

時間堂という名前で、2016年はあと3演目の上演があります。時間堂という活動はなんだったのか、自分たちもみなさんも、体験する公演にしたいと思います。いまからスケジュール帳に書いておいてね。

分かりやすくて面白い演劇をお楽しみください。
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十色庵でお待ちしてます。

時間堂解散シリーズ01
ご来場ありがとうございました9月10日(土)〜12日(月)
驟雨
作:岸田國士
出演:菅野貴夫、直江里美、尾崎冴子

時間堂解散シリーズ02
ご来場ありがとうございました9月10日(土)〜12日(月)
次回公演10月14日(金)・15日(土)
言祝ぎ
作:イトウワカナ(intro)
出演:直江里美、ヒザイミズキ、國松卓

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黒澤世莉です。

もうすぐ前売り発売です。分かりやすくて面白い演劇です。ドイツ革命を駆け抜けたローザのドラマと、彼女が愛した世界を描きます。それは輝くようなかけがえのない希望という縦糸と、吐き気を催すおぞましい憎悪という横糸が織りなす、美しい織物です。

わたしたちの十色庵でお待ちしています。

時間堂最終公演
ローザ
2016年12月21日(水)〜30日(金) at 十色庵


http://jikando.com/
ドイツの革命家ローザ・ルクセンブルク。
彼女の死後、墓前に訪れた因縁の4人が繰り広げる、ローザと過ごした記憶の再現劇。
「想像しろ。ローザの顔、ローザの声、ローザの身体。想像しろ、死の瞬間を。」

俳優の身体と観客の想像力だけで世界を立ち上げる、「すごい、ふつうの演劇。ふつうの、すごい演劇」最終章。


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【随時更新】解散にあたってのコメントをいただきました
時間堂に縁の深い皆様からたくさんのコメントをいただきました。
『時間堂のすゝめ』にてご紹介していきますのでぜひこちらもご覧ください。
http://jikandonosusume.tumblr.com/tagged/comment2016

2009年に時間堂が劇団化した最初の公演『花のゆりかご、星の雨』と、最終公演『ローザ』との共通点は、花にまつわるシーンがあることです。『ローザ』初演時は「世界と戦う物語」だと思ってましたが、今は「世界と遊ぶ物語」かなと思います。両端の燃える蝋燭のような人生を駆け抜けたローザの人生を祝福する物語であり、ある人物の安らかな眠りを願う物語です。

花束で抱きしめるような体験を、あなたのために。
おやすみ。

黒澤世莉


台本・演出
黒澤世莉 Seri KUROSAWA

出演
 菅野貴夫 Takao KANNO *★
 直江里美 Satomi NAOE
 ヒザイミズキ Mizuki HIZAI
 尾崎冴子 Saeko OZAKI
 國松卓 Taku KUNIMATSU *☆
*★☆:ダブルキャスト

公演日程+トークゲスト
 2016年12月21日(水)〜30日(金) ダブルキャスト日程…★菅野貴夫/☆國松卓
 21日(水)20:00 ★ 相内唯史氏(インディペンデントシアター 劇場プロデューサー)
 22日(木)15:00 ☆ 横山拓也氏(劇作家・iaku主宰)
 22日(木)20:00 ★ 市原幹也氏(演出家・のこされ劇場≡主宰)
 23日(金祝)14:00 ★ 坂本鈴氏・黒川陽子氏・モスクワカヌ氏(劇作家女子会。)
 23日(金祝)18:00 ☆ 山下由氏(脚本家・演出家・Pityman主宰)
 24日(土)14:00 ★ 小平伸一郎氏(俳優・ケイエムシネマ企画所属)
 25日(日)14:00 ★ 西海石みかさ氏(演出家・ダンサー)+黒住尚生氏(『衝突と分裂、あるいは融合』出演者)
 25日(日)18:00 ☆ 広田淳一氏(劇作家・演出家・アマヤドリ主宰)
 26日(月)20:00 ☆ 時間堂劇団員
 27日(火)20:00 ★ 辻村優子氏(俳優・芹川事務所所属)
 28日(水)15:00 ★ 谷賢一氏(作家・演出家・翻訳家・DULL-COLORED POP主宰)
 28日(水)20:00 ☆ 田中圭介氏(演出家・ワークショップファシリテーター・ドラマターグ)
 29日(木)16:00 ☆ 越寛生氏(演出家・脚本家・俳優・(劇)ヤリナゲ主宰)
 29日(木)20:00 ★ 小栗剛氏(脚本家・演出家・俳優・キコ/qui-co.主宰)+百花亜希氏(俳優・DULL-COLORED POP所属)
 30日(金)11:00 ☆ 得丸伸二氏(俳優・演出家・文学座所属・TBスタジオ主宰)
 30日(金)16:00 ★ 酒巻誉洋氏(俳優・フォセット・コンシェルジュ所属)
 日時未定ゲスト…渡邊りょう氏(俳優・悪い芝居所属)

