「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

March 2016

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呪術師こと黒澤世莉です。

先日の時間堂レパートリーシアター3月に、ポストパフォーマンストークのトークゲストとしてきていただいた倉迫康史さん。Theatre Ort(シアター・オルト)主宰・演出。たちかわ創造舎チーフ・ディレクターです。そのときのはなしが面白かったので紹介します。

上演したふたつのうちのいち作品、谷川俊太郎「巨大なウェディング・ケーキ」は、一人の女性の高校生、中年、初老と移り変わっていく人生の物語です。三幕構成で、一幕は母に出て行かれた父と娘、二幕は娘の20年後と恋人に子供が出来るはなし、三幕は母になった娘とその息子の大学生。二人芝居で菅野貴夫とヒザイミズキが演じました。実際には登場しない、出ていった母親が隠れた主人公となっている作品です。これついて倉迫さんが「主人公の女性は呪われているのだけど、呪われた人生だっていいじゃない、と思えた」という旨のコメントをされていました。

ヒザイミズキも書いてたけど、これにはわれわれ時間堂びっくりしました。つくっている側は「なかなか素直になれずに人生で一番ほしい物が手に入らなかったひと」のはなしだと思ってましたからね。そんな、彼女の人生を肯定的に観られるとびっくりします。

こういう視点の違いは良し悪しじゃなくって、こちらの決断と行動、その結果として提示される作品と、受信者の認識の違いってのは当然あるわけです。その差異や特異点についてのはなしが健全にできる、対象作品とか場があるってのは、いいもんだなと思います。閑話休題。

でまあ、何らかの呪いがかかっているような状態じゃないと、演劇なんて続けられないだろうと、いうような話も出ました。たしかに作品を発表し続ける情熱、集団や場所を維持する情熱てのは、呪いや狂気がないと続かないもんだとは思います。

このはなしの途中で、倉迫さんの血の噴き出るようなエピソードが連発するのですが「SNSやBlogにはくれぐれも書いてくれるなよ」とおっしゃっていましたので、ここでは伏せさせていただきます。くわしいことは本人に聞いてね。

倉迫康史 : twitter
https://twitter.com/kjkurasako

そういうわけで、残念ながらそのへんの美味しい部分はわたくし書けませんので、自分のはなしで勘弁してください。

「呪い」というのが2016年のわたしのキーワードのひとつに入ってます。いままで呪いなんてまったく意識してこなかったんですが、去年くらいから「あ、おれ世界呪ってるな」て思ったんですね。いままでは「呪われる」で、わたしは「呪う」です。えらそうに言うことじゃないけど。

「呪う」とか「呪われる」とか「ガダラの豚」かよ、て話ですけど、そんなことまったく考えたことなかったのに、ここ一、二年できゅうに引っかかる言葉になってきました。最初のうちは「呪いとかダメだろ」て思ってたんですけど、そのうち「あー、これ、呪いだわ」みたいに認識することが増えましたね。

先ほど、演劇は呪いや狂気がないと続かない、みたいに書きましたけど、わたし個人としては、そういう演劇との向き合い方は避けたいなあと思っていて「好きだから付き合う」みたいな付き合い方をしたいと思ってます。自分では自分が呪われているかとか、狂気かとか分からないっていうか、自分は普通のひとだと思っているので、普通でもやれるぞってところでやりたいと思ってます。

正確に言うと、思ってました。

わたしは、自分の演劇に対する情熱の欠如を感じます。それは愛が足りないのか、それとも呪いや狂気が足りないのか、わかりません。

で、そういうふうに自分がなってしまう世界を、呪っているのが今です。

自分がなにかに呪われているかどうかは別として、自分が何かを呪っている状況ってのは、これは結構不幸な状態なんじゃないかな、と思っています。

なので「世界を呪う」というステータスから抜け出したいのですが、「世界は喜びに満ちているよね」みたいなサッチモみたいなこと急に言い出してもうさんくさいですからね。いやサッチモみたいになりたいんですけど、たぶんそれは「世界を呪う自分」を肯定する作業からしか始まらないんじゃないかな、て思ってます。

