「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

March 2015

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黒澤世莉です。東日本大震災から4年が経ったということで、いろんな方が思いを馳せていらっしゃいますね。いいことだと思います。

こういうところで、いきり立っていろいろ「思いを馳せよう」とか「行動しよう」って、言いたい気持ちも分かるんですが、まあ、ちょっと落ち着きましょうよと。いや、被災地域やひとびとに思いを馳せたり考えたりすることは、いいことだと思いますよ手放しで。でも、急にガーッと勢いでいろいろ来られたりしても大変だと思うんですよね。受け入れる方も。そういう時期は終わったんだろうな、て、何回か行って思ってます。他の地域はともかく、仙台は東京からくるいろいろなことに「おなかいっぱい」になっている感じがしてします。(一方でケアが届いていない部分があることもまた事実でしょうが、部外者が手を入れられる部分ではなくなっちゃう)

じゃあ、なんもするなとか、そういうヤケなことを書きたいんじゃなくてですね。

あんまり難しいことをしようとしても、日常ではなかなか続けられないので、自分にも出来る、簡単な、続けられるようなことをやったらいいと思います。気長に。たまに。

それだけ。

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10-BOXではいろいろな方に出会い、お話を伺いました。去年ここで公演できたことはとても嬉しいことです。

image
牛たん美味しいよ牛たん。仙台駅でも美味しいのが食べられますが、国分町のICHIRYUがお気に入り。

今年は仙台、いわき以外の、東北のどこかに行こうと思います。もしお声がけがあったら、ワークショップでもリーディングでも、なんでも行きますよ。

足を運ぶこと。それが、私にとっては続けられること、です。

きっと誰にでも、負担にならずに、でも誰かの役に立てること、てあると思う。

____________________おしらせ____________________

黒澤世莉 (時間堂・演出家) のプロフィールはこちら
http://jikando.com/member/seri.html

演劇ワークショップ講師
http://jikando.com/workshop.html
■東京
[演技:オープンクラス]
3月 22日(日) 13:00〜16:00

[演技:中級クラス]
3月 26日(木) 19:00〜22:00

■一般向け
ブレイブ・シード[演劇メソッドを使って身体で掴む。恐れ、羞恥の向こうにある可能性と楽しさ]
https://docs.google.com/forms/d/13FJYsTok8nB0Mg6fAdZ552oAJlywPMEPHcvU3PtaD70/viewform(日)10:00~13:30 at toiroan 十色庵

■大阪
http://jikando.com/workshop.html
3/30(月)【ご好評に追加開催決定】14:00~17:00 / 19:00〜22:00 at in→dependent theatre 2nd

トークゲスト
(劇)ヤリナゲ『スーサイド・イズ・ペインレス』3月27日(金)19:30終演後トークゲスト
http://yarinage.wix.com/home

オーディション
http://toyohashi-at.jp/news/news.php?id=69
高校生と創る演劇『赤鬼』出演者&高校生スタッフ募集

新作書きおろし・演出
東京ハートブレイカーズ「スーパーエンタープライズ」
http://www.tokyoheartbreakers.com/
2015年4月29日(水・祝)〜5月3日(日)
吉祥寺STAR PINE’S CAFE

時間堂がつくった、演劇をみるつくる体験する場所「toiroan 十色庵」リノベーションの記録。気軽に遊びに来て下さい
https://note.mu/jikando

27
雑司が谷警備隊との癒着をすすめる黒澤世莉です。

稲村健夫さんというお友だちがいまして、今週末いっしょにイベントを開催します。その打ち合わせのときに話に出た話を書きます。

企画自体は「演劇をつかって自分のなかにある『恥ずかしい』や『みっともない』みたいな気持ちを超える勇気を持とう」みたいなことです。まあ、そんなにめずらしいものではないし、演劇が役に立てることはあると思います。