●スタッフ
照明:黒太剛亮
宣伝美術:デザイン太陽と雲
スチール写真:保坂萌
ビデオ制作:古谷美里
WEB制作:小林タクシー
制作助手:松本一歩
プロデューサー:大森晴香
協力:時間堂の味方〔=佐伯風土・山本恭子・桜井さやか・原田優理子・飯塚なな子・渡邉守・雨森スウ・畑見亜紀・酒井周太〕・黒猿・ZOKKY・平泳ぎ本店・ムシラセ
主催・企画製作:合同会社時間堂

●お問合せ
時間堂 Jikando theatre company
Web http://jikando.com
E-mail info@jikando.com
TEL 070-6659-3841
〒115-0043 東京都北区神谷2−48−16 カミヤホワイトハウスB1
〔時間堂= 黒澤世莉・菅野貴夫・鈴木浩司・直江里美・ヒザイミズキ・阿波屋鮎美・尾崎冴子・國松卓・穂積凛太朗・大森晴香〕

全公演
会場:十色庵
演出:黒澤世莉
プロデューサー:大森晴香

【ネタバレ注意】時間堂レパートリーシアター感想まとめ
http://togetter.com/li/951600

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キャサリンはミニスカートにヒールが基本だよなあ、と思い知った黒澤世莉です。

衣裳選び、考えるべきでした。読み込んでいるつもりでも、見落としはありますからね。そこに気づけて良かったです。

というわけで、東京に帰ってまいりました。昨日までの大阪滞在の日々は、こちらのハッシュタグを読むと楽しいかなと思います。

大阪ディレクターズワークショップ・リアルタイムまとめfromTOKYO(#dws_wing)
http://togetter.com/li/1012677

4日間だけとはいえ、一緒に過ごすと情がうつってくるもので、どのチームにも上演成果を上げてほしいなって思います。

さて。4日間のワークショップを終え、キーワードとして何度も「言語化」という言葉が出てきました。それについて書きたいと思います。

「言語化」に一番必要なものってなんでしょう。

ちょっと考えてみてください。

頭の良さでしょうか。論理的能力でしょうか。直感力でしょうか。想像力? 修飾力? 対話力?

もちろん、いろいろな要素が必要だと思います。

一番必要なこと。それは、

伝えようとする意志の強さ

だと思います。

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盛り上がった打ち上げの様子。

演出に限ったことではなく。家族でも友人でも会社でも一緒ではないでしょうか。

どんなに頭が良くても、論理的に考える力があって、自分の内面を言語化できたとします。それだけではあんまり意味が無いんだと思うんですよね。

「どう」伝えるか「何を」伝えたいか、それは技術として重要ですけど、そもそもそれを「伝えようとする意志の強さ」があって、はじめて意味を成すと思うんですよね。

どんなに自分のイメージを正確に言語化できても、豊かな修辞が使えても、パワーゲームが上手くても、しょうがない。

ただの雑談をしろってことではなくて、なんでも話せなばいいって話でもなくて。ただ、自分にとって大切だったり、譲れないものがあったとき、どう振る舞うのかってことてす。あきらめる? 妥協する? 喧嘩する? なかったことにする?

伝えることをあきらめたとき、どうせ伝わらないと投げたとき、それが関係の終わりなんだと思います。

正直に書けば、私自身はあきらめてしまう瞬間があります。それは未熟なことです。

そして、伝えるということは、対等であるときはじめて出来るんじゃないかなと思います。

対等な関係をつくるというのは、難しいことです。

自分の意思を伝えること。相手の意思を受け取ること。それを面倒なことと思うひとも多いですが、チームで高い目標を達成するためには、必要なことだと、私は思っています。

今回も得るものが多いワークショップでしたけど、言語化について考えられたことが良かったです。技術は大事ですが、技術に頼り過ぎると、重要な事を見失いますねえ。精進精進。

