ハンサム部ブログ

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

October 2010

昨年から5ヶ月時間をともにした、円34期の発表会だよ。教えられることが多いよ。本日19時初日はたっぷりお席に余裕があるみたい。

お時間があったらお越し下さいませ。

円・演劇研究所34期専攻科演習発表会
「月並みなはなし」
脚本・演出 : 黒澤 世莉

●開演日時(10/26〜31)
26(火)19時:A-19
27(水)19時:C-21
28(木)14時:A-19・19時:C-21
29(金)19時:A-19
30(土)13時:C-21・18時:A-19
31(日)13時:C-21
*受付開始は開演の20分前。

●料金:¥1,000(日時指定.自由席)
●ご予約
メールで私までご返信下さい。
あるいは、円・演劇研究所 03-5828-0654 まで、
ご希望日時・枚数・お名前・お電話番号をお伝え下さい。

●場所:円・演劇研究所1スタジオ
台東区西浅草1-2-3田原町センタービル5階
銀座線『田原町駅』より徒歩3分

*34期生のブログで稽古場日記をつけています。良かったらご覧ください。
http://en34.jugem.jp/

長くなってしまったので新エントリにしました。コメント800字までなのよ
遅くなってすみません。ちょっとバラバラと、まとまりの無い文章ですが、お許し下さい。

●すべての俳優に訓練が必要か
必要だと思います。一部の天才を除いて。

繰り返しになってしまいますが、何の訓練もなくプロの技能を持つことは、どんな職業でも困難なことです。演劇や演技だけが例外ということはありません。もちろん、トレーナーに頼らず、自己流で成長することも可能でしょうが、他の多くの職能と同じく、先達の技術を学ばずに一流になることは非常にまれだと思います。

俳優指導者の話をします。
俳優の全技術の指導が出来る人はほぼいないと言って良いでしょう。少なくとも私は知りません。俳優の技術は多岐にわたり、大きく分けても「演技」「発声」「身体訓練」「戯曲読解」など、それぞれ特殊な技術が必要です。なので、自分に必要な技術は何か、またどの指導者の方法があうのか、などで色々調べたり会ってみたりした方が良いと思います。同じ名前の技術でも指導者によってぜんぜん違う事もありますから。

指導者の指導が全ての演劇に応用できるか、という話ですが、これは可能だと考えています。可能でないなら意味がないでしょう。

俳優指導って、上から下に技術を教えるってもんじゃなくて、グループで演劇を探しに行くような作業なんです。技術の習得ももちろんやるんですが、それを通じて、もうちょっと深い部分を耕すような仕事なんです。

ですので、演劇、映像、それぞれにまたジャンルがありますが、その根本の大事なところを深める作業になるんだと思います。

ここからは個人的な初見ですが、いまの東京の小劇場に関する、演出家至上主義というか、特殊な演出、特殊な俳優の使い方というのは、俳優の品質が低いから起こっていることだと思います。スタンダード、たとえばシェークスピアやチェーホフ、あるいは岸田國士や三谷幸喜でもいいでしょう、をストレートに上演できる俳優が少ない、だから、能力に欠ける俳優でも面白い演劇形式や演出方式を編み出してきた、のだととらえています。訓練された俳優は、それらの独特な形式、方式に対応できる能力も当然あると思ってます。

もうひとつ脇にそれますが、ここまで書いておいてですが、結局、俳優として成長できるかどうかは、本人次第です。指導者に出来ることは水をまき肥料を与えることだけで、どれだけ成長できるのかは本人の努力によると思います。

自分の話をすれば、発声や身体訓練に関して指導できません。
演技に関しては、スタニスラフスキー・システムとサンフォード・マイズナー・テクニックを勉強して、それに基づいた指導をしています。マイズナーに関しては8年ほど柚木佑美氏に師事しています。スタニスラフスキーはほぼ独学です。

●指導実績について
私がどんな人を指導しているのかという話ですが、これは書いても意味がないと思います。有名人の名前や、実力派の名前が出れば満足、ということでもないでしょう。いろんな人を、1日だけの人も含めればそれこそ何百人もの俳優さんと出会ってきました。10代の子も60代のひともいます。
それが役立っているかどうか、すぐ応用できてる人も、ひょっとしたら5年後10年後に役立つ人もいるだろうし、ほとんど役に立たないなと思う人もいるかも知れません。ただ、私は来た人みんなに全力をつくしてきました。もしわたしの指導に興味があるなら、文章ではなく体験をして判断していただきたいなと思います。そのために、基本的にオープンな現場を心がけているので。見学を私に言えることはこれだけです。