ふつうの演劇のイメージって「ロミオとジュリエット」とか「劇団四季」とか「小学校に回ってきた旅回りの劇団」とか「貧乏なひとがアバンギャルドなことやってる」みたいなことだと思うんですが、演劇ってそれだけではないです。ということが分かるかと思います、ご参加いただければ。「台本をつかって恥ずかしいセリフを言う」みたいなことはやりません。身体と声を使って、簡単なゲームをやっていきます。

ご理解いただきたいこととして、おそらくおおくの一般の方向けワークショップがそうであると思うのですが「やりたくないことはやらなくていい」です。普段の生活では、やりたくないこともやらなくてはいけないことも多いと思うんですが、演劇のワークショップでは、やりたくないことはやらないでください。「やりたいことをやる」ことが、わたしや多くの演劇人にとっては、とても「演劇的なこと」だと思ってます。

で、まあ、稲村さんと喋ってて「恐怖を乗り越える行動まで繋げたいよね」という話題が出て、そうだそうだ、みたいになりました。その後「とはいえ、まずは『自分はこういうことが怖いんだな、とか、恥ずかしいんだな』ていうことを『認識』したいよね」てはなしになりました。

『自分はこういうことが怖いんだな、とか、恥ずかしいんだな』ていう『認識』

じつはこれだけで、これが分かるだけで、かなりハッピーな自分に近づくんじゃないかな、て、話し終わってから思いました。かなり多くの人は、これは黒澤世莉も含めてですが「自分はなにがほしいか、自分はどうなりたいのか」ということが分かってない、と思います。もちろんなんからの答えは出たりするでしょうけど、それが「深い理解と納得感を伴って」認識されているケースは稀だなと思います。「現状に対する不満」とか「外部に対する文句」はあっても「自分自身に対する深い理解」て、けっこうないんですよね。

逆に言えば、「自分自身に対する深い理解」があれば、かなりいろんなことが解決すると思うんですよね。直接的な行動につながらなくても「ああ、こういうことはイヤなんだよな」とか「本当はこうしたいけど、環境的に難しいから別の選択をしているんだな」とか、そういうことが分かるだけで、ずいぶん生きやすくなるもんだと思います。

なので、今週末のクラスでは、そういう「自分がやりたいことや、やりたくないことを、知ろう」ということに焦点を絞ってみたいと思います。ちなみにこの話は稲村さんと共有してません。たぶんいいって言ってくれると思うよー。

まだご参加受付中ですので、こちらご覧くださいませ。
ブレイブ・シード[演劇メソッドを使って身体で掴む。恐れ、羞恥の向こうにある可能性と楽しさ]
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はあ、〆切り〆切り。早い筆がほしい。あと新しいMacBookが欲しい。

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■東京
[演技:オープンクラス]
3月 6日(金) 19:00〜22:00
3月 22日(日) 13:00〜16:00

[演技:中級クラス]
3月 26日(木) 19:00〜22:00

■一般向け
ブレイブ・シード[演劇メソッドを使って身体で掴む。恐れ、羞恥の向こうにある可能性と楽しさ]
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いよいよ10回連続の演技:集中クラスがはじまった黒澤世莉です。毎回第一回に一番神経を使いますが、うまく離陸できたんじゃないでしょうか。あとは出来るだけ高く、登れるといいですね。

最近印象に残った、ある演出家と、演劇について話している時に出た言葉。
「いい作品なんだけど、演出が説明しすぎなんだよね。もっと想像の余地がほしい」

それで、演出の仕事は「作品と観客の仲人をする」ことだと思いました。

作る側はついつい、観客がよく理解できるように、台本を説明しようとしてしまいます。もちろん大切な工夫ですが、あんまり説明過剰になると、観客はバカにされたような気持ちで作品と出会うと思います。説明過剰になるのって、作り手側の不安感からだと思うんですよね。伝わらなかったらどうしよう、とか。その気配りは大事だけど、作品そのものの魅力を減らしかねないんじゃないかな―と思うのよね。「いかに美味しいカレーか説明して理解してもらう」ことより「謎のカレーだけど美味しく食べてもらう」ほうが良いと思うのよね。