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こんかいの黒澤チームの面々。

ご参加のみなさま。
つぎは現場で会いましょう。

____________________おしらせ____________________

【演出します】2016年の時間堂は【12ヶ月連続上演】

時間堂レパートリーシアター8月20日(土)『夏だ!一番時間堂まつり』
at 十色庵



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黒澤世莉です。

大阪ディレクターズワークショップで、気鋭の演劇人の熱意に当てられてしまっています。東京のディレクターズワークショップで、その才能をいかんなく発揮していた守利郁弥さんと大石晟雄さんに「お前ちょっと来いよ」とお呼ばれしたので、神妙に伺ってきます。

8月下旬に十色庵で開催される『Dr.MaDBOYと劇団晴天のサマーバケーション』のゲストという形式を取ります。時間堂の大森晴香も連帯責任で登場します。

刺されたら、そういうことだったんだ、と思ってください。

私が刺される瞬間が観たい方は、8/28(日)14:00に十色庵にお越しください。

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DWSで演助やってたくれたときの守利郁弥さん(左端)。あのころはぼくら、あんなに輝いていたのにね。

Dr.MaDBOYと劇団晴天のサマーバケーション
2016/8/23(火)-28(日)@十色庵(東京都北区 赤羽)

昨年の佐藤佐吉賞に誰もカバーしてないところから現れたDr.MaDBOYと劇団晴天が犬猿のコラボ!
男だけの夏祭りをしよう!と始まったたこの企画、45分×45分の短編2本と毎回のアフターイベントを引っさげ、赤羽は十色庵にて夏祭ります!
真逆な作風の2チーム、きっと好みのオトコがいるはず。ラムネや屋台っぽい食べ物を片手に、夏の終わりをともに過ごしませんか?

おしながき
・守利郁弥(Dr.MadBOY)短編45分
・大石晟雄(劇団晴天)短編45分
・アフターイベント(詳細はブログにて)
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大阪に来て2度めの洗濯をしました黒澤世莉です。他府県で二度以上お洗濯するのは豊橋以来ですね。そういえば一年前の豊橋で、高校生と創る演劇『赤鬼』ワークショップで滞在したなあ。今年も同企画が進んでいる様子が漏れ聞こえてきて、彼らの充実した日々を思うとときめきますね。

一方こちらも充実を通り越して熟しきった、熟れきった日々を送っております。

大阪ディレクターズワークショップ・リアルタイムまとめfromTOKYO(#dws_wing)
http://togetter.com/li/1012677

3日目は全体の雰囲気に、だいぶ加速感がついてきた印象です。収斂していってますね。

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優先順位と時間配分について書きます。

3日目に印象に残ったことは「あなたはなにが面白いの?」ってことです。DWSは4日間での創作になるので、なんでもかんでも実験はできません。ある程度目論見がないと、品質を高めるのは厳しい。そういう意味で初日のプレゼンまでの準備がとても大事です。

順調に行けば、初日2日目あたりで「あれ、これ要素ぶっこみすぎた?」とか「少なすぎた?」とかなるんだと思うんですよね。そういうとっちらかった時に「で、オレは何を面白がってるんだ?」て、落ち着いて考えられるといいと思うんです。

DWSやってて、色々な批評をいただくわけですけど、それっていうのは「味わい」と「品質」でいったら「品質」に言及してくるわけで、そこで自分の意図や目論見と違う効果が出てたり、うまく理解されてなかったら、そこはちゃんと説明出来たほうがいいわけです。

で、意図がわかれば、批評する側も「そういう意図なら、こうしたほうがいいんじゃないか」とか「今聞いても、そのようには見えません」とか「なるほど、言われてみるとそういう部分はありますね、気づかなかったです」とか、意義深い反応はできるっていうか、役に立てると思うのね。

迷ったら、「全部削って/一つだけ足して」でも観たい「面白いもの」を自分で探したほうがいいと思います。

で、その上で、4日間の時間配分はやっぱり大事です。やりたいこと全部はできない。てことは「取捨選択」が必要になってくるわけです。

ぜんぶやる、が不可能な以上、演出家は「優先順位」つまり「時間配分」が重要ですよねってはなしです。

ひょっとしたら、一番重要な演出を成功させるために全時間を投入したほうがいいかもですし、バランスよく演技、読解、空間と手を入れたほうがいいかもしれませんし。

結局、リーダーは何を見たくて、なにを求めていて、舞台上で最低限これが表現されないと困っちゃう、ていう、そのポイントを抑えるためには「優先順位」と「時間配分」を決めましょう、てはなしです。

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そうやって必死に時間をやりくりしてチャレンジしても、あえなく玉砕というのがDWS伝統のパターンなんですが、それにめげなければどこかでいいことありますので。

