「ハンサム部」こと旅する演出家:黒澤世莉blog

Director Seri Kuroawa's blog / 旅する演出家 黒澤世莉のblog

March 2010

「月並みなはなし」終わって2日後かな、電話がかかってきて、体調不良の演出家の代打で演出することになりました。なんと本邦初演、バリバリのオフ・ブロードウェイ・ミュージカル。

私がミュージカルを演出することなんてもう一生ないかもしれないから、そういう意味で見逃せないです。みんな歌うまいなーと思って稽古してるんだけど、とくに武井翔子の歌はすごい。これに3,500円払ってもいい。

稽古4週間しかつきあえないけど、ミュージカルを見ている時に感じる違和感を逆手にとって、ミュージカルとは何かをきちんと捉え直してみる。がんばるよ。

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ご予約はこちら http://ticket.corich.jp/apply/19300/016/

劇団スカラベ
旗揚げ公演
『私のこの目で』
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=19300
2010.4.9(金)〜11(日)
シアターブラッツ
原題:See What I Wanna See
脚本・作詞・作曲:Michael John LaChiusa
原作:芥川龍之介
翻訳:山田宗一郎
翻訳協力:Kevin Bergman
演出:黒澤世莉(時間堂)

■日本では取り上げられにくい作品に焦点をあて、
ミュージカルの持てるリアリティを探る劇団スカラベ。

旗揚げ公演として取り上げる『私のこの目で(See What I Wanna See)』は、2005年にオフブロー
ドウェイで初演されて以来、世界各国で上演されている名作。

芥川龍之介の三つの短編、「藪の中」「袈裟と盛遠」「龍」を原作とした本作品を本邦初演。
1951年のニューヨークと中世の日本、現代のニューヨークを跳躍しながら描かれる、現実に翻弄
され、飲み込まれていく人間たち。
大正時代に芥川龍之介が鋭い目で見つめた現実の脆さ・真実の残酷さに、現代のフィルターを通
して新しい光を当てた本作は、さまざまな不安から目をそらして平成に生きる我々に強い力を持っ
て問いかけます。

演出は、人間の関係性を豊かに描き出す手腕で、柔らかかかつ力強い演劇空間を創造する、黒澤世莉(時間堂)。

■出演
上野聖太(砂岡事務所)
梶雅人
千行 星
武井翔子
山田宗一郎

■日程
4月
9日(金)14:00/19:30
10日(土)14:00/18:30
11日(日)13:00/17:30
*全席自由席
受付開始は開演の45分前、客席開場は開演の30分前です。

■会場
新宿シアターブラッツ
(新宿区新宿1−34−16 清水ビルB1)
丸ノ内線/新宿御苑前駅より徒歩3分
都営地下鉄新宿線/新宿三丁目駅より徒歩5分
各線新宿駅より徒歩15分

■チケット
前売・当日:3500円

■お申込み
090-6521-5230
sukarabe0@gmail.com
まで、お名前・人数・観劇希望日をご連絡下さい。

劇場にてお会いできますことを心よりお待ちしております。


お問い合わせ
劇団スカラベ
090-6521-5230
sukarabe0@gmail.com

とつぜん韓国に行ってきます。
メルボルンから帰ってきてから8年ぶりの海外。

インドに行こうとしたときは、ほら、パスポート見つからなくて行けなかったでしょ。

今度はちゃんとパスポトも持ったので安心です。

韓国の前情報なしで行くので、なんか面白い情報があったらおしえてくだされ。

いまんとこ、テハンノで演劇観て、路地裏の日本語通じない食堂でごはんたべる、くらいしか考えてないです。

では、いってきます。

「月並みなはなし」ご来場ありがとうございました。
ほんとうに、観てくれるみんなのおかげで、演劇が出来上がるんです。
ありがとうございます。

twitterで #tukinami 見ると感想とかいろいろ面白いかもね。

次回、時間堂は「15 Minutes Made Volume8」参加しまーす。6団体が15分の短編演劇をやるっていう、まあロックフェスとかショーケースみたいなもんだよ。面白いよ。

ワークショップ、オーディション情報3/21告知開始予定です。のんびりしていてごめんなさいよ。

日常を生きていかないとね。へへーい。

時間堂「月並みなはなし」ぶじ初日の幕が開きました。
みんなみんな、ありがとう。

終演後にポストパフォーマンストークがあります。
今日はJAXAの松本甲太郎さんが来てくださいました。このかた面白いんです。
明日は演劇ジャーナリストの徳永京子さんが来てくださいます。このかたも面白いんですよ。

半券お持ちの方は、終演後のトークだけでも聞けるので、よかったらおこしやす。です。
http://jikando.com/

さいきんはもっぱらツイッターやってるわけだけど、時間堂2009ブログの演出ノートはわりかしちゃんと書いてます。http://blog.livedoor.jp/jtc2009/archives/cat_53043.html
ネタバレは「続きを読む」をクリックしないと出ないから、興味があったら読んでみて。

明日はプレビュー公演。作品とお客さまがであって、演劇になる瞬間。ワクワクドキドキ、それに不安。でも早く明日になって欲しい。

あ、明日までに終わらせないといけない作業があることなんてっ、なんてっ。とほほ。

特別な一日なんてなくて、毎日が特別だし、また特別ではない、て思う。

同じように、特別な公演なんてないし、全部の公演が特別だし、また特別ではない、て思ってる。

でも、今回は違う。
勝負を仕掛けて、絶対勝ちにいく公演。攻めて勝ちにいく作品。

友人たちに見届けて欲しいです。私はこういうものを求めて歩いてきたし、いまひとつの地点まで来て、これからもこの道を歩いていくのだというところを。いまの姿を観てほしい。

