ほぼ週刊ハンサム部

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

November 2007

「行動力」と「想像力」のどっちもがあると素敵な人生だなと思う。

「行動力」は、今ものごとをやる力。
「想像力」は、明日を思い描く力。

「行動力」だけだと、一生懸命やった気になって満足しちゃうけど、効率的でなかったり、あらぬ方向にがんばっていてぜんぜんハッピーになれなかったりしちゃう怖さがある。

「想像力」だけだと、考えてることや喋っていることはご立派なんだけど、で、あんたはなにしてんの、みたいな、口ばっかりでなんもしてないじゃんとか、やってはみたものの腰が引けてるじゃん、てことになる。

日々行動すること。日々想像すること。想像したことを、行動すること。

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昔の自分は「想像力」ばっかりで、それこそ口だけくんだったと思う。
今は「行動力」に偏ってしまって、色々やってはいるけどほんとにこれでいいのか不安になる、やっている自分に満足しているんじゃないかって。

思うに、ちょっと行動しすぎなんだと思う。
スケジュール帳をびっしりにしがちな人は、実は想像力が弱ってしまっていて、自分の未来をちゃんと考えられなくなってるんじゃないかな。いま自分がそうだから、そう思うんだけど。

ちゃんと明日どうしたいのか、来月なにがしたいのか、来年どうなっていたいのか、10年後どうハッピーなのか、設計図がなければ、どんなに工事をしたって住みたい間取りにはならないよね。なんかすごい部屋いっぱいあるけどドアがないみたいな。窓もないぞみたいな。

設計図だけつくって書き込みガンガンしていても、オープンキッチンだ天窓だウッドデッキだって言っても、工事しなきゃ家建たないしね。

設計図を書く。工事をする。途中でちゃんと確認して、設計図を書き直す。住みたい家も日ごとに変わる。そうしたらまた改築すればいい。

言いたいことはですね、がんばりすぎててオフの日がない人は、休めってこと。一週間とか山奥の温泉に行けってこと。なにもすることがなくて、イーってなっちゃうまでヒマしろってこと。休みすぎて不安になっちゃうまで休めよってこと。

ライフワークなら、離れたり、角度を変えたり、ひっくり返してみたり、そういう瞬間があった方が、いまより豊かに、もっと素敵になれる。

より高い次元でやり遂げたいなら、一つのことに打ち込むだけでなく、離れる勇気を持つべきだ。それができたら「人生の達人」になれるよね。

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この発想の大本は
「世界一やさしい問題解決の授業」渡辺健介/作
からきています。

11月9日金曜日、師匠や友人と大切な会合を持つ。
今週はもっぱらいろんな女子とサシで話す機会が多く。
いろんな人に心配されているのね。わたくし。
ありがたい。

生きていかないと。
変わらないと。

誤解もされる。離れていく人もいる。
怖いことだけど、受け入れていかないと。
変わらないと。

少し違うか。
変わる、というより、勇気を出していこう。
いままで怖がってがまんしていた部分を出していこう。
失敗を恐れないでやりたいようにやっていこう。

そのほうが人生楽しいよ、けっく。

本質的には何も変わっていないのにね。
素直になっただけ。やりたいことをやりたいと言うようになっただけ。

もうそういうところに来てしまったのだ。
あらがうな。うけいれろ。すべてはつながっている。

ああ、やっぱりびびるなあ。
卑屈な人間には、気高くいるのは苦しいのだよ。でもそこをがんばるのが良いはずだ、ていうかがんばりたい。

生きていかないと、ね。

わたくし主宰の次回の時間堂公演2008年3月「三人姉妹」に向けての、ワークショップとオーディションがありますよ。
今回は職業俳優のかたむけの内容です。一般の方ごめんなさい。
なかなかそこまで手が回らないのですー。

「時間堂2007計画」となうって1年間のワークショップを続けているわけですが、ここで公募オーディションをすることには理由があります。それは、これまで半年かけて育んだ俳優たちは、当然成長をしているわけですから、公募をしたって実力で役を取れると思うし、また逆に言えば、公募の人だって公平に審査した上で「時間堂2007計画」の参加者よりも優れた結果を残せれば、それは当然実力なわけで、要は本人次第と言うことです。

俳優は、選ばれたり選ばれなかったりする仕事です。
そして、それは実は演出家だって一緒です。
私とやりたくないと思った人は、悲しいけども離れてしまうし、
やりたい意欲がある人とだけ、続けていきたいと思う。
厳しいけど、事実として受け入れてやっていきたいと。

才能があるだけで演劇を離れてしまう人なんて、いくらも見てきましたから。ね。継続できる、社会人としてしっかりしてる、そういうところの方が職業人として成果が出せるんじゃないかしら。

自分ブログだと思ってポンポン話飛んでますが。

少しずつ、手伝ってくれる方が増えているのだけど、ワークショップの企画や運営って、公演よりは楽だけどそれなりにいろいろ考えなくてはいけないことが多くって、アイディアはあっても形にするのが追いつかないです。

時間堂のワークショップ運営をやってみたいって人も、いたら募集ー。

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私は愛情に囲まれて生きている。

しかしその愛情は1メートルの愛情である。

私が求めて止まないのは30センチの愛情。

てなことを言うと、1メートルの愛情の友人たちに無礼というか申し訳ないなあと思うんだけども。だって、しょうがないじゃない。感じてしまうことは止められないものねえ。

30センチの愛情が得られたら、きっと1メートルの愛情の大切さに気付くんではないかと。いやいまも気付いてますけど、それをバネにがんばれないっす、まだ。やっぱ一番基礎の部分が固まらぬと、ね。ごめんなさい。

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家族制度とかお見合いとかって、すごい合理的だなあって思う。
結局、覚悟の問題なわけです。
この人と家族になるぞとか、結婚するぞという、覚悟。
覚悟があるから、乗り越えられる。
覚悟がなければ、愛情なんて不確かなもので何十年も「旅の道連れ」を続けられない、そういうひとがいないとはいわないけど厳しいと思う。

誰でもいいんです。極端に言っちゃえば。「旅の道連れ」なんて。
自分の人生を彩るのは自分ですから。
覚悟があれば、幸せになれるし、幸せにできる、のだと思う。

たぶん。

演劇レビューサイトとしてはそうそうたる面子を揃える「wonderland」で、徳永京子さんが初寄稿されたのですが、それって時間堂「月並みなはなし」のレビューだったりするよ。公演写真ものってるよ。

徳永さんといえば演劇ライターとして方々で大活躍な方です。でも積極的に小劇場にも足を運ばれている、とっても演劇愛のある方なのですよ。

wonderlandに載ることも徳永さんに書いてもらうことも目標だったので、一気にふたつかなって嬉しかったでーす。

良かったらご一読下さい。

wonderland:時間堂「月並みなはなし」
http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=742

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