ほぼ週刊ハンサム部

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

January 2011

ポストパフォーマンストークにお呼ばれしてますので、おしらせします。

1月7日(金)19:30 みきかせプロジェクト ワーサルシアター
1月31日(月)19:30 青☆組 アトリエ春風舎

みきかせプロジェクトはおさださんにお誘いを受けて伺うことにしました。ミセスフィクションズが見られるのねえ。あと菊池美里がうろうろしている様子。

青☆組、吉田小夏は、もう何度も組んでるので、今回もなんかしらお客さまに楽しんでいただけるといいなあと思います。コスプレ以外で。

みんな観に来てね。

詳しい情報は以下から。
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佐伯風土ことかざってぃより、静岡のいちごは練乳の味がするというついでに、静岡芸術劇場の職員募集の案内をいただいたよ。

演劇を職業にしたい人、どーぞ。

****以下転載****


==============
SPACより、テクニカルスタッフと制作スタッフを若干名募集します。 (1/31締切)

公共劇場を本拠地に持つ、静岡県の公立の劇団です。
演劇に、地域で創る文化芸術に、正直に向き合える方へ。
==============

静岡県舞台芸術センター芸術局
2011年度創作・技術部、制作部スタッフ募集
http://www.spac.or.jp

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書かねばならない書類が進まないのです。
そんなわけで、プレイバック2010、つづけちゃうよ。

●すりきれた
働きすぎちゃいました。
ひとつひとつの現場に対して、誠実に、自分にできるすべてのことをしたと自負している。けれど、状態を整えていれば、より成果をあげられたかもしれない。

すべての経験は明日の糧になるので、2011年以降の自分にとって、2010年の仕事は意義深いものだろう。ただし、インプットとアウトプットのバランスが悪かったのも事実。とはいえ、じゃあどれか断ったらよかったのかっていうと、それも嫌だったしなあ。

単純に、2010年の全部の仕事は、やって良かった、すりきれたのも事実。来年以降の取り組みは、いちおう減らし目にするよう心がけつつ、やっぱりやりたい仕事はやっちゃうんだろうと思う。

そういうわけで、2011年6月から10月の

お仕事募集中

でーす。

●ローナ・マーシャル
5月かな、6月かな、たまたま受講できるタイミングでローナ・マーシャルの「俳優指導者のためのマスタークラス」とかそんなような名前の講座に参加したんだよ。芸団協主催、花伝舎で開催だったよ。これはとても良かった。ローナも良かったし、参加者にも恵まれて、2010年の数少ないインプットで大きな位置を占めてる。

●アゴラWSF研究会とASATP
どっちも俳優指導、あるいは演劇教育に関する活動。正式名称が長いので読み飛ばしてもらっていいですけど、「アゴラワークショップファシリテーター研究会(以下WSF)」と「俳優指導者アソシエーション(以下ASATP)」の活動についてね。

2010年4月から、WSFに参加してます。青山学院大でやってる養成講座も興味あったのだけど、スケジュールが合わなかったのもあってこっちに参加してみた。やっぱり興味深い出会いが沢山あったよ。
ASATPはもう3年くらいかな、打ち合わせてクラスを開催して、ということを続けてます。ローナのクラスを開催したこともあったし、12月には「俳優のすべて」というシリーズ名で長期クラスを開催したりもした。

書きたいことはいろいろあるけど、まあとにかくね、演劇とか俳優指導とか演劇教育とかにかんして、これだけ深く考え、実践し、共有しようとしているひとがたくさんいるって事実。これが嬉しい。で、それがあんまり知られていない、そういうひとと多くの演劇人あるいは一般市民が出会う機会がないという事実。これが悲しい。

出会いのチャンネルづくり
これ、大事。多くのひとが取り組んだらいい課題。わたしは苦手でねえ、この手の仕組みづくり。お願いします。

で、どちらのグループでも話題になるのは、
シーンスタディーの問題

説明雑にすると、
1):基礎能力を耕すエクササイズ
2):1)を踏まえて応用力を増すシーンスタディー
3):2)を踏まえて試演会
というのが俳優指導の大きな流れなんだけど、1)は良いのいっぱいあるの。3)は原色の演出家でもまあ別にいいの。問題は2)で、1)で培った技術を3)で生かせないの。そりゃね、本人がそこ工夫するところだろうって意見もあるんだけど、いや、指導の方法でもうちょっとなんとかなるんじゃないのかね。