そこで、理解よりも、どう作品と出会うか、ていうところに焦点を当てたらいいんじゃないかなあ、と思いました。それによって説明の量も調整できるだろうし、理解されることより受け取って欲しいもの、いっぱいあると思うのよね、演劇やってるんだから。そういうところに、もっと力点をおいたら、もっと素敵な作品づくりになるんじゃないかしら、とか。

わたしは「そこで何か起こることに立ち会う」のであって「そこで何が起きたのか説明される」のは、あんまり面白く無いなあ、と思います。それなら台本を読んだほうがいい。俳優が台本を落としこんで存在するのは、説明のためではなく出来事のため、なんじゃないのかなあ。


でもけっこう、説明過剰な演劇って多い気がするし、観客もそれで良しとしている気がします。わたしは演劇のためにも世界のためにも、「そこで何か起こることに立ち会う」演劇が増えてほしいな、と思います。

すこし話はずれますが、昨年末の演出家ワークショップで、谷竜一さんの演出作法が理解しにくかったのですが、このへんのことに思いを巡らせているうちに、「そこで何か起こることに立ち会う」ことを拡張しているんだな、ていうことで腑に落ちました。

わたしはそれを普遍的なドラマでやり、谷さんは他の方法に挑戦している、てことなんだ、と思います。

なんにせよ、徹底されたものが観たいわね。し、徹底されたものをつくりたい。徹底、ていうのは簡単だけど、取り組むのは時間がかかるからね。がんばります。

説明が一切なくても、ただそこにあるだけで魅力的な演劇。そういうものを、つくる。

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大根と白菜のカレー。和風の食材は意外とカレーにあうんだと思ってます。

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2015年4月29日(水・祝)〜5月3日(日)
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雑司が谷警備隊と黒澤世莉です。彼はすっかり育って、かつ心を許してくれてますね。

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グレーの新入りです。臆病だけど好奇心は旺盛という、スタンド・バイ・ミーみたいなやつです。このあと逃げて行きました。

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3月は、時間堂大森晴香とヒザイミズキの誕生月ということで、お祝いをしました。ケーキはtoiroan 十色庵 となりのケーキ屋さん「ガトーココ」のチーズケーキです。美味しかったなあ。

時間堂の根本を見なおして、守るべき伝統と、新しく修正していく部分をはっきりさせる。ようやっと形になってきましたよ。

お楽しみに。

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■東京
追加募集中3月9日〜全10回 演技:集中クラス

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3月 6日(金) 19:00〜22:00
3月 22日(日) 13:00〜16:00

[演技:中級クラス]
3月 26日(木) 19:00〜22:00

■一般向け
「演劇メソッドを使って身体で掴む。恐れ、羞恥の向こうにある可能性と楽しさ」
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■大阪
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(劇)ヤリナゲ『スーサイド・イズ・ペインレス』3月27日(金)19:30終演後トークゲスト
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東京ハートブレイカーズ「スーパーエンタープライズ」
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35-1
仮フライヤーをいただいた黒澤世莉です。あらためて印刷されたものを見ると、また違った実感が湧きますね。いや、実感ありましたよ。あったんですけど、あらためて「これをやるんだな」て認識が腑に落ちてきました。

というわけで撮影におじゃましました。台本演出のわたくしは行かなくてもいいんですが、伺いました。クリエーションの現場で立ち会えるところはできるだけ立ち会いたかったし、初めての方々ばかりなので、少しでも接点を増やしておきたかったので。

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行って良かったです。ナイスミドルからソーヤングまで、全員かわいい男性10人でした。女性9人とか、現場はほぼ女性しかいないみたいなのは慣れているんですが、ほぼ男性しかいない、ていうのはかなりめずらしい経験かもしれません。胸がときめきますね。