勘ですが。

そういうわけで、世界を呪う黒澤世莉ですが、倉迫さんに「呪われた人生だって、いいじゃない」て言われて、なんとなく呪いとともにあるのも悪くないのかもね、なんて思ったよ、ていうお話でした。

そんなたのしいトークも聞ける時間堂レパートリーシアター at 十色庵、4月15日(金)16日(土)『人の気も知らないで』『ロミオ中止』の二本立てですよ。お楽しみに。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52365685.html

作品観て語り合いましょうや。

____________________おしらせ____________________

【キャンペーン】黒澤世莉を2万円で売ります【先着5名様】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52361098.html

2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html

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横浜の朝焼けと黒澤世莉です。ちゃりてぃ庵、時間堂レパートリーシアター、近代戯曲研修セミナーとつづいて、3月の最後はこれです。

いやあ、年度末はありがたいことにたくさんお仕事頂きましたが、4月以降は非常に余裕がありますので、お仕事ください。

というわけでヘロヘロ気味ですがへこたれてられません。声優志望がほとんどですが、舞台もがんばってる彼らのためにわたしも全力で望みます。時間堂2009年の再起動公演で書き下ろして、十色庵オープニングでも再演し、ENBUゼミの修了公演でもとりあげた拙作「花のゆりかご、星の雨」の上演です。70分くらい、横浜でやります。

公演情報
https://www.facebook.com/events/1530027363963846/
日時:3月26日 14:30〜、18:30〜
27日 13:00〜、18:00〜
28日 13:30〜、17:30〜

場所:横浜STスポット
( http://www.stspot.jp/ )

チケット、お問い合わせ:ヒューマンアカデミー横浜校
TEL 045-410-0255


これが終わったら、次は時間堂レパートリーです。すぐだね、たいへんだねって思うかな。でも、3月の4本連続に比べたら、まじ天国みたいなスケジュールです。とはいえ、もろもろの準備もしなきゃだから、全然余裕はないんだけどね。ま、なんにせよ面白くしますよ。面白いだけじゃないけどね。

時間堂レパートリーシアター:4月15日(金)16日(土)『人の気も知らないで』『ロミオ中止』at 十色庵
http://handsomebu.blog.jp/archives/52365685.html


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黒澤世莉です。昨日公演を終えたのに今日も仕込んでた気がしますが、錯覚じゃなかったです。

演出家のみんな、ぼくと一緒に小山内薫や坪内逍遥を勉強する会においでよ【日本の近代戯曲研修セミナー】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52362359.html



動画日記で時間堂のひとたちが感想を語ってます。正直、こんな長い研修という名のリーディングとシンポジウム、楽しんでもらえるか心配だったけど、良かったようで安心しました。リーディングだけで3時間ありますからね。

このイベント、正式名称は、

日本演出者協会主催
日本の近代戯曲研修セミナー in 東京 第14回
「坪内逍遥&小山内薫を読む!」

はい、ながいね。私もコピペでないと無理です、諳んじては書けません。

わたしは小山内薫「第一の世界」のリーディング演出担当してます。ご来場ありがとうございました。そのあとの坪内逍遥「役の行者」が強すぎて覚えてないかもしれませんが、大丈夫かしら。リーディング全部で3時間ありますからね。ボリュームたっぷり、お得です。そのあとシンポジウムも残っていただいてありがとうございました。

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楽しく初日打ち上げました。

熊谷さんと川口さんと丸尾さんとのトークも面白かったです。

なんか、あちこちで悪口いっぱい言っちゃった気がしますが、ちょっと持ってしまってて、ほんとはそんなに悪いと思ってないとこもけっこうあったので、調子に乗って恥ずかしいなと反省しています。

僭越な書き方になっちゃいますけど、小山内薫の評論や評伝、台本をいくつか読んで「流されやすいダメないい人」だな、自分と似てる所あるな、て思いました。もちろん業績が偉大過ぎて、そこは比較にならないんですけど。