夜遅くまで残って、作戦を練る演出たち。そしてワークショップ参加者がいなくなってから、スタッフのみなさんの仕込み作業がはじまります。

影に日向にサポートしてくださるスタッフの皆さんがいるから、DWSが出来るんですね。ありがたいことです。感謝。

感謝の形は成果で示すわけで、明日も5チーム楽しくがんばりましょう。

____________________おしらせ____________________

【演出します】2016年の時間堂は【12ヶ月連続上演】

時間堂レパートリーシアター8月20日(土)『夏だ!一番時間堂まつり』
at 十色庵



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おもしろメンバーに会いまくっている黒澤世莉です。大阪、ホームタウンなの?という感じ。でも一週間いても会いきれないけどねえ。ま、また来たらいいか。

というわけで、大阪心斎橋ウィングフィールドで、4日間の演出家のためのワークショップをしています。2日目が終わりました。初日から尻上がりに盛り上がっていますね。ご興味ありましたら、こちらのまとめをご覧ください。

大阪ディレクターズワークショップ・リアルタイムまとめfromTOKYO(#dws_wing)
http://togetter.com/li/1012677

さて、本日戯曲読解について言及したこともあって、それについて書きます。

戯曲読解自体は、いろいろなところで「苦手」とか「難しい」とか「教えてほしい」というお話を伺います。面と向かってお伝えできれば一番いいのですが、ブログでは限界があります。なので、ざっくりとコツを書きますので、参考にしてください。

読解のコツその1:ふんわり楽しむ
まずは初めましての出会いから。タイトル、作者名、翻訳者名、登場人物、ト書き、本文、あとがき、解説。全部ふんわり楽しみましょう。第一印象は大切に。

読解のコツその2:「事実」と「解釈」を分けて考える
精読していきます。
戯曲を読むことは楽しいことですが、まずは「事実」を積み上げていきます。
「事実」とは「戯曲に書かれていること」です。

たとえばチェーホフ「かもめ」において、トレープレフがかもめの剥製をつくるシーンがあります。この場合事実は「トレープレフはかもめの剥製を作った」です。「トレープレフはニーナへの思いをかもめに託した」とか「かもめはニーナの象徴である」とかは、台本には書いていないことで、読者の想像力の範疇です。こういうものは「解釈」といいます。

「解釈」は楽しいものですが、こだわりすぎると「思い込み」にになってしまう、書かれていないことを想像力で決めつけてしまう間違いをおこします。

まずは「事実」を積み上げて、その上で「事実」で補完しきれない部分を「解釈」で補う方がいいです。「事実」は間違いなく読んだ全員で共有できますが「解釈」はひとそれぞれですから。

読解のコツその3:「事実」をひたすら積み上げる
一行一行の台詞について「事実」を積み上げていきます。具体的には「話した内容」と「行動」です。それがはっきりすれば、自然と人物の「目的」が見えてきます。人物の「目的」が分かったら、台詞一つ一つの「目的」を洗っていきます。もしわからない場合、なにか読み落としがあります。必ず「目的」が見つかりますので、前後の台本を何度も読んでください。

読解のコツその4:必要なことは全部書いてある
名作として後世に残っている戯曲であれば、上演に必要な情報は全て書かれていると思ってください。必要な情報が不十分だと感じたら、それは読みが不十分なのです。繰り返し読んで発見しましょう。

さて、この4つのプロセスを経ると何が起きるのかというと、演出に無駄がなくなります。演出をしていて、いろいろな可能性を探りたい場合はあると思いますが、少なくとも戯曲に書かれた「事実」に関しては、決まっています。

それを変える場合は、もはや台本の変更になりますからね。

「解釈」は時として前後の関係で破綻する場合がありますが「事実」の積み上げは、台本がまともであるかぎり、破綻はしません。その必要十分な土台の上で、どんな「解釈」を加えていくのか。加えることによって「事実」の積み上げだけでは見えなかった、その戯曲の主題を明確化したり、補強したりできるのか。

そんなふうに、読解を「事実」と「解釈」に切り分けて、「事実」に重点を置くと、演出家も俳優も、随分楽になると思います。

結構、単純なことですよ、戯曲読解って。ただ手間がかかるだけで。「なんとなく」ではなく「書かれていること」を土台にすりゃいいだけですから。時間をかければ誰でもできます。頭の善し悪しは関係ないです。

お困りの方、お試しください。

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黒澤世莉チームのみなさま。大阪DIVEはじめて来ましたが、いい部屋ですね。一ヶ月くらい籠りたいです。台本いっぱい。