さらに、一本ものの公演で、全員初顔合わせの俳優さんと組むというのは7年ぶりです。2008年のプンプンスプーン「抱いてやる!」依頼ですね。それ以外なら出先でも、ひとりは一緒に仕事をした俳優が出ていたんですね。企画モノや学校公演、リーディングは除いてます。今年は豊橋の高校生とも作品を作るし、最近多かった「やり慣れたチームでの作品づくり」とは、全く違う感覚の一年になりそうです。

とはいえ、振り返ってみれば時間堂だって、5年位前まで、毎回出演者がガラッと変わるのが普通だったので、どういうの慣れてるっちゃ慣れてるんですけどね。

勝手にアウェー気分でいたので、今日全出演者のみなさんと会えたことは本当に良かったです。わたし以外にも初対面チームがいたのですが、常連チームのみなさんは気さくに受け入れてくれてました。おだやかでなごやかだけど、くだらないこと言ってる合間に時折垣間見える真剣さや、決めるときにぴったり決めてくるところなど「バカでカッコいい」なんて男子として最高じゃん、て思いながら観てました。

まず台本を書け、て話ですからね。今月中に完本します。さあ、ブログに書きましたからね。もう逃げられませんよわたしは。誰に向かって書いているのかサッパリ分かりませんが、この男性たちが生き生き暴れられる、渋いやつを書き上げるよう、がんばります。

やーでも、ほんと良かった。アテ書きといって、俳優さんに合わせて台本を書くタイプじゃないけど、俳優さんの顔も声もわからない状態では、書けてもキャスティングで困っちゃうので。アテ書きしないまでも、各々のキャラクターに触れられたのは、参考になりました。

というわけで台本がんばって書いてますが、来週からワークショップ【演技:集中クラス】はじまりますが、まだ若干受付てます。演劇で楽しくクタクタになりましょう。3/9月11水13金14土16月18水20金21土23月25水※全日19〜22時です。
情報 http://t.co/izAuiM3I6E

【3月30日(月)大阪WS】は、申込が多いので、前回に引き続き昼クラスの開催を検討しています。時間がなくてあきらめていたかた、昼なら参加したいとメールくださればご案内できると思います。大阪引っ越したいわ。
情報 http://t.co/3QJWalNdjg

そんなわけで、ワークショップも全力でやりつつ、3月の大阪までに書き上げて、羽根を伸ばすのが目標です。

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[演技:中級クラス]
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黒澤世莉です。某事務所のレッスン、10回コースを終えました。

芸能界は競争が激しい社会です。綺麗なだけでは生き残れない、ていうかそういう人はホントいっぱいいますんで、綺麗プラスなにか、が必要です。一方で学ぶ時間は忙しくなるほど限られていきます。時間がある今の内に、たくさん学んでくれるといいなと思います。

現場に出ると、表面的な要求をされることが多い、ていうか表面だけ求められる現場がほとんどだったりします。でも、表面を取り繕うだけの力では、あっというまに消費されて終わってしまうので、きちんとひととセッションする力、その場の要求に応じて自分の魅力を発揮できるしたたかさを、持っていただきたいなと思います。

印象に残っていることはいくつかあるのですが「頭のいい人が、結局覚悟して『取り繕うことをやめる』ことができた瞬間」と「スラっと美人キャラが、一皮向けたらモリゾー・キッコロみたいな感じだった」あたりが印象に残ってます。

結局、成長したいと本気で思っている人しか成長しません。これは10年以上演劇を教えることをやっていて、しみじみ思うことです。

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演技をはじめたばかりの方々も多くて、いきなり大変だったと思いますが、逆に言えばマッサラな状態のほうが受け入れやすい場合もあると思うので、いいと思います。変にうわべの演技癖がついた状態より、未経験のへたくそのほうがずっといい。伸びしろがあります。

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最終日は、いままでの苦労が報われるような、面白い瞬間がたくさんあったと思います。もちろんぜんぶスッキリ!てわけじゃないんだろうけど、けっこう表現出来てたので、面白かったです。観ていて。いいもの見せていただきました。

