ほぼ週刊ハンサム部

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

May 2013

24黒澤世莉です。5月も終わりますね。今週末には6月になるなんてにわかには信じられません。

最近は、ENBUゼミの公演を終え、時間堂共催「劇作家女子会!」稽古をしつつ、時間堂のワークショップをしつつ、王子小劇場で働きつつ、自転車を盗まれつつ、「テヘランでロリータを読む」英語字幕をつけつつ、ちょびっとデザインワークをしつつ、友だちの子どもたちに遊んでもらいつつ、時間堂の先の予定を組み立てつつ、私は元気です。

6月に劇作家協会「月いちリーディング」やるのと、7月に利賀演劇コンクールに出場するのが公表になりましたね。おかげさまでお話をいただいて、ありがたい事です。

4月の大阪インディペンデントシアターオープンファクトリー「おやつの時間堂」に行って、大阪で暴飲暴食してから、食欲がなんとなく無くなってきている。年だろうかね。年かもしれないね。でも、しばらく小食してたらまた復活している気もする。絶食とかしたいなー。機会があれば。

3月以来歯医者に行ってない。下の親知らずを抜こうって話になってから、なんとなーく足が遠のいている。行かないとね。今年中には解決したいよね。

20調子よく過ごしている日々もあれば、気が乗らない日々もあって、それはバイオリズムといってしまえばそれまでだけど。どんなときでも機嫌よく、かつ自分に嘘をつかず過ごして行きたいものだなと思う。そうやって生きて死ねれば最高だ。

17黒澤世莉です。ENBUゼミ2012秋夜クラス「花のゆりかご、星の雨」が無事終演して、今週は時間堂ワークショップや6月の時間堂共催「劇作家女子会!」稽古やそれにまつわるいろいろ、時間堂次回公演「森の別の場所(仮)」プレ稽古やそれにまつわるいろいろ、をやってます。もう金曜日、月日が立つのは早いものだ。

最近ブログをサボりがちなので、ていう書き出しでもう何回ブログを書いたんだろう私は、て思っているんですけど、今回はENBUゼミ公演のことを振り返ろうって思って書き始めました。この次はいまさら感満載で、4月に大阪でやった、おやつの時間堂「世界の中心で演劇をつくる」を振り返ろうと思っているんですが、さてはてどうなることやら。

13今回のENBUゼミで、はじめて言葉になったことは、前回ブログに書いた「劇場は祝福される場所である」です。日常生活って、自分のために何かが行われることってそうそうない。だけど、劇場に立つ俳優は、作家と、演出家と、スタッフたちと、彼ら全員の仕事と、集まってきた観客に祝福されている。そう思うと、俳優っていうのはなんて素敵な商売なんだろうと思います。

そんな俳優にとって、舞台の上で楽しむ、っていうのは、権利ではなくてもはや義務だな、と思った次第です。そういうことに気づかせてくれてありがとうございました。

テクニカルなことで言えば、14回2:30の稽古で、教育的にも作品的にもどれだけ伝えられるだろうか、挑戦でした。円演劇研究所と比べたら、人数同じで時間は1/4くらいですかね。マイズナー的な練習を一切行わず、シーンの稽古だけで進めていく、という手法でやりました。多くのことが伝えられたかは、正直わかりません。ただ、一番伝えたかったことが、なんらかのカタチで、たとえ俳優を辞めることになったとしても、種になってくれているといいなあ、と思います。

伝えそびれたことの一つは「演劇作品の到達点は、稽古初日に全て決まる」ていうことです。結局演劇は他者と自分の持ち物の総和だから、個々人がどれだけ持ってきて稽古初日に望めるか、が肝要だと思います。だから、次の公演や撮影もそうですし、これからずっと、稽古初日にどれだけたくさんの物を持っていけるか、を準備してほしいなと思います。

09楽しかったですよ。ああ、演劇をはじめたばかりってこんな感じなんだって、続けていくとさっぱりわからなくなりますし、出来なかったことが出来るようになる瞬間というのは、ワークショップや他の学校でも何度も観て来ていますが、何度観ても飽きないくらい、劇的で豊かです。