というようなことも含めていろいろ取り組んだのだ、2010年10月の、円演劇研究所34期専攻科発表会「月並みなはなし」だったわけです。

でまあ、いろいろ思うところもあったのだが、それはまた別の話で。

●演劇以外のこと
あんまり記憶にない。
ああ良い結婚式系のことはあったなあ。
山には一回も登ってない。山に登りたいよ。
うーん、あとなんだろう。

あ、引っ越した。8年くらい住んだ田端のシェアフラット通称せり荘を解散して、雑司が谷の並木ハウスに移ったよ。せり荘も好きだったけど、並木ハウスも好き。雑司が谷便利。

あ、4月だっけ、韓国行ったんだ。オーストラリアから帰って来て8年ぶりの海外。えーたなとか水晶堂とかひらくとかと。あれは楽しかった。謎のバスに乗って謎の地域に行ったりした。背中が痛くて難渋して、絶食したら治った。内蔵の負担が身体に出るんだなあと感心した。えーたなには借りが出来た。

秋、家族のことが自分に大きく影響した。おとなになってから初めての経験だった。

他にもなんかあったんだろうけれども、思い出されるのは演劇のことばかりさ。

●2011年の予定
3月 時間堂の公演
5月 某団体の演出
12月 時間堂の公演、2012年1月2日まで

年越し公演だよー。カウントダウンイベントとかやるのかなー。おととしのクロムモリブデンとか、去年のバナ☆キスとか、参考になるかなー。ならんよなーうち毛色違うもんなー。餅つきとかやればいいかな。年末新年お客さま来てくださるかなー。


そういうわけで、2011年6月から10月の

お仕事募集中

でーす。しつこいね。

振り返れ2010、ということで私黒澤世莉の2010年を演劇で振り返ってみたいと思います。

●演出
3月:時間堂「月並みなはなし」
4月:スカラベ「わたしのこの目で」
5月:Mrs.Fictions「15 minutes made vol.8」
6月:キコ「カナリアの心臓」
7月:シアターKASSAI「ON THE WAY HOME」
8月:スミカ+時間堂「のるもの案内」
12月:北京蝶々「あなたの部品 リライト」
計7本

●俳優指導
10月:円演劇研究所試演会「月並みなはなし」
他、俳優指導者アソシエーションやら時間堂やら俳優のためのレッスンスタジオやらでいろいろ講師やりましたね。

●ざっくり
演出7本は短編とか共同演出も含まれてるけど、俳優指導で試演会一本やってるので、実質8本ですかね。3月から8月までの毎月公演ラッシュはなかなか味わい深かったですが、今となってはいい思い出です。教訓としては、演出の仕事を引き受けすぎると劇団の仕事が止まる、ということでしょうか。いや私が怠惰なだけですねごめんなさい。教訓を活かして、2011年は3月12月ともう決まってますし、2012年の計画も着々と進んでおりますので、

指導はいろいろやらせていただきました。2011年はぜひ地方でワークショップをやりたいです。ご依頼お待ちしております、スケジュールがあえば飛んでいきますので。

●3月:時間堂「月並みなはなし」
勝負の公演。長い時間を書けてスクラップアンドビルドしたのはほんとうに楽しかった。後日キコ「カナリアの心臓」のあと徳永京子さんに「かけた時間は舞台の上での豊かさにつながっているから」と言われ、ほんとうに嬉しかった。ここから時間堂のスタート。

●4月:スカラベ「わたしのこの目で」
演出家降板につき急遽うけたお仕事。初めてのミュージカル。スタッフワークの重要性に気付かされる引き金が多かった。松本大介さんと仕事できたのも良かった。アナリゼと戯曲読解の共通性とか、面白かったな。5人の歌を聞いている時間が本当に幸せだったし、いまでも聞きたくなる。こういうのはストレートプレーでは味わえない。

●5月:Mrs.Fictions「15 minutes made vol.8」参加「池袋から日暮里まで」
そういえば短編書き下ろしたんだった。この本15分ものとしてはよく書けてるなあと思う、作家としてお気に入り。全団体見せ稽古の時に台本だけ出来ていて、あと何にもなかったのも今では良い思い出です。フィクションズの皆様にはご心配おかけしました。お祭りみたいで楽しかったなあ。

●6月:キコ「カナリアの心臓」
小栗剛と邂逅、サキヒナタとひさびさに。楽しかったね。打ち上げでワールドカップ日本初戦を観て、しかも勝ったという、いやー2010年で一番おめでたい日だった。