みなさまお疲れ様でした。またレッスンか、あるいは現場で会いましょう。

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追い詰められた男、黒澤世莉です。今月が2015年のいろいろな勝負だなー、と思ってます。今日は食べ物の話です。

わたし最近銀座でのお仕事が増えてます。自転車なので、日本橋とかを経由して帰る事が多いんですね。八重洲のエリックサウスが好きだ、ということはこのブログでも何度も書いていますが、今日は日本橋に見つけた、カレーの美味しい蕎麦屋を紹介します。

よもだそば
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13047210/ 食べログ
http://www.yomoda-soba.com/ 公式サイト

まず、ぱっと見ただの立ち食いそば屋です。看板に自家製麺とインドカレーの店と書かれています。こんなツッコミ待ちな看板に誰がツッコんでやるもんか、と思ったんですが、入って食べてブログまで書いている当たり、わたしの完敗です。

どう考えてもネタにしかならない、この言葉の並び。お店の中のお客様も、半端な時間なのもあってまばら。でも、なんか美味しそうに感じたんですよね。値段もお手頃で「半たぬきそばと半カレー」で500円。まあ、これなら外れてもいいや、て思って入ったわけです。

10
で、食べました。カレー美味い。ふつーに本格インドカレーでした。蕎麦屋のカレーって、ふつうこげ茶色くてドロっとしてるでしょ。ここ、赤黄土色でさらっとしてます。しかも辛い。結構辛い。辛いのダメなひとは食べられないんじゃないか、ってレベルで辛い。わたしの好きなサラサラとしたチキンカレーで、大満足でした。

おそばも美味しいです。そんなに詳しくないので細かくは書けませんが、美味しいなーと思って食べました。立ち食いそばで好きなのは渋谷ドンキの隣にある嵯峨野なんですが、それにつぐ美味しさだと思います。

カレー単品の店じゃないのにこんなカレー出すところもわけが分かりませんが、基本の蕎麦も美味しいので、なんでしょう、とにかく異次元な気分ですが、美味しいものがお値打ちに食べられた満足感をしっかり抱いてお店を後にしましたよ。

そういうわけで、ゆっくり落ち着いて食事をするには完全に不向きですが、軽く美味しく食べようって場合、非常にオススメできるお店です。しかも、なんとWi-Fiがあります。もうどういうコンセプトなのか全然分かりませんが、美味しいし安いから、いいと思いました。

今日のブログはこれで終わりですが、明日の演技:オープンクラスは、少人数でみっちり受けられそうなので、どうぞお越しくださいです。

さあ、アレやナニをがんばるぞー。

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昨日の問題の答えは「著作権にうるさいネズミ」でした、黒澤世莉です。昨日のエントリ「きれいな女の人に興味がなくなってきた」が思いの外反響があって驚いています。たぶんミッキーのイラストとは関係が無いです。

あらためて断っておくと、美人のおねーさんは好きですよ、いまでも。ただ、変に意識して緊張しちゃって話せない、みたいな感じじゃ無くなりました。

写真は「ヒザイのつぶやき」のとき、みなさまにお配りしたひなあられパック。昨日はひな祭りでしたね。美味しくいただきました。わたしは極めてひな祭りとは縁遠い生活でしたので、なんの思い出もありません。母がキルティングでお内裏様とお雛様を作ってたのを観たくらい。

ただいま難航しております。なにがかは言いません。結果的に良くなるといいね。

わたしは他人に言ったことをよく忘れて、つい先日も

わし「きみいいこというね」
A氏「なに言ってんすか、世莉さん言ってましたよ」
わし「まじかー、おれそんなカッコいいこと言ってたのかー」

てことがありました。細かい内容はサッパリ思い出せませんが、割とよくあります。昨日のブログもそうだし、あんまり肩に力入った状態でがんばるより、適当に言葉を紡いだほうが、結果的に誰かに響く言葉になるのかもしれません。