色々と迷い流されながら、失敗や迷惑をかけながらも、演劇を一所懸命にやってたんだな、て思うとね。勇気をもらいます。

で、劇作家としての小山内薫に迫るって機会もなかなかないので、これはファンにはたまらん時間だと思いますよ。

明日3/21月祝も、15:00から中野富士見町plan-Bにてやってますので、お時間あるかたはご来場ください。なかなか、この二人の戯曲にどっぷりひたる時間は得られないので、貴重だと思います。とくに「役の行者」は、黙読すら難儀な本ですから。

そして来週土曜日からはこちら。
授業してます:ヒューマンアカデミー横浜校パフォーミングアーツカレッジ進級公演「花のゆりかご、星の雨」3月26日(土)〜28日(月)at STスポット
http://handsomebu.blog.jp/archives/52366389.html

3月を生き延びるぜ。生き延びたら、次は4月だ。

時間堂レパートリーシアター:4月15日(金)16日(土)『人の気も知らないで』『ロミオ中止』at 十色庵
http://handsomebu.blog.jp/archives/52365685.html

応援よろしくお願いします。

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小さいお客さまも大歓迎の黒澤世莉です。

表題の通り、たくさんのお運びありがとうございました。関係者おつかれさまです。
どんな公演か、言っても説得力ないので、こちらご覧下さいよ。まとめはこちらです。

【ネタバレ注意】時間堂レパートリーシアター感想まとめ
http://togetter.com/li/951600

演劇に対して迷いがあるとき、果敢な俳優に救われます。手前味噌ですが。

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倉迫康史さんです。Theatre Ort(シアター・オルト)主宰・演出。たちかわ創造舎チーフ・ディレクターです。トークゲストに来てくださいました。血を流すトークをありがとうございました。プライベート波乱万丈ですね。

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ふるーい友だち、ターキーがすげえカッコいいドイツカバンをプレゼントしてくれた。アーティストの一点もので、バインダーをリサイクルしたもの。すげえカッコいい。フライターグみたいな感じ。ほんとありがとう、大事にする。

さて、毎月公演です。次回は4月。お待ちしてますよ。1時間前から開場してますので、美味しいカレーとか、食べてください。

4月15日(金)16日(土)時間堂レパートリーシアター『人の気も知らないで』『ロミオ中止』
http://handsomebu.blog.jp/archives/52365685.html


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授業してます:ヒューマンアカデミー横浜校パフォーミングアーツカレッジ進級公演「花のゆりかご、星の雨」3月26日(土)〜28日(月)at STスポット
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【時間堂ソシオ(共同運営者)募集】時間堂主催公演の全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
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雑司が谷警備隊である。さて監視中の黒澤世莉が、3/19土、十色庵で時間堂レパートリーシアター「巨大なウェディング・ケーキ/ヂアロオグ・プランタニエ」の上演をするようだ。「観劇して、その後は飲みながらわいわいおしゃべりする」ていう文化をつくりたいと聞いている。要監視である。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52362886.html

監視カメラの映像はこちらである。

『ヂアロオグ・プランタニエ』


『巨大なウェディング・ケーキ』

時間堂ソシオ(共同運営者)募集もしているようだ。上記レパートリーから、7月芸劇「ゾーヤ・ペーリツのアパート」ふくめ、全演目が見られるとのことだ。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html



当日券の無料で観られるカルチベートチケットが6枚ある。最新情報は時間堂Twitterで確認である。
https://twitter.com/jikando

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本日のレパートリーの中、直江里美が100円玉を落とした。

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壱劇屋、西分さんが来たそうだ。

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どうやら最近は200円でコンビニで証明写真を印刷できる。いい時代になったもんだ。

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せりさんがトイレを直してくれました
ひさびさにスタジオリノベーション&修繕ネタ、黒澤世莉です。ネタ的に絵面は結構汚いので、嫌いなひとはスルーして。

ある日、十色庵のトイレが流れっぱなしになりました。便器にちょろちょろ水が流れ続けて、タンクの水が溜まらないんですよね。あら、困った。トイレが使えないと地味に困ります。いつも普通にあるけど、大切なモノだったんだね、トイレ。