●7月:シアターKASSAI「ON THE WAY HOME」
時間がない、切迫がこのあたりから影を落としてくるんだった。オノマリコの力にいろいろ助けられた2010だったけど、特にこの改稿作業はマジ天使のエンジェルだった、みたいなイミフなことを書いてしまうくらい助かった。シアターKASSAIのこけら落としシリーズを、いい形で始められたと思います。

●8月:スミカ+時間堂「のるもの案内」
これも楽しかったなあ。原田優理子を焚きつけて演出やらせた責任とか、まあそんなことおいておいて楽しい公演だったなあ。なにしろ「自分が楽しむ」という目標でやりました。他は全部お客さまのためにやりました。いやこれだって結局お客さまのためにやってるんだけど。

●俳優指導10月:円演劇研究所試演会「月並みなはなし」
いちおうこれも2ヶ月付き合って公演の形にしたので。いろいろ意義深い気づきを与えてくれた公演。ちょうど9月から転機が訪れていて、それは極めて個人的なことだったのだけど、それを試されるような公演であり、俳優指導だった。彼等円の研究生の成長を第一の目的に据えて取り組み、結局は「真摯に作品に貢献すること」を延々考え続けたんだと思う。礒貝保徳と仕事できたのは楽しかったな。

●12月:北京蝶々「あなたの部品 リライト」
これも楽しかったなあ。大塩哲史が精算会で「犯された」とか言ってて面白かった。ちょっと演出でしゃばりすぎてる気もしたけど、それがベストだと判断したら自分の好みは切って捨てようと思ったよ。台詞のないシーンをもっと煮詰めたかったなあ。

●つれづれ
北澤ふまこ制作の現場が月並み、スカラベ、キコと続いたのが面白かった。どんだけ一緒にいるんだと。

文章の長短は、その公演の思い入れとはあんまり関係ないんだな。どれもこれも大事な我が子ですよ。

いちばん辛かったのはダントツで時間堂「月並みなはなし」主宰としても、演出家としても、正念場だった。いままでより一歩先へ、一歩先へともがいていた。だから、結果が一番良く分からないものでもあるし、不完全燃焼も正直これが一番。それは、もっとやれたことがあるとかではなく、理想の演劇にどれだけ近づけたのか、観ても分からなかったから。もっともっと欲しかった、もっともっと先へ行きたかった。

どの現場も、与えられた環境でのベストを尽くしている。単純にその方が楽しいしね。でも、どこか冷静な目が持てている。この環境ならここまで、お客さまの前に出すにはこうしよう、とかね。時間堂の公演だと、冷静な目が持てないのかもしれない。それは愛かもしれないし、執着かもしれない。良いのか悪いのかはよく分からないけど、きっとどちらもあるのだろうな。

9月あたりから、友人からの忠告や、身辺の変化などあって、他者と対等である、誇りを持つ、愛されていることを自覚する、あたりを明確に意識するようになった。また、自分がどうなりたいのか、明確に意識するようになった。

自分には、まだまだ成長の余地がある。至らなさを受け入れるのは恥ずかしいことだけど、そこは頑張って耐えないといけないな、と思う。

今年は「対等」という主題で生きてみる。いままで目標とか主題とか抱負とかは、自分の内面のことばかりだった。生まれて初めて、他者との関わりに焦点を当ててみようと思う。

あと、具体的な目標は、以下の4つ。
●本多劇場か新国立劇場で演出の仕事を受ける
●単価***万円の仕事を受ける
●地域にワークショップの講師として呼ばれる
●時間堂のスタジオを持つ


最後に、演劇が出来ているのは、観に来てくださるみなさまのおかげです。観客のみなさまが、演劇を完成させる最後のピースです。本当に、ご来場ありがとうございました。

みなさま、2011年もどうぞよろしくおねがいいたします。
さ、まずは3月の時間堂だ。わーい楽しい演劇の時間だー。

IMAG0277

黒澤世莉です。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年もみなさまに幸多からんことを。

いろいろ2010を振り返ろうとは思っているんですけれども、
なかなかまとまった時間が取れませんで。ええ、管理能力不足です。

気長にやりますので、少々お待ちを。

写真は初詣に行った、ご近所の大鳥神社にあった、ぐるぐるまわると縁起のいいらしい輪っか。

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