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ご予約はこちらから http://ticket.corich.jp/apply/16352/001/

今よりすこし未来。月を目指すひとたちの、葛藤と選択の物語。
「380,000キロの恋人たち、選ばれるのは一人」

第7回杉並演劇祭 参加作品
後援 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

時間堂
『月並みなはなし』
http://blog.livedoor.jp/jtc2009/

●脚本/演出 黒澤 世莉

●会場
座・高円寺2

●日程
3月11日(木)19:30★
12日(金)19:30★
13日(土)13:00★◎/18:00★
14日(日)13:00
★ポストパフォーマンストーク
◎託児サービス

●出演
鈴木 浩司
菅野 貴夫
大川 翔子
園田 裕樹
高島 玲
百花 亜希
金子 久美
木内 コギト
原田 優理子

●チケット
3,300円 前売 / 当日
1,800円 杉並割引 / 学生割引(杉並区にお住まい又はお勤めの方と、学生の方、当日要証明持参)
全席指定

今日が最後の稽古でした。
いつもの一日。

やれることは全部やったよ。
あとはお客さまと出会うだけです。

お時間あったら観にきてください。
あなたが体験してくれて、はじめて演劇は完成します。

面白いよ。

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時間堂
月並みなはなし
脚本 / 演出 黒澤 世莉

第7回杉並演劇祭 参加作品

後援 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

[公演会場]
座・高円寺2

[公演日時]
2010年3月11日(木)〜3月14日(日)

[出演]
鈴木 浩司
菅野 貴夫

大川 翔子
園田 裕樹
高島 玲
百花 亜希
金子 久美
木内 コギト
原田 優理子


[ものがたり]
今 より少し未来の秋の昼下がり、地球の温暖化が進み、ひとが月への移民をはじめたころの話。郊外のとあるレストランの、テラスのある一室では、移民候補者た ちの残念会が催されていた。厳しい選考試験の中で最終選考まで残った優秀なひとびとだが、結果は落選。の、はずだった。けれど、管理官と呼ばれるひとの一 言によって、状況は一変する。

「欠員がでたので、一名の代表者を選んでください。制限時間は60分」

信頼しあい、助け合ってきた仲間たち。
だからこそ一人は月へと送ろうと、お互いを労りあい、傷つけあいながら話しあう。恋人たちは、月と地球の距離をおそれ、気持ちがすれ違っていく。

時間堂がお贈りする「すごい、ふつうの演劇。ふつうの、すごい演劇」

[タイムテーブル]
11日(木)19:30★
12日(金)19:30★
13日(土)13:00★◎/18:00★
14日(日)13:00

★ポストパフォーマンストーク(PPT)
11日(木)19:30 松本 甲太郎
(JAXA 月・惑星探査プログラムグループ)
12日(金)19:30 徳永 京子 (演劇ジャーナリスト)
13日(土)13:00 吉田 小夏 (青☆組主宰)
18:00 谷 賢一 (DULL COLORED POP主宰)

◎託児サービス
3月13日(土)13:00
要予約・イベント託児・マザーズ(0120-788-222)。定員になり次第締め切ります。

[チケット]
こりっちチケット
http://ticket.corich.jp/apply/16352/001/
e+
座・高円寺チケットボックス

[料金]
全席指定

3,300円 前売 / 当日
1,800円 杉並割引 / 学生割引

*こりっち / 劇団予約のみ。当日受付にて証明書をご提示ください。
座・高円寺のある杉並区にお住まい又はお勤めの方と、学生の方は、1,800円でご覧いただけます。普段あまり舞台をご覧にならない方も、この機会にお気軽にお越しください。(各種割引・クーポンは、併用できません。)

[Buy 1 Get 1 キャンペーン]
前売券を2月15日(日)までにお振込みでご購入頂いたお客様は、お値段そのままでペアチケットになります!(各公演20枚まで)。ご家族・ご友人と楽しいひと時をお過ごしください。


[スタッフ]
舞台監督: 松下 清永
舞台美術: 鎌田 朋子
照明: 工藤 雅弘
音響: 平井 隆史
衣装:juno-rii
宣伝写真: 松本 幸夫
宣伝美術: [図案]立花 和政 [ヘア・メイク]増田加奈
Web制作: 小林 タクシー
ビデオ撮影: $堂
演出助手:原田 優理子 / 元田暁子
パン:大和 みゆき
制作:佐伯 風土

[お問い合わせ]
時間堂
http://www.jikando.com

来週3月11日(木)から14日(日)上演の、時間堂「月並みなはなし」がいろんなメディアに取り上げていただいています。感謝感激でござる。

シアターガイド4月号
P111、新宿情報の巻頭にとりあげられました。

ぴあ
P104、徳永京子さんに取り上げていただきました。

wonderland
http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=1222
3人が語る「2010年3月はコレがお薦め!」にて話題になっております。

鈴木 役というのを、戯曲の中のものというよりも、ちゃんと人間としてとらえています。そこでは、憑依するとか成りきるというのではなく、どういうふうにその人物が立ち居振る舞うだろうということが考えられている。


スノッブな意識全然無いんだけど、たまに言われるんであよねえ。モテそうな演劇をつくろうとしてるのがスノッブだと思われる所以かしら。でも好意的に書いていただいてて、すごく嬉しいので、リンクぽちってください。

期待に答えるぞ。がんばるー。

謎の演劇団体「PULL」の、鳴海さん(第七劇場)がUst配信、
つまりインターネット生中継ね、
してくれた動画は、以下から観られます。PCからどうぞ。
http://www.ustream.tv/recorded/5131822

なんともはやありがたいコメントを付けて下さっている方まで。
ブロードバンドではないので、画像はさすがに難しいけど、
音は聞けますよ。

いやはやすごい時代になったものだ。

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