クラシアンでも呼ぼうかな。でも、そしたら1〜2万円かかるんじゃないかな。よし、切り札発動だ。

というわけで、十色庵のハードで困ったときはこの方、剛建巧こと及川さん。十色庵リノベーションのときに、解体から廃棄、床作りまで、いろいろお世話になったスーパーイケメン大工さん。建て替えやリノベのご用命はこちらまで。信頼できる職人さんですよっ。

剛建巧
http://gokenkou.com/

せり「もしもーし、カクカクシカジカです」
及川さん「タンクの型番を調べて、中の部品を交換すれば大丈夫じゃないかな」
せり「ホームセンターで買えますかね?」
及川さん「大丈夫っすよー」

というわけで、決意。自力解決しよう。というわけで、ここからは手順を書きます。不器用な私でも一人で出来たので、だれでも出来ると思います。

1)タンクの元栓の水を止める
十色庵のトイレの場合は、台所の蛇口と同じ栓だったので、手でひねって止められました。場合によっては工具が必要かもしれません。これ、止めないとえらい目に合うので気をつけましょう。

2)タンクを空にする
水をジャンジャンながしていきます。

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3)タンクのフタというか、上の部分を外す
これはちょっとコツがいるかも。メインのタンクとホースで接続されているので、このホースを取る必要があります。フタを開けてからタンクの上に縦に置いて、作業しました。けっこう汚れているので覚悟してください。ホース自体は、手でくるくるまわして、最後にかるく引っ張ると抜けます。

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4)タンクの型番を調べる
及川さんの指示通り、タンクをよく見ると型番が貼ってあります。こんなの気づかなかったなー。

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5)ホームセンターで型番どおりのフロートバブルを購入
648円。amazonでもっと安く売ってるけど、はじめてのこういう買い物はなんとなく実物を見て買いたくて。


6)フロートバブルを交換する
古いフロートバルブの根本の金具を外します。手でできるよ。チェーンの長さを調節して、元の金具があった位置に取り付けます。鎖が4玉くらい余る感じ、て書いてありましたが、正直てきとーです。分かんないんだもん、4つ分とか。

7)フタを戻し、元栓を開け、水を流してみる
フタを戻すとき、元くっついてたホースをくっつけ忘れないようにしましょう。これで水流すハンドルの動きがいまいちだったり、水がやっぱり漏れてたら、やりなおしです。

今回は、この工程で無事に治すことが出来ました。わーい。電話と買い出しの時間を含めても、2時間くらいの軽作業でした。みなさまも、レッツチャレンジです。

さていよいよ明日、3/18金、19土は、十色庵で時間堂レパートリーシアター「巨大なウェディング・ケーキ/ヂアロオグ・プランタニエ」の上演です。「観劇して、その後は飲みながらわいわいおしゃべりする」ていう文化をつくりたいよ。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52362886.html

時間堂ソシオ(共同運営者)募集もやってます。上記レパートリーから、7月芸劇「ゾーヤ・ペーリツのアパート」ふくめ、全演目がご覧いただけます。ともに文化をつくりましょう。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52360535.html



ちなみに、当日券オンリーだけど無料で観られるカルチベートチケットも6枚くらいあります。19金15:00は予約も少ないからまあ入れるんじゃないかな。おすすめ。最新情報は時間堂Twitterで。
https://twitter.com/jikando

まってるよ。

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だと思う黒澤世莉です。写真は雑司が谷警備隊の残像。

今日は宣伝から始めようかな。

まず本日。大阪のみなさん、2016年3月16日(水)20:00から、ビアバル・あるか http://www.arca-archa.jp/ →アるか地下「金毘羅」にて、時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」映像上映会があります。映像用に編集された演劇を、大画面で観るのは観劇とはまた違った良さがあるよな、てナショナル・シアター・ライヴ観てて思います。入場無料・カンパ制なので、お気軽においでください。

【第141回上映作品】時間堂『衝突と分裂、あるいは融合』
http://blog.zaq.ne.jp/take-noble_zakki/article/777/
こちらで映像配信も観られますよ
http://kan-geki.com/sp-theatre/

