ハンサム部ブログ

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

February 2008

劇団朋友さんのアトリエ公演の演出をやらせていただくことになりました。
http://www.gekidanforyou.com/index2.html

2008年6月。演目は「月並みなはなし」です。

ひとの縁の不思議で初演ができて、
たくさんのひとの助けで再演ができて、
つまりは、自分以外のひとの力を借りられた結果で、お誘いを頂きました。

感謝の気持ちを忘れないように。ありがとうございます。

演劇を続けていると、たぶんなにを生業としていてもそうなんだけど、
ふと空しくなることがあって、

自分はなんのために続けているんだろうとか、
こんなことがんばってどうなるんだろうとか、
どうせ誰も評価なんかしてくれないさとか、
ねじけた考えになります。

だから、「演出家」として必要とされたことが、うれしい。

お金とか、ひとの調整とか、大変なことがたくさんあっただろうに、
リスクをとって私を呼んでくれている企画者に、ありがとうございます。

自分の力で出来る限りの協力をしたいです。

よんでくれてありがとう。楽しくがんばらずに全力でやりまーす。

昨日、次に演出する時間堂「三人姉妹」のワークインプログレスがあった。

ワークインプログレスっていうのは、創作過程の作品をみなさまに公開して、ご意見を頂いたりするっていうイベントのことです。

会場提供してくださる駒込駅前スタジオさんや、当日スタッフをしてくださる谷さん宮本さん松本さんや、観に来てくださるお客さまのおかげで、つつがなく終了しました。

演劇は一人で完結できないもので、それは全ての芸術がそうなんですけど、他者との関わりなくして完成しません。

多くのひとの手助けを経て公演を向かえるわけで、私と出演者はその意味をきちんと捉えていかないとね。

重圧にするのではなく、しっかり受け止めて、軽やかに手放す。受け入れる。全てはつながっている。

愛は行動でしめす。
感謝の気持ちは公演の質で表現するよ。
演出家ですから。

さて、きょうも楽しい演劇の時間ですよっと。

jtc17jtc17flyeromote20081016b.jpg【200802201717追記】
15日(土)14:00の回、16日(日)14:00の回が、それぞれ混み合ってきてます。ご予約はお早めに。他の日はまだまだゆったり観られますー。

【200801281647】
全然公演案内してねえや。

時間堂「三人姉妹」
公式ブログ http://blog.livedoor.jp/jtc2007/
2008年3月13日(木)から23日(日)@王子小劇場
脚本 アントン・チェーホフ / 翻訳 神西清 / 演出 黒澤世莉

こんどはロシア古典です。上演3時間です。三人のインテリ美人姉妹が、一所懸命な割にちっとも幸せにれないお話。を、軽やかな対話劇でおとどけしまーす。

現実をしっかりと受け止めて生きるって、大変だよねえ。

****

ご予約はこちらのウェブフォームから。どぞ。携帯OK。

定価は2,500円ですが、13日から16日まではシネマプライス、1,800円です。おとく。

めっきりブログの更新はサボタージュ気味です。
それは時間堂2007計画ブログに演出ノートをつけているからです。
http://blog.livedoor.jp/jtc2007/


もう日本語をちゃんと書くのが大変。最初に比べてどンどんわやくちゃになっている気がする。

的確な日本語、むずかしー。
演劇を言葉で説明すんの、むずかしー。
時間堂稽古でたことないひとに時間堂式伝えるの、むずかしー。

これ書くので1時間単位で時間が蒸発していく。

でもまあ、こういうのテキストで残しておくのには価値がありそうな気がするし、
明日の演出プランとか考えるヒントになるので、がんばるよ。

まあ、たまには読んでね。

ひとは自分を偽るためには、莫大なエネルギーを使っている。

ふつうのひとは、多かれ少なかれウソを重ねているものだ。
最初は他人を偽るためにウソをつく。
ささいなことからはじまって、だんだん大きくなっていく。
やがて自分でもウソをついているんだか本心なんだかわからなくなっていく。冗談ではない、自分で自分を偽りはじめるのだ、それも無自覚に。

そして気がつかないうちに、その状態を維持するのに莫大なエネルギーを使うようになる。莫大なエネルギーを使っていることにさえ気がつかない。ただなんとなく、生活や日常の疲れがたまるなあ、ストレスがたまるなあ、と思うくらいで。

社会で上手に折り合いを付けていくためには、ウソが必要なときもある。ただし、それが習慣になってしまうのは危険だ。ウソは麻薬のようなもので、最初は楽だが最後には自分を麻痺させる。そして、一般的に多くの現代人は自分が中毒になっていることにさえ気がつかないのだ、だってそういう人が多数派だから。多数派がふつう、通常だと思ってしまっているから。

魅力的なひとは、まず自分自身のことをよく理解している。その上で、ありのままを受け入れた上で、日々を生きている。思い通りにいかないことがあっても、自分にも他人にも優しい。自分の意見はあっても、他人にそれを強要しない。失敗もするが、誠実だ。

ウソは自覚的に使う。
無自覚に自分を偽らない。
そうすると、莫大なエネルギーが生かせるようになる。
生きるための力で、自分を守るな、他人を責めるな。

じゃあどうしたら自分に正直に生きていけるのかっていうのは、自分で考えてね。どうか自分が幸せでいられますように。有効利用してください。

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俳優業ってのは有効利用にゃいいやね。
偽るひとより、本心のひとのが100倍面白いから、わかりやすい。
チケット好評発売中でーす。せんでーん。
ご予約はこちらから。

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