こういうふうに、ウィングフィールドにまつわるスペースを五等分して、各チームがリハーサルしているわけです。部屋がたくさんあるウィングフィールドだからできる企画ですね。

いや、他の施設でも5部屋あればできるか。仙台10-BOXとか。札幌あけぼのとか。福岡ゆめアール大橋とか。三重文とか。静岡舞台芸術公園とか。

2日目も楽しかったなー。3日目ももっと楽しくなるでしょう。イヤッフー。

____________________おしらせ____________________



【演出します】2016年の時間堂は【12ヶ月連続上演】

時間堂レパートリーシアター8月20日(土)『夏だ!一番時間堂まつり』
at 十色庵



【ご利用受付中】静謐な演劇空間「toiroan 十色庵」
http://toiroan.tumblr.com/


【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

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黒澤世莉です。

大阪でのディレクターズワークショップ、通称DWSが始まりました。正式名称は

ウイングカップ7特別企画、ディレクターズワークショップwith花まる学習会王子小劇場

です。長いですね。読む気力を失いますね。でも大事なことです。大阪心斎橋にある、ウイングフィールドという劇場が主催して、花まる学習会王子小劇場がサポートしてます。サポートっていうか、がっつりですけど。

当ブログ読者の方はご存知かもしれませんが、王子小劇場で年末か年始に、ここ4年やってます、演出家のためのワークショップです。わたくしここ2年ばかりファシリテーターつとめさせていただいてます。

4日間10:00〜18:00まで、みっっっちり演劇つくっていきます。その中で、演出家とチームが一体となって、素晴らしい上演成果を目指してがんばっていきます。




東京からも注目されているようですね。素直に嬉しいです。

気になる人はハッシュタグ #dws_wing で検索すると、twitter上の色々な書き込みが見られますよ。
https://twitter.com/hashtag/dws_wing?src=hash

結構楽しいよね。

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後半の成果発表の休憩中。各チームが主体的にミーティングを始めるの図。素直に格好いいなあと思います。

やーもー、正直めっちゃ憂鬱でした。初日があけるまで。4日間のDWSでは、最初のプレゼン含め、準備が全て、みたいなことろありますからね。最初に差をつけられたら、あとから追い上げるのはかなり難しい。

そういう意味で、初日が終わって、本当に本当にホッとしました。

し、その場の全員から、愛のある忌憚なき意見を受けらるのがDWSのいいところですが、そんなのめっちゃ憂鬱になるじゃないですか。

成長のためには、憂鬱でもやったほうがいいなあ、てことはやったほうがいいですからね。

それに、毎回チームで話したり作ったりするのは、とても楽しいです。今回のチームも面白くなりそうです。

今日思ったことは、わたしたち演出家が「理想」を追うのは結構なことだし「現実」のことばかり考えてたら面白くなんかなりにくいけど「理想と現実」の接点を意識に入れとかないと、あんまりいい作品作りにはならないんじゃないかなあ、てことです。

わたし理想主義者なんで、結構追い求めて、可能性引っ張り過ぎちゃうので、気をつけようと思いました。

そして理想主義は、ときとしてチームプレーが無くなるなあと思ったので、それも良くないなー、て思いました。ひょっとしたら、演出家の理想に殉じることが、優れた演劇づくりなのかもしれません。個人的には、たとえ天才であっても、チームの力を引き出す工夫がない限り、面白い作品作りは難しいんじゃないかと思います。

さてあと3日、もっともっと充実させるために、肩の力を抜いて、準備はじゅうじゅうやっていきたいと思います。

2日目も楽しみだなあ。

____________________おしらせ____________________



【演出します】2016年の時間堂は【12ヶ月連続上演】

時間堂レパートリーシアター8月20日(土)『夏だ!一番時間堂まつり』
at 十色庵



【ご利用受付中】静謐な演劇空間「toiroan 十色庵」
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【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
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20160811
大阪滞在中の黒澤世莉です。

8/20にゆるふわで楽しげなイベントをとり行います。どんなやつかというと、ま、文化祭みたいなもんですね。食べたり呑んだり観たりする、やつです。

12:00から17:00までは、飲み会+演劇にまつわるゲームをみんなで楽しむ時間です。観てるだけで楽しいやつや、参加型のゲームまで。

時間堂の劇団員やら、縁の深いまつわる方々と、おしゃべりするのも楽しいと思いますよ。めずらしく劇団員もほぼ全員揃いますので。わたしたち、用事がないと集まりませんから。

