ほぼ週刊ハンサム部

Director Seri Kuroawa's blog / 演出家 黒澤世莉のブログ

April 2007

ピンポン、のような」公演も、あと12時間後の公演と17時間後の公演を残すのみとなりました。

こんかいはやたら評判がいいです。
でも、自分ではまだまだ伸びしろがあると思うのですね。

やるたびにハードルが上がっていって、
あ、こんなことは前の日記にも前の前の日記にも書いたか。

どうも考え過ぎちゃうのかしらね。
あんまり知恵が足りていないようなことを書こうかしら。

こいけけいこっていう俳優さんが出てます。
この人は美しいんですけど、超動物です。
以前は山下清扱いされていました。
いまでは動物扱いです。格下げです。

でも、本当にすごい人なんです。
誰かのために泣ける人です。
誰かのためにがんばれる人です。
だから舞台の上であんなに美しいのです。

あ、うまくいってるときはね。

今回の関係者は、誰かのために泣ける人が集まっています。

うん。
明日も前のめって行く。ごるあ。

王子小劇場で「ピンポン、のような」上演中です。
http://blog.livedoor.jp/jtc2007/
評判リンク公演概要リンク

今回は脚本家もやっているんですが、今日思ったのは
「演出とか演劇って、本当に難しいなあ」
ということです。

やればやるほど、難しくなる。
壁を越えれば、その次にまた、もっと高くて厚い壁がある感じ。

今回の作品は、自信があるのですが、
まあ毎回自信はあるんですけどね、
台詞はひとつもかわらないし、上演時間も変わらない、
ほとんど同じ上演なのに、
気に入るものと気に入らないものがあるのです。

お金を払ったお客さまも読んでいるであろうブログに
こんなことを書くのは不謹慎な気もしますが、
まあ正直が売りなので書いちゃいます。

ある程度は技術や枠組みで補える。
でも演劇の魅力はその先にある。
その先にあるものを常に捉えていたいのに、
捉えようとするとつるりと手を離れてしまう。

いやあ、なるほど、一生かかるわ、これ。
しんどいけど、充実してます。
みなさま、よい黄金週間を。
明日明後日は晴れるみたいだし、
時間があったら王子小劇場に見に来てね。

きょうは「ピンポン、のような」公演の初日でした。
http://blog.livedoor.jp/jtc2007/

メール便や電子メール、mixiで告知してたけど、考えてみれば自分のブログで告知してなかったわね。とほほ。忘れてた。

書くこともね、もう方々に書き尽くして出すもんなんかねえよ、みたいな空気になってますよ。

あ、まだ書いていないことおもいつーいた。
演劇って、総合した状態で価値が大きく変わるです。
簡単に言うと、同じような感じでも面白さ全然違うのね、ってこと。
少なくとも毎日台詞は一緒なのですよ。
でも、見える物、感じる印象は違うのですね。

結局、何が作品の質を左右しているのかと考えたときに、言葉や身体、目に見える物や耳に聞こえる物ではないなにか、なんじゃないかと思うのです。それらをヒントにして、それらでないものを判断する、というか。

楽しいけどね、しんどいですよ、品質を上げるのは。
越えるべき壁は、登れば登るほどどんどん高くなる感じ。
ま、負けないけどね。

30日までがんばってます。
演出家ってなにしてんの? って演劇をあんまり観ない方は思うと思うのですが、まあ、園芸と一緒ですよ。種撒いて水撒いて、余計な草を刈って、育ってるのを楽しむ、みたいな。自然の花も美しいけど、手を入れた方が光る花もある。

今回は作家もやってるから、ま、わかりやすく私ワールドです。
おまちしてまーす。続きを読む

mixiや他のブログばっかり書いていて最近さっぱりご無沙汰の自分ブログですが、久々にここだけに書きます。

「そもそも論」ていうことを最近はよく考えます。
たくさん考えるべきことがあると、だんだん頭がこんがらがってきます。そういうとき、「そもそも一番重要なことは何か」を考えると、うまくいきやすいということです。

当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、これが難しい。私はモノゴトを難しく考える癖がついてしまっているので、問題を無駄に複雑にしてしまいがちです。

できるだけ、単純に、シンプルにしていく。
そうすれば自ずと答えは見つかるものです。あるいは、答えとは言わないまでも、その状況の中で最善のやりかたがみえてくるというか。

演劇をつくっているととか、演技をしているととか、同じです。仕事においても日常においてもそうでしょう。
「そもそもなんで演劇やってるんだっけ」とか、
「そもそもなんでこの仕事してるんだっけ」とか、
「そもそもなんでこのプロジェクト」とか、
まあ書き始めたらきりがないです。

大きな成功、成果というのは、単純化されたそもそも一番大事なことの、たんたんとした積み重ねだと思います。いきなり全部解決しようとするのではなく、そもそもなんだ、に落とし込んで、それを繰り返すのが、結局近道なんだろうなと。

おすすめです、困ったときの「そもそも論」。

もうセリラヂオはありませんよ。
金曜日、原宿に行っても、あのドアは開いてないです。

というわけで、
遅々として進まぬ改稿作業にはいっております。

ほんとうに、ぐずぐずぐずぐず、
再演ってこんなに大変なのねえ。

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