明後日、3/18金、19土は、十色庵で時間堂レパートリーシアター「巨大なウェディング・ケーキ/ヂアロオグ・プランタニエ」の上演です。「観劇して、その後は飲みながらわいわいおしゃべりする」ていう文化をつくりたいよ。遊ぼに来てね。
http://handsomebu.blog.jp/archives/52362886.html

無料で観られるカルチベートチケットも6枚くらいあります。最新情報は時間堂Twitterで。
https://twitter.com/jikando

本題。

海賊王にオレはなるドン、みたいな物事の決め方や決まり方、もあると思うんですよ。野球選手が夢だった。みたいな、それで夢叶えちゃいました、みたいな。

でも人生の全てが自分の思い通りになる、てひとはいないですよね。神様じゃないんだから。人間なんだから。意思の問題もあるけど、それ以前に外的環境に左右されるでしょ。

外的環境から切り離されてる生きていけないわけですよ。子供の頃は家族の都合で、住む場所変わったり経済状況が良くなったり悪くなったりするし。おとなになってからだって、天気や自然災害なんてどうにもできないし。国や会社の都合で振り回されるし。

計画することが無意味だとは言わないです。ただ、計画に縛られたって、外的要因はコントロール出来ないんだから、計画は計画と割りきって、実際に起きてしまったことは「受け入れて、対応する」ことが大事よね、て思います。そこでブーブー言っても、事態改善しないし。

だから、人生という長い流れの中で、今起きていることにどう乗っかっていくのか、あるいは見送るのか、耐えるのか、方向を変えるのか。自分の外にある/起こることと、どう関わるかってことが、私がかっこいいと思う人間かどうかの違い、だったりするんだよなあ、て思います。

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首が伸びる雑司が谷警備隊。

人生において重要な事って、「たまたま」決まることが多いと思うんですよね。たまたまある家庭の子供に生まれて。たまたまある地域で生きて。たまたまなにかをどこかで学んで。たまたま、望んだ仕事についたり、思いもよらない仕事についたり。たまたま会ったひとと恋に落ちたり、恋に落ちないけど結婚したり。たまたま大きな出来事に巻き込まれたり、あるいはそういうことはなにもなく平穏だったり。そして、たまたまな理由で死んでいくんだろうと思います。

全てをコントロールすることは不可能だもの。

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「掃除してんだ。えらいいじゃん。」

ありがとうございます。

考えることは大事だけど、あんまり思い悩みすぎないほうがいいんじゃないかな。深刻になっても自分がすり切れて能力が落ちるだけだし。勢いで流されたり流れに乗ったり、直感を信じて好きな方向に邁進したり、していいんじゃないかな、それで失敗することに後悔は少ないんじゃないかな、なんて思うよ。

と雑司が谷警備隊も言っていました。

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【20160415更新】
十色庵で熊本地震の義捐金を募ります。

【キャッシュバックキャンペーン】チケット半券持ってくるだけで、300円をくれてやる、劇団きらら×時間堂【あいのりチケット】
http://handsomebu.blog.jp/archives/52368145.html

2015年11月から14ヶ月連続公演中の黒澤世莉です。ちなみに3月はイベントプロデュースとリーディングあわせて4企画やりました。14ヶ月連続18企画。

御託はともかく、2016年は4本目のレパートリーシアターです。

2月に横浜で上演した「人の気も知らないで」をお送りします。横山拓也さんの台本で、とても面白くていろんな地域で上演されています。もとが軽妙洒脱な関西弁で書かれているのを、わたくしがんばって東京弁に翻訳しました。けっこう手触りが違うので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。バカバカしい会話の裏に、他者を理解することへの困難さと希望が入り交じる、良質のコメディかつ人間ドラマです。

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長田からもブーイングでるよの図

直江ヒザイ阿波屋の、時間堂の大黒柱3人での上演です。お見逃しなく。

ちょい見せ動画を御覧ください。ネタバレですけど、ご参考になれば。


「ロミオ中止」は、超短編ですが、お気に入りの一作です。気分わるくなるブラックコメディですが、気分わるくなるのは、ありえないことだけど現実にありそうだからです。

あと、秘密ですが私が出演します。

十色庵で、お酒を片手に観劇していただいて、終演後はつくり手と観客でわいわいしましょう。そういう時間をひっくるめて「レパートリーシアター」として定着させたいです。

時間堂レパートリーシアター【2016.4】
『人の気も知らないで』『ロミオ中止』

http://jikando.com/2015-10-26-05-27-33/552-rpt4.html
2016年2月「TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)SHOWCASE」 に参加した『人の気も知らないで』が早くも十色庵にて再演。女たちの軽快で切れ味鋭い会話劇を直江・ヒザイ・阿波屋の3人で上演します。