とか書きながら、素敵なものが降りてくるのを、ずっと待っている。
待っていても降りてこないんだが、それでもぐるぐる同じ所を回りながら、待っている。

42
明日は某事務所のレッスン最終日。10回なんてあっという間やね。いい最終日になりますように。できるだけ具体的なものを、ゆくゆく芽が出る種を持って帰ってもらえますように。

そういや春の集中クラス、3/9からのも追加募集あるみたいです。興味があったらご応募ください。シンプルなやりとりを10回のクラスで、テキストまで持っていくよ。
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さて問題です。これはなんでしょう。答えは明日のブログで、絵が下手な黒澤世莉です。

Facebookで可愛い女の子アイコンから謎メッセージが来て「やることがなくてうんぬんかんぬん足立区出身なんですよねよかったら友だちになりましょう」てなメッセージが来て、こりゃスパムだとほっておいたら案の定メッセージごと消えましたね。

そんでこんどは可愛い女の子アイコンのタイ人から友だち申請がきました。これはタイ人の友だちの友だちだったので、それ経由だと思うんですが、手が滑ったのかな。。。面識ないよね。。。メッセージで「間違いじゃない?」て聞いてみようかとも思うのですが、どうしたもんか考え中です。

わたしは面食いで、きれいなひとが好きでした。が、ここ最近、ほんとにここ二ヶ月くらいだと思うんですが、あんまりきれいな女の人に興味がわかなくなってきたんですよね。

お仕事できれいな方と接する機会が多いからか、単に年を取ったのか。顔の良し悪し、スタイルの良し悪しより、話してて面白いかとか、ひとが観ていないところで動けているかとか、身体の動きが美しいかとか、そういうことに関心がわきます。

そもそも、「造形が美しい」ということと「表情が魅力的」ということは、なんの関係もないんです。

芸能界は顔がすべてだし、消費者側も「ウソくさくてもきれいなもの」を求めているフシがあるので、わたしの感覚はますますお金になる分野から離れていってしまう気もするんですが。。。いま金になることより、千年先に残る文化に寄与したいよ、わしは。

もともと面食いなので、きれいなひと好きな事自体が変わったわけじゃないんですが「人は見た目が十割」とまじめに言っていた時期に比べたら「なんだかんだ言っても人間中身が出るよねえ」みたいな考えに変わりつつあります。

年をとるって面白いわねえ。絵はうまくならないが。

____________________おしらせ____________________

黒澤世莉 (時間堂・演出家) のプロフィールはこちら
http://jikando.com/member/seri.html

演劇ワークショップ講師
http://jikando.com/workshop.html
■東京
追加募集中3月9日〜全10回 演技:集中クラス

トークゲスト
(劇)ヤリナゲ『スーサイド・イズ・ペインレス』3月27日(金)19:30終演後トークゲスト
http://yarinage.wix.com/home

オーディション
http://toyohashi-at.jp/news/news.php?id=69
高校生と創る演劇『赤鬼』出演者&高校生スタッフ募集

新作書きおろし・演出
東京ハートブレイカーズ「スーパーエンタープライズ」
http://www.tokyoheartbreakers.com/
2015年4月29日(水・祝)〜5月3日(日)
吉祥寺STAR PINE’S CAFE

時間堂がつくった、演劇をみるつくる体験する場所「toiroan 十色庵」リノベーションの記録。気軽に遊びに来て下さい
https://note.mu/jikando

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黒澤世莉です。リーディング公演「ヒザイのつぶやき」おかげさまで無事に終演しました。番頭ことわたくしもほっと胸をなでおろしております。

素敵な借景でしょう。こんな素敵なところでやらせていただきました。普段は子どもたちの託児スペースです。

育休中のヒザイミズキが、Facebookで「なんかしたい」と書き込んだことから派生したこの企画。経緯がよく分かる出演者、平佐喜子さんのツイートはこちらです。企画の流れがわかるパンフレットの写真が含まれていますね。この写真が、今回の企画の大雑把さをよく表していますね。