ENBUゼミのみなさん、また会いましょう、ワークショップでも、なんでも。願わくば作品作りの現場で。

二ヶ月ぶりのブログです、こんにちは。黒澤世莉です。なんでこんなに間が開いてしまうんでしょうかね。忙しかったわけではないです。いや忙しいときもありましたが、まっくす忙しいときに比べりゃどってことねっす。習慣の問題でしょうね、習慣になっていれば書くし、一度サボるとなかなか戻せない、みたいな。

祝福された場所について書きます。
劇場は祝福された場所だなと思います。
俳優にとってはまさにそうでしょう。台本も、演出も、照明音響美術衣裳も、演劇作品のために、つまり俳優たちを素敵にするためにある。「できるだけ暗くしてやろう」とか「嫌われるようにしよう」とか、よほどアバンギャルドじゃない限り思わないわけです。お客さまは、俳優たちがどんな面白い演劇作品を見せてくれるか期待して来ます。「さてはてどれほどのものを見せてくれるのか高みの見物と洒落込もう」みたいな観客は、いないとは言いませんがごく少数でしょう。そんな、誰もが自分に愛を注ぎ、期待をかける場所に出ることは、とても幸福なことだと思うわけです。

だって、日常でそんなことないでしょう。結婚式くらいですよ、その場にいる全員が自分のために愛を注ぎ、期待をかけてくれるのは。仕事とか家庭とか、日常生活はもっともっと大変なものですもの。

というようなことを気づかせてくれたENBUゼミ2012秋夜間コースでした。

DSC_0529「花のゆりかご、星の雨」は2009年に劇団公演のために書き下ろした戯曲です。ENBUゼミで演出しながら2009年のことを思い出し、やっぱりあの5人の出演者と、宮本悠子と武井翔子の2人の演出助手でつくった、あのチームのことは好きだし、今の自分の礎になっているなって思い出しました。

私基本的に忘れぽいので、過去の上演とかあんまり気にならないんですよ。「月並みなはなし」は上演しすぎて記憶がごちゃごちゃになっている部分も正直言ってあります。「花ゆり」を覚えているのは、自分にとって特別なことだったんだろうなと思います。まあ、いままで忘れちゃってたわけなんですけど。

大阪インディペンデントシアターオープンファクトリーでも思いましたけど、初心を思い出させてくれる機会というのは大事です。一人でがんばって思い出そうとしても、思い出せるもんでもないですから。だから、ENBUゼミのみんなが「花ゆり」をやってくれて、いろんなことを思い出させてくれたり、新しく教えてくれたりして、感謝しています。

はじめたばかりの新人じゃないと出せない魅力ってのもあるはずです。そういうもので勝負して、勝負しながら成長していってほしいなと思います。

そういうわけで、本日、祝福されながら開演します。お時間ある方、見に来てみてね。「ローザ」はゴリッゴリの前衛でしたけど、出演者いわく「花ゆり」は「ハートフルコメディー」だそうです。。。恥ずかしい。。。でもそんな感じです、2009年の私は。母になる劇団員と、生まれてくる子供を思って書きました。

公演情報はこちら。

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765047268
ENBUゼミナール2012年秋演劇コース
「花のゆりかご、星の雨」
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=44706
http://ameblo.jp/enbu-12aut/

台本 演出 黒澤世莉(時間堂)

【日時】
2013年5月10日(金)〜12日(日)
5月10日(金)15:00(A) / 19:30(B)
5月11日(土)15:00(A) / 19:30(B)
5月12日(日)13:30(B) / 18:00(A)

【会場】
王子小劇場
東京都北区王子1-14-4 BF1

【チケット】
前売/当日 1,200円
学生 500円(予約のみ)

【出演】
■Aキャスト
井上嵩 上野恭介、阿部紗穂里、本間玲音、向山真以、新菜彩乃、神谷柚里、本多証、小林弘幸

■Bキャスト
小笠原俊輔 上野恭介、齋藤綾香、篠原彩花、横田麻由以、新菜彩乃、真雪、本多証、小林弘幸

【問合せ】
ENBUゼミナール

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