●最後に
きっと俳優としての成長に興味がおありなのだと思います。独自の努力もされていることと思います。ただ、もし独学で勉強する俳優達が、指導を受けている俳優達より優れているなら、俳優指導者という職業は近いうちに消滅すると思います。私の知りうる限り、俳優指導者はみな矜持を持って自分の仕事をしています。私でなくても良いので、一度ぴんと来た人のクラスを受けたり、見学してみたりしてください。

月並みなチラシ
演出、脚本を担当してるよ。
ブログちゃんもやってるよ。http://en34.jugem.jp/

毎日楽しくやってます、わたしは。

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円・演劇研究所34期専攻科演習発表会
『月並みなはなし』
脚本・演出 : 黒澤 世莉

キャストA-19
櫨山 俊介
千葉 勇佑
大道 達也
直江 里美
坂田 真裕子
三ッ橋 由貴

須田 洵
小林 咲子
小森 あかね

キャストC-21
本木 翔
若杉 啓太
相馬 一貴
青柳 由貴
磯崎 美穂
杉浦 慶子

須田 洵
小林 咲子
小森 あかね

開演日時(10/26〜31)
26(火)19時:A-19
27(水)19時:C-21
28(木)14時:A-19・19時:C-21
29(金)19時:A-19
30(土)13時:C-21・18時:A-19
31(日)13時:C-21

受付開始は開演の20分前。

料金:¥1,000(日時指定.自由席)

場所:円・演劇研究所1スタジオ
台東区西浅草1-2-3田原町センタービル5階
銀座線『田原町駅』より徒歩3分

以前ある企画のために書いた説明文だけど、なんとなく公開してみる。
これを見せた時のリアクションは「ふーん」でした。道のり、遠いね。

**以下本文**
【草稿】俳優教育の必要性について

**主催「**」の開催にあたり、2009年の東京における俳優教育の必要性について記します。

●演技クラス、演技ワークショップとは
演劇とは、専門の高度な技術によって作られる芸術、娯楽です。
俳優とは、演技に関する専門の技術をもった人物です。
演技クラス、演技ワークショップは、俳優の技術をより高めるために存在します。

現在の東京には、小劇場、新劇、商業演劇など、様々な分野の舞台芸術に関わる俳優がたくさんいます。また、俳優を目指す若者のための演劇学校も多数あります。

職業俳優となった後、技術を高める場所についてはどうでしょうか。数多くのワークショップが開催されるようになりました。しかし品質に関しては、レベルの高いものも、そうでもないクラスも多くあります。また開催時期に関してもまちまちで、忙しい職業俳優の必要に応じられるクラスは少なく、たまたまスケジュールが合えば幸運だという具合です。

海外では、一流と評価される俳優たちは、受賞の際、自身のアクティング・トレーナーへの感謝の言葉を口にします。それは彼らが、訓練の必要性を認識し、実際にアクティング・トレーナーの訓練を現在も受け続けているからです。

俳優には訓練の場が必要です。スポーツ選手が鍛錬を怠らないように、俳優もまた自分の技術を日々向上させるわけです。スポーツ選手にとっての試合が俳優にとっての公演であれば、試合や公演に向けての調整、訓練が必要なことはご理解いただけると思います。試合や公演でしか学べないことがあるのと同様に、基本的な技術は日々の努力によってしか得られないものなのです。優秀なスポーツ選手ほど自己管理を徹底しているように、優秀な俳優であれば自分に欠けている部分を補い、コンディションを維持するために注意を払うものです。スポーツ選手は試合での勝利のため、俳優であればより面白い公演のために。

「**」は、「**」という**の理念に基づき開催されます。「高品質」「適正価格」「継続開催」をキーワードに、演劇公演の核となる俳優がより魅力的となるためのお手伝いをいたします。


●「**」の目的
俳優の実力向上


●キーワード
「高品質」「適正価格」「継続開催」
俳優たちが、現在の俳優訓練クラスに抱える不満を解消します。

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