まあそういうわけで、はじめましてなあなたも、おひさしぶりなきみも、まいどまいどの紳士淑女の皆さんも、遊びに来てくださいませ。誰も来なかったら寂しいからさ。

けっこう、大好きな戯曲のリーディングとか、見応えあるやつもやりますので。

あと、時間堂から重大発表があるらしいので。そういう意味で、盛り上がるんじゃないかなー、と思うよ。

時間堂レパートリーシアター【2016.8】『夏だ!一番時間堂まつり』
http://jikando.com/2015-10-26-05-27-33/583-rpt8.html
【ネタバレ注意】時間堂レパートリーシアター感想まとめ
http://togetter.com/li/951600

時間堂の劇団員が、あの手この手のシアターゲームで遊ぶ、夏らしいお祭りイベントです。台本(たぶん)一切なし、その場のノリと勢いで突っ走る4時間。17:00以降は一緒にお酒を飲んでるだけですので、お気をつけください。

この日、時間堂から重大発表があります。ぜひお立会いください。

日程
2016年8月20日(土)
12:00 オープン
13:00 演劇プログラム
17:00 宴会
20:00 終宴

カフェ営業あり
途中入退場可/飛び入り参加歓迎
未就学児歓迎

演劇プログラム
即興演劇、シアターゲーム、リーディング その他

出演
菅野貴夫・鈴木浩司・直江里美・ヒザイミズキ・阿波屋鮎美・尾崎冴子・國松卓

演出
黒澤世莉

カフェ店長
大森晴香

料金
1,000円+投げ銭制
『ゾーヤ・ペーリツのアパート』の半券をご提示くださったかたにはワンドリンクサービスあり
(電子チケット・紙チケット・席番入りメールいずれも可)

予約
カルテットオンライン(web予約、チケット当日精算専用)
https://www.quartet-online.net/ticket/rt201608

会場
十色庵
〒115-0043 東京都北区神谷2−48−16 カミヤホワイトハウスB1

お問い合わせ
時間堂
WEB http://jikando.com/
E-mail  info@jikando.com
TEL/FAX 03-6454-4308


____________________おしらせ____________________


【演出します】2016年の時間堂は【12ヶ月連続上演】

時間堂レパートリーシアター8月20日(土)『夏だ!一番時間堂まつり』
at 十色庵



【ご利用受付中】静謐な演劇空間「toiroan 十色庵」
http://toiroan.tumblr.com/


【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

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黒澤世莉です。

大阪には今回、ワークショップのために1週間滞在します。

1発目はtocotoco主催のクラス、俳優向け、だれでも向け、俳優向けの3本立て。はじめる前は「これはなかなか骨が折れるな」と思ってましたが、終わってみればあっという間でした。

楽しかったなー。

何回も来てくださってる方々が「奥底にあったのはこれだったんだな」とか「はじめてリピやってて幸せ、っていう意味が分かりました」とか、新しい発見をしてくれると、とてもうれしいです。

暑い中、大阪に行って良かったです。

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亜紀さんと周太くん、主催者コンビ。おにぎらず美味しかったです。

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ワークショップ後には、風月でお好み焼きを食べました。作ってくれるの楽しかったです。ワイルドで。美味しかったです。

暑いなか、大阪に行って良かったです。

____________________おしらせ____________________

【演出します】2016年の時間堂は【12ヶ月連続上演】

時間堂レパートリーシアター8月20日(土)『夏だ!一番時間堂まつり』
at 十色庵



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大坂に着きました、黒澤世莉です。写真は四条烏丸あたり。京都だね。

「新幹線の席が取れないんじゃなかろうか、ドキドキ」と指定席にしたら、思いの外空いていて、これなら自由席でよかったんじゃなかろうか、と思いました。混雑予報調べたりとか、券売機の行列とか、なんだったんだろう。

明日は10:00から21:00までワークショップです。今回は少人数なのでみっちりできそうです。いままで大阪では大人数が多かったので、ひとりひとりとしっかり向かい合えるのはうれしいですね。

東京はすずしそうなのに、大阪厚い予報で、なんかもう、それはしんどいわ。暑さゆるめてください。

夏に負けない演劇、がんばりまーす。

____________________おしらせ____________________

【ワークショップ情報】夏に大阪でワークショップやるよ:[大阪] 黒澤世莉ワークショップ [8/13(土)] [tocotoco&時間堂 共催]
http://handsomebu.blog.jp/archives/52376727.html

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