●日程
2016年4月15日(金)・16日(土)
15日(金) 15:00 トークゲスト:横山拓也(iaku/『人の気も知らないで』の原作者) / 20:00
16日(土) 13:00 / 18:00
◎・・・小学生以下のお子様もご入場いただけます ※保護者同伴のこと
★開場は60分前/カフェ営業あり
★演劇の上演は60〜80分、その後休憩をはさみ、アフタートークは約20分開催します。
★終演後は、ご歓談や交流の場としてしばらくの間会場を開放します。


●演目
『ロミオ中止』
作:黒澤世莉

かの有名な恋愛悲劇を上演する劇場に、クレームをつけにきた客の言い分とは。
このご時世、笑ってばかりもいられない、黒澤世莉の短編ブラック・コメディ。



『人の気も知らないで』
作:横山拓也(iaku)
脚色:黒澤世莉

交通事故で入院中の同僚を見舞った女3人。他人の痛みと自分の痛みと、カラダの話。
横山拓也の軽妙な関西弁を、黒澤世莉がシャープな東京弁に書き替えた[時間堂オリジナルバージョン]で上演。

出演
直江里美、ヒザイミズキ、阿波屋鮎美


演出:黒澤世莉


●料金
(ウェルカムドリンク付)
一般 2,000円
U-23 1,000円
中高生 500円
回数券(5枚綴り) 8,000円 ※詳しくはリンク先
http://jikando.com/2015-10-26-05-27-33/544-rt2016newticket.html


※4月16日(土)13:00の回のみご入場可
小学生 500円
未就学児 無料

★カルチベートチケットシステムを実施しています★
カルチベートチケットとは、観客がほかの観客のチケット代を肩代わりするシステムです。カルチベートチケットがストックされていれば、無料でご覧いただくことが可能です。詳しくはリンク先をご覧ください。
http://jikando.com/2015-10-26-05-27-33/544-rt2016newticket.html


●予約
カルテットオンライン(web予約、チケット当日精算専用)
https://www.quartet-online.net/ticket/rt201604


●会場
十色庵
(東京都北区神谷2‐48‐16 カミヤホワイトハウスB1)
*JR各線赤羽駅から徒歩約12分
東京メトロ南北線志茂駅から徒歩約10分
*時間堂の地図男・菅野貴夫のよく分かる道案内

赤羽編はこちら
http://blog.livedoor.jp/jtc2009/archives/1929503.html

志茂編はこちら
http://blog.livedoor.jp/jtc2009/archives/1929491.html


●スタッフ
プロデューサー:大森晴香


●お問い合わせ
時間堂
http://jikando.com/
info@jikando.com
TEL/FAX 03-6454-4308

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だと思う黒澤世莉です。

ズルズルひっぱっちゃうんですけどね。決断て疲れるし。責任が重いし。決めること多いと尚更ね。でも、そういうときこそ、拙速でも決めてしまったほうが、あとあと全体がよくなる場合が多いんじゃないかなあ、て思います。

今日の日記。

副都心線のアナウンスで「さいきん社内のつり革を持っていくいたずらが流行っています。きがついたことがあったら駅員に言ってね」みたいなのがあったんですが、演劇人ではないことを祈るばかりです。

____________________おしらせ____________________

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2016年の時間堂は7月の本公演とレパートリーシアターの【12ヶ月連続上演】

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変体仮名を知った黒澤世莉です。

近代戯曲研修セミナーはいろいろと勉強になります。

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蛍光管がLEDになっている。時の流れです。

30
弦巻楽団のトークゲスト、楽しかったです。いただいたお菓子、美味しかったです。

日曜日、おつかれさま。よい月曜日を。

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