やりたいことは声に出してみるってことが、とても大事なんでしょうね。出来るかどうかわからない。でも「やりたい」て言わないと何も起こらない。今回スゲー協力者が集まったことはヒザイの人徳です。人徳がない場合、ひとが集まるかどうかわからないし、恥をかくだけかもしれないけど、でも、黙ってるよりは声に出したほうが、なにか起きる可能性が生まれる分、当人の人生を豊かにするきっかけになると思います。うまくいかない場合も含めて、声を出した数が、チャレンジの数が人生を豊かにするんじゃないかな。一発で成功する人はいないし、仮にいても一度の挫折で折れちゃいそうじゃない。

で、ヒザイの人徳って言ったけど、たぶんそれは、ヒザイが「誰かのためにこうしてやろう」て思ってなにかやる、みたいなことじゃないと思う。ただ彼女がやりたいことをやってきた、その結果の積み重ねが、今回の企画を産んだ、てことなんだと思うんだよね。彼女がやりたいことをやっている、その結果にひとがついてきた。これ、素敵なことよね。たまに誰かのためにがんばって燃え尽きちゃうひとがいるけど、やっぱ自分のやりたいことをがんばらないと続かないよね、とわたしは思っていて、それが結果他人もハッピーにしている、てのが、気持ちい形だと思うのね。

ま、それが人徳っていうとこまで高められるかどうかは、ほんと人によると思うんだけど。重要な事は「自分のためにがんばることが、他人にとっても好影響を与えている」てサイクルがつくれることかな。

じゃ、関わった人たちを紹介しようかね。

IMG_0026
ちなみにパンフのデザインは左の阿波屋鮎美さんです。直江里美と番頭わたくしと3人で、劇中音楽の演奏なんかをしましたね。この写真の笑顔いいなあ。阿波屋は笑うときこういう体勢によくなる。みなさまにおわたししたひなあられテトラパックもこの二人の手作りでございます。

作曲は後藤浩明さん。超多忙なスケジュールを縫って、ご参加くださいました。音源が上げられないのが残念です。素敵な曲です「ははーむすめー」。何も伝わないよこのデジタルな文字の羅列じゃ。

保坂萌さんがお写真を撮ってくださって。俳優二人も素敵ですが、ヒザイの子どももがんばりましたね。



「ヒザイのつぶやき」女将のヒザイミズキのブログはこちら。なんか殊勝ですね。



ヒザイなどがしゃべる動画です。


ご来場のみなさま、雨の中ありがとうございました。会場前に待たせてすんません。いやほんと満員でありがたかったです。立ち見ですんません。でもいっぱい来てくださって本当にうれしかったんですよ、一同。

最後に個人的なことを書こう。
プレッシャー無くやりたいほうだいにやれて楽しかったです。時間堂の看板とか、ギャランティーの発生とか、チケット料金とか、そういうものないお楽しみ企画は、のびのびやれていいよね。好きな仕事をしてるけど、やっぱり責任感も義務感も強くなる。それは悪いことではないんだけど、そういうものから離れて、演劇と向かい合える時間が持てたことは、とても良かった。

「演劇やりたいな、やろうぜ」ではじめたんじゃなかったっけ。みんな。覚えてるかな。わたしはひさびさに思い出したよ。

ヒザイ言い出してくれてありがとう。またやろうよ。

【20150303追記】
こんなこと書いてたら早速ある地域から「やりませんか」のお誘いが。どんだけ引きがいいんだこのチーム。「母と娘」がテーマのリーディング公演、あなたの街にもお邪魔します。メッセージください。

____________________おしらせ____________________

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トークゲスト
(劇)ヤリナゲ『スーサイド・イズ・ペインレス』3月27日(金)19:30終演後トークゲスト
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高校生と創る演劇『赤鬼』出演者&高校生スタッフ募集

新作書きおろし・演出
東京ハートブレイカーズ「スーパーエンタープライズ」
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2015年4月29日(水・祝)〜5月3日(日)
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